2020年09月12日

■ラジエーターの重さバトル 前期純正 vs DRLラジエーター

2020_0912_radiator.jpg

 せっかく外したラジエーターがあるんならってコトで、重量を測ってみた。

 果たして前期純正ラジエーターの重さは!?

 3.6kg

 おお。結構軽い。

2020_0912_radiator02.jpg

 軽量化をうたっているDRLのラジエーターは、4.6kgとなっており、当然こちらは後期ラジエーターに合わせて厚みも10mm近く厚くしての重さなので、より冷却を求めるならこっちの方が良いってなるのかも、だ。

 ただ、もし冬場のみをターゲットとするのであれば、冷却性能は一定以上は不要であり、むしろ前期ラジエーターの方がオーバハング部の軽量化という意味では有利なのかもしれない。

 誰か、後期ラジエーターの重さ教えて下さい。

 比較表
 純正前期 厚み25mm 重さ3.6kg
 純正後期 厚み36mm 重さ??
 DRL   厚み36mm 重さ4.6kg

 水を入れることを考えると、その差は1kgよりもっと大きくなるので、後期に前期ラジエーターというのもあながちナシでもないって感じかもしれない。




posted by エイトリアン at 21:22| Comment(2) | 報告・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■RE雨宮でOH後1万キロ走行後にコンプレッション測定だエイト!

2020_0912_compression02.jpg
2020_0912_compression03.jpg

 OH後1万キロ走行だったので、コンプレッションをRE雨宮富里で測定してきた。

2020_0912_compression.jpg

 これまでの経緯と比較してみる。

OH直後
コンプレッション
F 7.8 7.3 7.3⇒3室差 0.5
R 7.6 7.6 7.7⇒3室差 0.1
前後差 0.3

1345km慣らし後
F 7.8 7.8 8.2⇒3室差 0.4
R 8.1 8.0 7.9⇒3室差 0.2
前後差 0.4

約1万キロ走行後
F 8.4 8.0 8.3⇒3室差 0.4
R 8.3 8.6 8.1⇒3室差 0.5
前後差 0.6

 だいぶ成長していていい感じ。

 サイドポート拡大チューンのエンジンはコンプレッションが出づらいと聞くが、こんくらい出てりゃまぁ十分だよナ。
 あと、250回転の圧縮に一喜一憂してもしゃーないので、成長の目安とかそんな感じで考えてる。

 とは言え、値が高いコトは嬉しいけど。

posted by エイトリアン at 21:02| Comment(0) | 〜RX-8エンジンOH そして伝説へ〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月07日

■俺カーのエアコン撤去をしない理由(ワケ)

EAASUivVUAANBZu.jpeg

 俺カーのほとんどの用途はサーキット走行で間違いない。見る人が見ればサーキット専用車だろう。だけど、俺の中では違う。愛車なんだ。いつでも一緒に走りたい愛車であって、レーシングカーやサーキット専用車ではない。

 中途半端だって思うだろう。トップを狙うと言っておきながら、やることやってないって。

 そんなコトわかってるし、言われるまでもない。

 でも、俺はRX-8というクルマが大好きで、ふらっと首都高を流したり大黒PAに行ったり、箱根ターンパイクを走ったり、そんなコトをコイツをやりたいんだ。サーキットの絶対タイムだけを目指すなら、別にRX-8じゃなくたっていいし。

 もちろん、最終的には専用車みたいになる時も来るかもしれない。でもまだやっぱり俺は、コイツと一緒にいたい。

 エアコンを撤去しないのは、ここに大きな理由がある。

 サーキットでタイムを目指す仕様になると、だんだんと快適装備が消えていくのも事実。
 足回りはやはり固くならざるを得ないし、マフラーなどの音も大きくなる。そして軽量化ということで内装がなくなり遮音性や遮熱性が犠牲になっていく。車内のノイズだってかなりのものだ。カーオーディオなんてとっくの昔になくなってる。

 だからといって、別にそんなの大して気にならない。

 だけど、エアコンがないと暑い・寒いという、愛車で過ごすのに致命的な問題がやってくる。
 特にここ最近の日本の暑さはもう、世界的にもトップクラスの酷暑だ。そんな中、エアコンレスで走行するなんて、できれば最小限でとどめたいってなるのは間違いない。

 そうなると間違いなく、「夏は乗らない」という選択肢が出てくる。

 もちろんその先にはヒーターも不要になるので、アタックシーズンは寒くて凍えるコトになる。

 その先はもう明らかだ。自走しなくなる、だ。自走しないならもうナンバーつけてる意味がないし、改造範囲も一気に拡大できる。

 それで得られるのはタイムだろうが、失うものも大きい。

 怖いがなんとなくだが、俺はそうなった俺カーを、キライになってしまうのではないか?という不安があるのだ。キライと言うのは言い過ぎかもしれないが、少なくとも愛車から別のものの何かに変わる様な。

 もうあの愛車で得られた楽しい日々は、他のクルマに求めることになる。

 すでに、エンジンをできるだけ使わない様に、みたいな感覚で、遠乗りをしたくないと思う時も出てきているのに、エアコンがなくなったらもう一気に加速する。

 俺はまだそういうことをしたくない。青臭いおセンチな話だろうが、それが俺の求めるカーライフだ。

 いつか自分で書いたこの記事を見て、「青臭かったナ」と感じるのか、それとも別の感情を思い出すのかは10年後の自分に託しておきたい。

posted by エイトリアン at 16:59| Comment(0) | 報告・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月06日

■ラジエーターファン+ラジエーター+エアコンコンデンサー交換だエイト!

2020_0906_radiator01.jpg

 先日水温がめちゃ高い!ってことでケミテックを入れて改善したが、なんかエアコンの効きも悪くなって、ガスでもなくなったかなーとか思ってたが、どうもなんかおかしい!と思って、ある時、帰りにPAでチェックしたら、案の定ファンが片一方回っていない。あ〜こりゃファン壊れたなってことで、ファン交換を決意。

 調べたら、ファン交換にはラジエーターも外さないとダメみたいで(外さないでできなくはないがかなりめんどくさい)、となるとラジエーターのホース接続部の樹脂が壊れれる可能性も高く、となるとラジエーター自体も用意しなければならない。むむむ、どうしよう。

 ファンモーターも、なにげに1個1万円くらいで、2個で2万円、ラジエーターも新品だと5万円くらい、工賃入れたらなんだかんだで10万円。むむ〜〜。

 でもどうせそこまで手入れるなら、ODULAのクーリングコンデンサーも入れたくなるし・・。そしたらまたプラス5万円。

 あうあう。
 将来、後期ラジエーターにするとか色々考えるところもあったので、まずは今、クーリングコンデンサーの効果だけを純粋に体験したい!ってことで、全部中古で揃えることにした。

 で、69000kmのラジエーター+ファンを8000円で落札。それでも俺の23万キロのより圧倒的に短距離アイテム。

2020_0906_radiator07.jpg
2020_0906_radiator10.jpg
 オークションで落札し、届いたのはコイツ。なかなかいい感じ。
 ファンに工藤さんが落書きしているが、ま、まぁいいだろう(笑

2020_0906_radiator001.jpg
 作業はRE雨宮富里で実施。ジャッキとウマで作業。

2020_0906_radiator03.jpg
2020_0906_radiator04.jpg
2020_0906_radiator05.jpg
 外した俺カーのラジエーター、エアコンコンデンサーを見て衝撃。だ、だいぶひでえ状態じゃねえか・・
 こりゃ冷えねえワケだ・・・。

2020_0906_radiator06.jpg
 で、交換するODULAのクーリングコンデンサーはコイツ。いいねいいね。
 ハーフコンデンサーっていう、いわゆる半分くらいなのかな?と思ったら、7割くらいな感じだね。
 きっと色々考えてこうなってるんだろうナ。

2020_0906_radiator08.jpg
 なお、10万キロくらい走ったラジエーターだと、ホース接続部の樹脂がポッキリ!っていうのが定番なんだけど、俺カーのラジエーター、全然そんな気配ないのよね・・。むしろまだまだ使えるくらい硬い感じ。なにこれ・・ミラクリアン!?

2020_0906_radiator09.jpg
 んで装着完了!素敵・・・。
 ラジエーターのフィンもめちゃキレイだし、こりゃ効きそう!

 早速帰りに実走。

 今日の朝、25度気温で送風のみで走行し、85〜6度くらいで巡航できた。電動ファンは半分動いてない状態で、走行風のみ。試しにヒーターをonにしたら、82〜3度くらいまではいけた。恐らくこれがRX-8の巡航時の限界なんだろう。

 で、今回の交換後どうだったか。

 気温は帰り、28度と少し高めだった。

 その状態で送風のみで走行し、結果的には同じ、85度くらいでの巡航ができる。もっと下がるかな?と思ったが、ほぼ同じ。ヒーターをonにしたところ、微妙に82度下回るかな?くらいで、ほぼ同じ。コレはもうしゃーないのかな。

 で、エアコンon時、90度で巡航できる。おおお。いいねいいね。エアコンもガンガン効くし、全く問題ない。

 高速を降りて、街乗り巡航になると、エアコンonでも88度くらいまで落ちる。そして信号待ちなどで停車するとさらに水温が落ちる。なんでだ?でも信号待ちで停車するとエアコンからの送風、冷えた風が来ない。なぜだ!

 とツイッターに書いたら、エアコンガスが少ないんでは?との指摘。

 ソレだ!

 今回エアコンコンデンサー交換で全部一旦空にしたので、エアコンガスは2.5缶くらい使うらしい。でも、0.5缶もったいないからエイトリアン、自分でできるんなら自分のヤツ使いなよってことで、その分減らしている状態だった。なので、エアコンガスちょっと足りない状態なので、信号待ちだとアクセル開度が少ないのでエアコンが効かないってだけだったと思う。あとでもう一度ココは試したい。

 ということで現状の結論としては、まず、クーリングコンデンサーとラジエーターを交換しても、巡航時の冷え方にはあまり関係がない、ということ。でも、確実に冷えているのは間違いないので、サーキット走行での全開時にどの程度まで上がるのか?などをチェックしてみたい。ケミテッククーラントと組み合わせて、果たしてどういう感じになるか。乞うご期待!!

 <まとめ>
 (1)ラジエーター:純正前期ラジエーター(CALSONIC製N3H1) 中古(ヤフオク)
 (2)ラジエーターファン:純正ファン 中古(ヤフオク)
    ※(1)+(2)で8,000円
 (3)エアコンコンデンサー:ODULA クーリングコンデンサー(新品)
 (4)クーラント:ケミテックPG55RC(前回交換したやつを再利用)