2019年01月31日

■ゼクノーバ(ZEKNOVA) タイヤテスト第二弾!RS606 TW140 TYPE-H(ハードコンパウンド)を筑波サーキット+RX-8で全開テストしてみた!

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 ゼクノーバタイヤの購入がわかりづらいので、リンクを貼っておきます。
 ゼクノーバ販売 公式サイト

 タイヤ購入が直接サイトからも行える様になったようです。
 ゼクノーバ販売 ショッピングサイト


 昨年の12月23日のエイトリアンカップに於いて、ゼスティノの後継との異名の高い、ゼクノーバ(zeknova、ゼクノバ)タイヤのテストを実施した。

 その際は、TYPE-Sという、路面温度0℃でも食うというソフトコンパウンドのものであり、やはりグリップ走行を行うにはそのコンパウンドでは厳しく、TYPE-Hというハードなコンパウンドを再度テストさせてもらったのでそのレポートを行いたい。

 柔らかいTYPE-Sのテストレポートはこちら

 TYPE-Sの場合、街乗りもしっとりしていて乗り心地も良く、すごく柔らかい印象ではあったが、TYPE-Hはまるで別物。カチッとしていて、むしろ硬い。こんなに違うのかと思うくらい別物だ。

 なお、タイヤの見た目は全く変わらない。同じ窯でコンパウンドだけを分けて作っているとのことで、刻印なども一切無い。

 今後中古が流通した際にはこのあたり見分けは厳しいのかも?との疑問も出たが、当然そんなことは流通段階でもゼクノーバ社も考えていて、何らかの見分けの付く刻印などを準備するとのこと。現時点ではまだそれら区別のマーキングなどないが、今後は大丈夫とのことで安心して欲しいとのこと。


2019年4月27日追加情報

TYPE-SとTYPE-Hが同じR1に存在するのは良くないとのことで、ゼクノーバさんが以下のツイートをされていました。

@zeknovajapan「弊社でも間違えてはいけないので次回から現在のタイプSはrs606 R2で製造予定です。」

つまり、R1はTYPE-Hだけになり、TYPE-SはR2ということ??

@zeknovajapan「R2は製造しておりませんのでtw140のタイプSに変更予定です。」

ということらしい。なるほど!

Screenshot 2019-04-27 at 22.01.00.png



 それから話題になったラーメンマーク。
 理由はわからないが、265には付いていて、275には付いていない、という状況らしい。これもTYPE-SだからとかTYPE-Hだからとかはなさそうだ。

●筑波サーキット2000走行インプレ ゼクノーバ1本目

 この日の気温は7℃程度。10時からのコースイン。
 路面は完全なドライ。

 空気圧のターゲットを温間2.15〜2.2を目指していたため、コースイン時は2.0からスタート。計測1周目も意図的にブレーキをやや遅らせたり、1ヘアで全開コーナリングなどを試してみるが、やはりリアがブレイクしたり計測1周目から全開で行けることはない様子。

 LAP2で行ける感触だったが、他車に詰まりそうだったため一旦ピットインし、3周目からアタックを実施。

 LAP3:1.04.032
 LAP4:1.15.439(他車やり過ごしあり)
 LAP5:1.03.693
 LAP6:1.03.466

 ベストのLAP6のセクタータイムは以下
 1分3秒466[Sec1]26.081 [Sec2]26.164 [Sec3]11.221 [Topsp]165.771km/h
 ※比較用:RS606 TYPE-Sのベストタイムのセクター
 1分3秒848[Sec1]26.329 [Sec2]26.315 [Sec3]11.204 [TopSP]165.822km/h

 LAP7でアタックをしていたところ、熱ダレを感じたためアタックを終了しピットに戻る。

 エア圧はこの時点で
 左前2.45 右前2.4
 左後2.45 右後2.4

 最後のLAPがベストであったので、高いエア圧が良いのかもしれないが、敢えてLAP3は低いエア圧で行ってみることとした。

●筑波サーキット2000走行インプレ ゼクノーバ 2本目

 インターバルは20分なのでそれほど冷えないが、冷間1.8でスタートしてみることとした。

 グリップレベルがどの程度変化するか?

 走行してみると、エアが低いと少しヘアピンなどでの回頭性が落ちる様で、筑波2000だとやや厳しい感覚。高速コーナーはやや良いかもだが、トータルとして見たら、エアは上げた方が良い。

 計測1周目はやはり良い感覚ではなく、1分4秒、それから他車との間隔を見据えながらアタックを繰り返し、トータル7LAPする。

 このヒートのベストタイムは1.03.651。1本目の方が良いタイム。

 1分3秒651[Sec1]26.063 [Sec2]26.275 [Sec3]11.313 [Topsp]166.001km/h

 連続アタックができること+LAPも3秒台で安定していることからも非常にレベルの高いタイヤだと思われる。もちろん最新の他のラジアルタイヤと比較すれば、グリップレベルは最上級ではない。特にステアリングを切った最後の一拳分、ここがRE-71Rなどはついてくるが、ゼクノーバタイヤはそこまではない。

 また、やや縦のトラクションという面では国産上級タイヤよりも落ちるイメージ。が、これは本当に「やや」というレベル。

 ヘアピンなどはもしかしたら得意ではないのかもしれない。ミニコースより少し大きめの、高速コーナー主体のコースの方がより良い結果を得られるのではと思われる。

 ピットに戻ってきてからのエア圧は、
 左前2.0 右前1.95
 左後2.0 右後2.0
 という結果だった。

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 走行後のタイヤをチェックしてみるが、TYPE-Sで顕著だったブロックのヨレのようなものは一切発生しておらず、非常にキレイなトレッドパターンを維持。

 トレッドウェアが140のため、トレッドウェア200の他のタイヤよりは摩耗は早いかも知れないが、RX-8で3秒を寒い時期に叩き出せるこのタイヤ、ゼスティノの07RS亡き今、その後継として十分以上の力を発揮してくれるものは間違いない。

 特にRS606、275タイヤがラインナップされていることが大きい。
 今回のテストでは、265ではなく275でTYPE-SもTYPE-Hもテストを実施したが、やはりRX-8には275/35R18の相性は非常に良い。

 価格が数千円/本 やや高いが、275の選択肢も十分アリだなと思われる結果だった。

 現在の価格RS606 R1 H の場合、1本・税・送料込みで下記価格になっている。
 265/35R18⇒19,680円
 275/35R18⇒24,780円

 しかし、プレミアムジャパンさんではエイトリアンカップ参加者向けに特価を準備しているとのことで問い合わせて見て欲しい。結構イイ価格が出ている様子!

 今回2回に渡りタイヤテストをさせていただいたZeknova Japan 販売様には深く感謝したい。

 エイトリアンカップもTireLimitクラスが次のタイヤを探してみんなが困っている中、皆さんのタイヤ選択の参考になれば幸いだ。

 これまたユーチューバー大井さんによる、当日の模様についても収めてあるのでそちらも参考にして欲しい



 また、ゼクノーバ公式サイトにもインタビューが掲載されているので、そちらもまたどうぞ!





posted by エイトリアン at 16:01| Comment(0) | ZEKNOVA RS606他レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■[レポート] RX-8で前人未到、筑波ラジアル0秒台突入だエイト!

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 すでにtwitterなどでは報告していますが、先日1/27のエイトリアンカップに於いて、RX-8で筑波サーキットコース2000で、前人未到の0秒台を達成することができました。

 ラジアルタイヤでの0秒台を達成した後は、Sタイヤに移行すると宣言してきたこともあり、今回の結果を以て今後はSタイヤへスイッチしていくこととなります。

 ここまで至ることができたのは、本当にサポートしてくださった人たちのおかげで、感謝の言葉も尽きません。
 RE雨宮の雨サン、鍋さんは言うまでもなく、今回は仕事で来られなかったけれど、いつもサポートしてくれていた緑の彗星(?)さん、当日サポートしてくださったRGN青木さん、SHOH1さん、スポンサードしてくださったプロジェクト・ミュー様、プレミアムジャパン様、そしてスーツなどで多大なるご支援をいただいたTCR JAPAN様、それから当日応援してくださった皆さん、本当にありがとうございます。

 次はさらなる前人未到の世界、RX-8レネシスNAのままでの59秒台を狙います。正直かなり厳しい壁だとは思いますが、RX-8の新しい歴史をこれまでも刻み続けてきた自分ですので、この先も更にそれらを更新していきたいと思っております。

 さらなる応援、よろしくお願いいたします。

●当日に至るまで

 正直、自分自身の中ではラジアル0秒台、半ば諦め掛けていた。
 それは、昨年、新品のタイヤを使い、確かに少しミスはあったが、渾身のアタックで1分1秒111という結果だった。仮想ベストでは0秒台に入ってはいたが、あくまでたらればの世界だけで、ちょっと0秒台はキツそう・・そんな感覚だった。

 しかしその感覚が一気に変わったのがこの日のちょうど一週間前のzummy走行会で、中古削りのRE-05Dでなんと1秒2が出せたこと。しかもカウントされなかったLAP2のセクター1は、LAP1のセクター1よりコンマ3速かった。つまり、中古タイヤであってもきちんとまとめれば0秒台にこの日ですら入れられた可能性があった、ということが判明した。

 これには自分自身にも驚きを隠せなかった。

 それからもう毎日、ロガーや車載とにらめっこし、何が悪かったか、どうすればよかったのかを自己分析を繰り返す。

 その結果、ミスをせずきちんとクルマが行きたい方向に走らせることができれば、0秒台に入れられることは確実、という結論に至った。すなわち、タイムを出すのではなく、タイムが出ない様なコトをするな、という方向に変わった。

 そうなると、精神面でのアプローチが全然変わってくる。「やったるぞー!絶対0秒台出してやるぞ!」みたいな猪突猛進系のメンタルから、「ミスをしてはいけない、ここはこういう走りでなければいけない」という様な、減点方式のメンタルに変化していった。

 これは非常に良くない傾向。
 そして仕事の休憩時間の車載映像とかを見ていると、突然不安や期待で動悸が激しくなるなんてこともあった。

 こんな状況だと、また気合の空回りで最悪は事故の可能性もある。
 そんな風にならないように、強く自分を戒めていった。

●走行当日

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 走行当日のテンションはヤバいくらいageageだった。
 気温もすごく低く、路面状態もまさに良い状態。

 コレはいかん、コレはいかんと自戒しながら努めて抑える様にしていても、自然にテンションはあがってしまう。

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 当日のサポートはRGNの青木さんに依頼していて、青木さんからも常に「壁花火しようぜ」とか煽ってもらいながら、自分自身のテンションを落としていく様にしていった。

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 今日は新品のRE-05D。
 これまでのタイヤウォームアップとは温度、エアなどを少し変更し、走行は仮にLAP1で0秒台が出たとしても2周は必ず連続して走行しようと決めていた。

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 そしてコースイン。

 新品のタイヤはややアンダー傾向になることがあるが、RE-05Dの場合はその傾向が顔を出すことはあまりなく、むしろ素直に走行できるイメージ。

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 そして最終コーナーをキレイに走るようにし、TCRの加藤さんがインフルエンザ明けにも関わらず俺の走行動画のダメな点を指摘してくれた部分をきちんと反映する様に走行。特に1コーナーへのアプローチ、1ヘア、最終コーナーのアクセルワークや縁石の使い方などをきちんと踏まえて走行。しかし1ヘアやダンロップで細かいミスをしてしまう。が、そこまで大きなミスではない。そしてLAP1のコントロールラインを通過する。

 その瞬間、俺のラップタイマーに0秒9という数字が見えた、達成したか!?

 が、0秒9という数字、実際の計測器だと誤差で1秒台である可能性があるのと、LAP2にさらに更新できる可能性もゼロではないためそのままアタック継続。

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 S字走行の際にチラリと掲示タワーを見ると、0秒9という数字が見えた。よし!まずはLAP1が0秒台なのは確実。

 走りの感覚は悪くない、そのまま最終コーナーからコントロールラインを抜け、表示は1秒5、やはり更新できなかった。

 この瞬間、一気に嬉しさがこみ上げてくる。

 2014年に1秒台を達成したのと同じ、いやそれ以上に嬉しく激しい感情が生まれてきた。

 ピットに戻ってきたら、みんなが祝福してくれた。
 たくさんの、大勢の人たちから祝福され、自分がやってきたことは間違ってなかったんだなと痛感する。

 やっとここまできた。自らを鼓舞する目的もあり、Twitterなどで「伝説を作る」などと語っていたが、やるやる詐欺にならずに済んだのはホッとしている(笑

 セクタータイムは以下。
 [Sec1]24.925 [Sec2]25.276 [Sec3]10.763 [TopSP]167.053 = 1'00''964

 これまでのセクタータイムのベストのベストを組み合わせると以下。
 [Sec1]24.925 [Sec2]25.221 [Sec3]10.678 = 1'00''874

 正直、ラジアルタイヤで0秒台を59秒台というのは現時点では不可能。
 なので、これの更新を目指す意味はあまりない。
 0秒8でも0秒1でも同じ0秒台であり、これからコンマ数秒を刻むコストと時間を掛けるのであれば、59秒台を目指す方向にした方が良い。

 ということで、RX-8でもラジアルタイヤで0秒台が出せるんだ、ということを歴史に刻むことができたこと、とても嬉しい。

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 次なるステージは更に高い場所にある。
 なんとしても到達してみせる。

 応援・サポートしてくださった皆さん、ありがとうございました。
 エイトリアンカップサイコー!!

 なお、この日の様子は大井さんのYouTubeにも掲載されています。
 俺の車載映像編集より先にもう掲載されているので、こちらをどうぞ(笑





posted by エイトリアン at 15:01| Comment(2) | 報告・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月24日

■新年のターンパイクで記念撮影だエイトッ!

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 毎年やってる、新年のターンパイク走行&記念撮影。
 今年も1/3にやった(また前の話になっちゃうけど・・

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 途中の展望台での雰囲気良さげな写真

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 いつもの場所(お立ち台)でのいつもおんなじよーな構図になっちゃう写真

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 その他便所コーナーとか。

 にしてもやっぱり新年の箱根はいいわ。気持ちいい。
 でも融雪剤とかあったりして、ちょっと滑りそう。

 なので緩めに走行して終了。
posted by エイトリアン at 20:29| Comment(0) | 報告・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月23日

■新年1/4〜5 鈴鹿サーキットでのチャレンジクラブGPで2位入賞だエイト!

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 もうずいぶん前の話になってしまうが、鈴鹿サーキットでライセンスを持っている人が中心のタイムアタックイベント、チャレンジクラブグランプリに参戦し、クラス3R(2000cc相当・ラジアルタイヤ)で準優勝してきた。

 優勝はエリーゼのHKRさん。常連の方で、19秒を出していた。19秒か・・勝ち目ねえ(笑
 でも届かないワケでもないので、いつかこのクラスでも優勝できる様に精進していきたい。

 これらクラス3Rのリザルトは下記URLをご参照ください。
 https://www.suzukacircuit.jp/result_s/2019/other/0105_class3r.html

 このクラスは、NAだと一番の激戦区かなと思うS2000や86/BRZ、インテ、シビック、もちろんRX-8などが対象。

 昨年は正月そうそうターンパイクで軽く事故ってしまったこともあり欠場だったが、2年前にS2000のCha.さんと初めて同じゼスティノで争い、負けたという経験があったので、今年はなんとか勝てるといいなと思い、結果もきちんと出したく、前日4日のライセンス走行枠も走行し、チャレンジクラブGP当日も走行するという、なかなか気合の入ったスケジュールで参戦した。

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 前日走行で試したかったのは、バンパーを外したら良い効果が出るのか?というのが一番大きかった。
 正直バンパー外した姿はカッコいいとはお世辞にも言えない・・。が、パラシュート効果などは全くないので、この状態を確認し、今後のバンパー加工などの参考にしていこうと考えていただけに、このハイスピード+ハイテクニックコースでのテストは非常に重要だった。

 結果的に、このバンパーレス、なんら問題ないし、やはりバンパーカットは効果が高そうだという結論に至った。
 なので、あとはいかにかっこ悪くなく加工するか・・に掛かってくる(笑

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 今回の参戦にあたり、俺はホントにアタマの悪いコトをしている。
 前日の練習走行では、練習用のRE-05Dを鈴鹿にヤマト便で発送し、当日サーキットで受け取る。
 翌日の本番では、削ったRE-05Dを装着し、タイヤウォーマーも併用してアタックする、ということで、RE-05Dを2セット持ち込んでの参戦だったというワケだ。

 RE-05Dで鈴鹿まで往復するわけにもいかないので、この手法しかない、というカンジで結構めんどくさい。

 なお、帰りはいちひろさんとデンドロさんのご厚意で、練習用タイヤを持ち帰ってくれて、かついちひろさんが俺んちまで届けてくれるというハイパー手厚いサポートまでやってもらえた。あああああありがてえありがてえ。

 なお前日練習の走行は、やはりタイミングがうまく噛み合わず、ココぞ!ってところで他車につかまってしまい、24秒9という、ちょっとコレヤバいでしょタイムだった。

 ライバルS2000のCha.さんは、この日に新品のA052をおろし、なんと23秒5を出しているという・・
 えー・・・俺、とてもじゃないけど23秒5を切れる自信ないんだけど・・・・。

 てなカンジで若干凹みながら、走行を終えて宿に行く。

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 この日泊まったのは、平田町駅前ホント眼の前にあるストーリアホテル。
 駅前で飲むってんならココがサイコーじゃね?ってカンジだったが、あまりにも繁華街が近く、寝る時に外からのざわざわ音とか声とか聞こえていたので、そういうのが気になる人には全然向いていない宿かも。俺は全くそういうの気にならず、一瞬で眠りに落ちるタイプなので、安けりゃ全然アリ!

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 その後、Cha.さんのお誘いでジャンジャン焼きをS2000の皆さんと一緒に食らう。
 マジうまい。某有名な鉄板焼きの店は、ちょっと遠いし、マフラー換えてると入れないとか良い話を聞かないので行かないつもりだったが、ココでうまいジャンジャン焼き食えるなら全然アリじゃ〜ん!!

 ってコトで、エイトリアンカップ鈴鹿の後は、ココ、定番にしちゃうかも。

 この日一緒に走ったマロンハッピーさんと一緒にお酒とジャンジャン焼きを楽しむ。

 で、終わった後、明日も早いからってコトでホテルに戻り、さあ寝るかって準備万端。

 しかしココで大きな問題が。

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 寝る前にちょっとテレビをつけたら、金曜ロードショーで「風の谷のナウシカ」がやっていたんだよ。
 あ〜、駿ちゃんね〜、結構自分を偽ってる作品ね〜、あ〜ココの作画こうやってたんだよな〜とかかるーく観ているうちに、「ああ・・やっぱりこの作品はレベルが違えわ・・ああいいわ・・久石譲の音楽もええわ・・」とか作品に引きずりこまれてしまう。

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 結局コレが出るまで眠ることができず、寝たのは23:30頃だった。おいおい、明日超早く起きる予定なんですけど・・。

 で、まぁ4時30分に目覚ましを掛けて、置きて準備。
 ゲートオープンが6時っていうが、5:30に開くこともあるってことだったのでなるはやで並んでおこうということで。

 で、ホテルを出てびっくり。

 結構な雨降ってる。

 はぁ?今日雨なんて全然考えてなかったし・・マジかよ・・。

 でもまぁ、鈴鹿だとAMで雨が上がれば午後の枠でドライで走れるのは明白。それを期待して待つコトに。

 毎年このチャレンジクラブGPでは、ライーザさんが幹事になってVIPルームみたいな部屋を確保して、RX-8オーナーみんなで共有ってのをやってるので、俺も今回はそれに便乗させてもらうことに。超ありがたかったです!

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 チャレンジクラブGPでは、プロドライバーによる同乗走行ってのがあるのだが、2年前に引き続き、今年もじゃんけん大会を制し、見事獲得した!

 ターザン山田選手の同乗を、SCのFD2に乗って体験できる!すげぇ!
 なお、山田選手マジうまいし参考になりまくり。ココでこういくか?なるほど!みたいのをいっぱい感じて良い体験!

 で、1本目はスルーし、2本目の走行時間近くになると、路面は完全ドライになっている。こりゃイケるな!

 列に並び、周りの人たちとアタックタイミングを相談し、なんとなくな一体感を感じてからのタイムアタックに挑んだ。

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※写真:青パチさん

 もちろん俺は計測1周目に全力で挑む。
 が、1〜2コーナーで痛恨のシフトミス。まぁこれは最小限のミスで済んだ。あとは結構いい感じで走行し、2分23秒144と、ほぼ自己ベストの23秒123と同一タイム。おや上出来じゃない?かなり?ミスってるし。

  2'23.144 [Sec1]39.628 [Sec2]*24.089 [Sec3]*53.086 [Sec4]*26.341 [Top/SP]*199.6km/h
 2'24.365 [Sec1]*39.382 [Sec2]24.579 [Sec3]53.786 [Sec1]26.618 [Top/SP]199.2km/h

 <仮想ベスト・セクター>
 2'22.898 [Sec1]*39.382 [Sec2]*24.089 [Sec3]*53.086 [Sec4]*26.341

 お、22秒台は入れられてもおかしくなかったか。精進がたりねーな。

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 このイベントだと、こういう風にモニターへの表示と場内アナウンスなんかもあったりするので、すげぇ盛り上がるよね。
 コレ、結構鈴鹿、金掛けてると思うんだよな〜。とてもありがたい。

 ということで、非常に充実していた2日間であった。
 こういうイベントもいいよね。また来年も参戦したいところだ。

 ご一緒していただいた皆さんお疲れ様でした〜!!




posted by エイトリアン at 16:17| Comment(0) | 報告・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月22日

■1/19 zummy racingで1秒2、そして0秒台の兆しが見えたエイトッ

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 1/19に、zummyさんとこのTC2000イベントで、朝一のスーパラップを走行してきた。
 27日のエイトリアンカップでのスーパーラップの練習、という意図ではあったが、どうせ走るならちゃんと結果も出しておきたいと思い、中古ではあるがRE-05Dを前日に削って参戦した。

 もちろんスーパーラップなのでウォーマーは使用。
 一人しかいないので、作業も一人で・・。

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 実は今回、バンパーカットをしている。
 これまでエアロについてはアンパネはGTウィングでとどめていたのだが、やはりこれから先、筑波分切りをターゲットにしていこうということであれば、エアロ関連も手を出さないワケにはいかない、と考えており、まずは手始めのバンパーカットを実施した。

 このバンパーカット、かなり良かったのではないかと思っている。
 後述するが、高速コーナーが一気に速くなっている。コレは良いかも!?

 なお今回の走行、スーパーラップは7台とのことで、3台、3台、そして俺という3クラスに分けられていた。
 通常2LAPできるのがルールなのだが、ちょっとした手違いで1LAPで終わってしまった。
 中古05Dなので2LAP最後まで保つかわからなかったけど、ちょっと残念。

 結果として、中古の05Dなのに1秒2という、ほぼベストに近いタイムが出た。
 気温は8〜9℃と、決して良い状況ではなかったのに。

 セクタータイムは以下。
 [Sec1]25.319 [Sec2]25.221 [Sec3]10.678 [TopSP]167.234 = 1'01''218

 セクター3がこれまでより明らかに速い。10秒6なんてすごすぎる。
 1LAP目のセクター1はちょっとミスっているところがあったので、少し遅いのは仕方がない。

 で、昨年脅威の24秒台を出したセクター1と組み合わせると
 仮想ベスト[Sec1]24.961 [Sec2]25.221 [Sec3]10.678 = 1'00''860

 おおお・・・0秒8が出ている・・。

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※画像下部の矢印に「昨年のセクター1と」とあるが、間違いで「19日のLAP2のセクター1と」になる。

 ちなみにチェッカーが出て計測されてなかったLAP2のGPSロガーでのセクタータイムを見ると、コンマ3くらい速い。
 え?コンマ3?俺、1秒218だったよ?
 え??となると、たらればで19日の時点でもう、0秒9くらい出ていたってコト?

 ちょっとちょっとちょっとぉ。マジかよ。

 今のところ、全てがうまく回っている気がする。コレはちょっと今週末、本気で期待できる。

 伝説を作れる様に、全てをこの日に注ぎたい。

posted by エイトリアン at 12:55| Comment(0) | 報告・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月03日

■レーシングスーツ導入のススメ

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 最近、レーシングスーツについて悩むことが増えていた。
 導入すべきか否か、導入するならどんな製品が良いのか?
 値段重視なのか、良いモノを買うべきなのか?

 もちろん良いモノの方が良いのは当たり前。
 だけどレーシングスーツだって消耗品。公式戦に出るワケでもないのに、FIA公認分の費用が本当に必要なのか?

 そんな折、RE雨宮からRX-8デモカーのドライバーとして依頼された。
 ここが一つの転機だった様に感じる。
 このイベントは、映像を撮影することに加え、クラウドファンディングでお金を出したお客様に同乗してもらう、という内容だった。

 さすがに公的なドライバーとして走行させてもらうのに、つなぎでってワケもいかない。

 俺は10年前にパーティレースに出場するため、レーシングスーツを購入して持ってはいる。アルパインスターズの3レイヤー。ピチピチになったのはさておきw、なんつっても分厚くて重い。洗濯したら乾くまでに超時間かかるしめんどくさい。

 なお、来年から筑波サーキット ファミリーライセンス走行枠であっても、タイムが速いE枠では耐火性能のあるスーツが必要になっていたり、オーストラリアのWTACやATTACKの参加にはレーシングスーツが必須なことなどもあり、気軽につなぎの延長線上で着られる様なスーツがないか?と思う様になった。

 でも、どうせならRE雨宮のロゴを入れたスーツにしてみてはどうだろう?
 それ以外にも、お世話になってる人や企業などのロゴを入れるなんて。

 まず雨サンにロゴの使用許可を確認。そしたら即時快諾、OK。

 よーし、じゃあってことで、レーシングスーツならこの人だろう、と、TCR JAPANの加藤さんにまず自分の要望などを伝えてみる。

 そしたら、たくさんのアドバイスや情報をいただけた。以下に少し紹介するが、結果的にはシューズもボロくなっていたし、グローブもだいぶヤバい感じだったので、スーツ+シューズ+グローブ購入って感じで、レーシングギアをメット以外全部一新することになった。

 加藤さんから聞いたアドバイスや情報は下記のような感じ。

 俺はまずレーシングスーツを着て、夏など汗だくになった記憶が強いので、暑い3レイヤーはイヤだ、と。あと動きづらくなるのもイヤなので、2レイヤー、もしくはシングルレイヤーの軽くて薄いやつがイイ、と伝えた。そしたら、今は逆に2レイヤーの方が厚いモデルしかなく、3レイヤーのは軽さも薄さも段違いとのこと。実際に届いたスーツを見て、コレは確かに・・と強く感じた。

 この10年間の間にレーシングスーツ、かなり進化していることがわかった。実際に届いてみてわかったことが、スーツの重さは半分以下になっていてめちゃ軽いし、3レイヤーでもすげー薄い。しかもリブみたいの入っていて通気性も良い。なにこれ?って感じ。全然俺の知ってるレーシングスーツじゃない。

 また、支援してくださった人・企業のロゴって考えた時、まぁワッペンでも貼るかなと思っていた。が、ワッペンは現代のモータースポーツではもう使うことは限りなく少ないということも。FIAの公認ではワッペン、使用できる素材などの条件がかなり厳しくなってきていることもあり、現代はもうロゴはプリントするのが主流とのこと。

 そして加藤さんの話で一番大きかったのは、「エイトリアンはRX-8で憧れの存在なんだから、ちゃんとしたスーツを着てほしい」という言葉だった。俺、あんまりそういうの意識してこなかった。もちろん趣味の活動であるモータースポーツを続ける中で、速さはついてくるようになったし、イベントも10年以上続けてきているので、名前はそこそこ売れてきてるだろうなって感覚はあったけど、『憧れの存在』ということはほぼ意識したことがなかった。

 仮にそうだったとしても、レーシングスーツと関係あるの?ということも感じていた。別にスーツじゃなくたっていいじゃん、と。

 ところが、もうひとり大きな言葉をもらった人がいた。それは雨サンだ。

 「エイトリアン君もスーツ買って良かっと思うヨ。俺はずっとD1選手に、きちんとパリッとしたスーツとか着てないと、お金も出してもらえない。ちゃんとスポンサーとか付けたいならキレイな車、キレイなカッコしないとダメだよ、って言って変わっていったんだ。」

 この二人からの話を聞けたことで、今回レーシングスーツを導入したこと、強く良かったと確信している。

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 今回、スーツ導入にあたり、たくさんの企業からの支援をいただいている。
 なお、プレミアムジャパン様とプロジェクトミュー様については今月中に改めて、完成したスーツを見せてから依頼しようと思っており、現時点ではまだ敢えてロゴは入れていない。

 現時点でのスポンサー各社様は以下の通り。
 なお、ロゴはすべてプリントで実施している。洗濯でもまずかすれたりしないし、公認でもOKのお店でやってもらっているのでその点でも全く問題ない。

 RE雨宮様
 TCR JAPAN様
 SPK様
 TCL ADVANCE様
 ななこ屋様

 そして、スーツにはレーシングチームエイトリアンのロゴと緑の彗星(?)マークを入れてある。常にサポートしてくれている彗星さんのロゴだ。
 結構デカい位置に入れたので、ここは高価いぞ、と伝えてある(笑

 企業のロゴという看板を背負い、競技に参加する。結果のフィードバックまたはブランドリーチという点など、小さな貢献かもしれないけど自身の活動が誰かのメリットにつながる、というのは改めてダイナミズムを感じる活動。また、日々の活動や言動などについてもブランドイメージを毀損しないようにする、などもきちんと考える必要があり、それらも含めてモータースポーツを続ける意味、楽しみが広がったのかな、と思っている。

 雨サンからも、引き続きレース車両を作るので、出てみないか?というお誘いも受けたりもしている。

 ちなみに、レーシングギアは単なるスポンサーの看板という面だけではなく、当然、機能性も進化しているのを忘れずに伝えておきたい。

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 まずスーツは上記にも書いた様に、軽さ・薄さは進化しているし、通気性もすごく向上している。またつっぱらないようにきちんと構造が分離されていて、腕がスムーズに動く。グローブは今は革とか使ってない。なのに滑りが少なく、シフトミスもより起きづらくなっている。シューズについては軽さとソールの薄さがすんごく改善されていて、よりリニアな動作がしやすくなる。あと、紐がワンタッチで締めたり緩めたりできる機構になってるのもサイコー!

 ※車載映像だとこの上腕部分のロゴは目立つので、この部分に貼るロゴは大切らしい

 これらギアを入れたら、タイヤみたいにポーンとタイムが上がる様な代物じゃないのは言うまでもないのだが、少なくとも自分自身のドライビングスキルを余すことなく出し切れる=タイムアップが図れるということはすごく大きい。

 ほんの小さなことの積み重ねがサーキット走行で、その小さなことを決して見過ごさない、という意味でも最新のレーシングギアの活用は、フルバケシート同様、良い効果を生む道具の一つにカウントして良いだろう。

 ただ、ただ、決して安いモノではないので、これがないとサーキット走行はできない、とか、コレを入れれば絶対タイムタップするから入れた方がいいよ、みたいに誰にでもオススメするモノとは違うかな、と思っている。

 自分のモータースポーツへの関わり方へのスタイルなどで決めればいいだけ。別につなぎやスニーカーだって速く走れる人はいっぱいいるし。もちろん俺はこれまで、つなぎ+レーシンググローブ+レーシングシューズって形で走ってきて、きちんと結果も出してきたので、皆さん各自の判断で良いと思う。

 ただ実際レーシングスーツなど導入してみてどうだった?と聞かれたら、間違いなく良かった、と答えるだろう。

posted by エイトリアン at 10:09| Comment(0) | パーツ購入・投入レポート(一般) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする