2009年10月20日

■1-4 サスペンション 〜RX-8で筑波10秒切りのために 車両の準備編〜

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 RX-8の場合、ハイパワー車ではないのでコーナーでタイムを稼ぐのが、良いタイムを出すためのセオリーだ。もちろんローパワー車でもないが・・。

 そのためのサスペンション(ここでいうサスペンションとは、バネとサス両方)は、やはり準備せざるを得ないパーツだ。ただ正直、脚周りは結構ドハマりする領域なので、あんまりチューニングとして推奨したくない。製品の数もセッティングも、ホント山ほどあるだけじゃなく、正解なんてダレも知らないという世界だからだ・・。

 イロイロやったけど、実は純正が一番だった・・なんてコトにもなりかねない、非常に怖い領域だと思う。


 しかし、さすがに10秒切りという、それなりに高い目標の達成には用意しなければならないパーツだと考える。

 ただココで誤解して欲しくないのは、冒頭で述べたコーナーでタイムを稼ぐというのは、筑波に限って言えば、全部のコーナーで、ボトムスピード(一番遅いスピード)を上げるとか、コーナリングスピードを上げるコトだと理解してしまうと、ドハマりしちゃう。

 筑波では1コーナー、S字、1ヘア、ダンロップ、80R〜170R、2ヘア、最終コーナーの8つのコーナーがあり。1コーナー、1ヘア、2ヘアはドヘアピンなので、ココは10秒切りレベルで考えるならば、カッチリ減速、コンパクトに回って立ち上がる、がキモ。ヘタにボトムスピードを上げようとして、早めのアクセルなんてやった日にゃぁ、アンダー誘発で余計にタイムが落ちてしまう。挙句の果てに、外側にタイヤ落としてスピンしてクラッシュ、なんてのも1コーナー、1ヘアあたりでは良くみる光景だ。

 もちろん!俺もやった・・・(涙

 気をつけましょうね・・・。

 コレは極論だが、これらのヘアピンは全部捨てろ!と言っても良い。
 捨てろというのは、無理するなって意味で、キッチリ減速して、無理しないで回れということなので誤解ないでくだちい。無理しないの概念は人によって違うが、マッタリ走れって意味じゃないのはわかってもらえるとは思うけど、ニュアンスが難しいなぁ・・。

 なんだヨ、そんな走りだったら別に純正脚だっていいじゃん、と思うなかれ。ココで抜けている80R〜170Rや最終コーナーの話をまだしていないから焦らないで・・。

 コーナーでタイムを稼ぐという場合の「コーナー」とは、高速コーナーを指すと理解して欲しい。ちなみに高速コーナーでタイムを稼ぐのは、筑波に限らずどのサーキットでも同じだ。

 タイムを稼ぐということはすなわち、高速コーナーで、ヘアピンでは否定したボトムスピードやコーナリングスピードを高く維持するってコトをやるのが一つ、そしてもう一つはきちんと路面にトラクションを掛けられるかというコトを高速コーナーで実践することなのだ。

 例えばダンロップをすぎてからアクセル全開ベタ踏みで80R〜170Rをクリアできるか?最終コーナーで2箇所あるクリッピングポイントをトレースすることができるか?もちろんこういった高速高速コーナーは、ハッキリ言って腕の要素がデカい。だからこそタイムに違いが現れているのだけれど、腕の不足部分をチューニングで補えるならば、タイムアップの兆しが見えてくる。

 そしてサスペンションの変更には、アライメントなどの「セッティング」が必要不可欠になってくる。吊るしでポン付けしてハイおしまい、なんてことしてたら、タイムは上がらないだろう。この辺は完全なアナログのノウハウの世界だ。10秒切りを目指す様な人は、達成後の先をも見据えているだろうから、サスペンションの選択を良い機会として、信頼できるチューナーとの出会いを求めて欲しい。

 ここは完全に私見であり、非難覚悟の言葉だとわかっていて敢えて語るが、脚のセッティングは、素人が手を出して良い世界ではないと思う。車高やアライメントは、プロに任せるべきで、DIYなんて問題外・・とまで考えている。

 が、それは個人の趣味や楽しさを見出し方にも依るので、俺の持論が何より絶対正しいとは思っていないので、あくまでイチ意見程度に参考にしてもらえればありがたい。

 また、高い脚=タイムが出せる脚ではない、という変な話がホントにあるのよね。また、タイムが出せる脚を装着=タイムが出せる、でもないのがまたキモで・・。

 すなわち、下記が必要だ。
 (1)タイムが出せる脚を
 (2)タイムが出せる装着方法で
 (3)タイムが出せるセッティングを実施


 でも、ドライバーの腕があると、(1)(2)(3)がぼろぼろでもなんとかなっちゃうんだけど、そんなプロ級の人の話は別次元なので割愛。

 そして面白い話で、(1)は実はそんなに重要じゃなかったりするというのが俺の経験。
 10秒切り程度であれば、マツダスピードの固定調脚でも十分すぎるほどだと思う。俺もマツスピ脚でずいぶんガンバった。DSC onで8秒台とか、R1Rで6秒とか。

 ちゃんとデータを持っている店や人であれば、実は足なんてなんでもいいと思ってる。要はその店や人を信頼できるかどうか、だ。

 ちなみに、10秒を切るために選ぶ店のポイントとして俺が考えているのは、以下になる。
 (1)RX-8にセットした経験があるまたはRX-8デモカーに装着してある
 (2)RX-8でのデータを持っている
 (3)自分の店でアライメントを調整できる(外注じゃない)


 脚は付けて走ってからが始まりだと言える。ハッキリ言って、店側の方もアナタの腕のレベルがわからない。だからまずはセオリー通りのセッティングを行うだろう。サーキット用だ!と伝えても、極端なセッティングは行わないはずだ。

 そして走った後、アナタがまたその店に行き、今回の走りについて報告をした際に、次のセッティングが行われるかも知れない。もしかしたら、このセッティングでその動きはおかしい。もしかしたら走りに問題があるんじゃないか?というアドバイスを受けるかもしれない。もしかしたら受けられないかも知れないが・・。

 ショップの人でも、実はサーキットを走るRX-8を診ている人はそんなに多くない。下手したら、サーキット経験すら無いなんて人もいる可能性だってある。相性ってのもあったりするので、人の紹介だからといっても、必ずしも良くない場合がある。あと、紹介されると断りづらかったりするからまたツラいよね・・。

 自分でその辺は見極めるしかない。

 また、走った後の感想や課題のフィードバックをショップに実施するってことは、自分にとってもプラスになる。例えば筑波1コーナーでアンダーが出る。それは自分の腕?それとも脚のセッティング?

 たいていは自分の腕を疑った方が良い。

 しかし、そのようにフィードバックを行うんだ、と考えながら走ることで、自分の言葉で走りを語ることができる様になる。またはその練習ができる。そしてショップから受けたアドバイスを次に生かし、なぜ今回のセッティングではこうなったのか?なぜショップはこういう提案をしたのか?を考えながら走ることで、さらに自分の腕が上がっていくという、良いスパイラルが得られるだろう。

 自分の場合も、ショップの方に何度も何度も教えてもらいながら、走りを客観的に表現できる様になったことがタイムアップに繋がっていると強く感じている。

 ということで、なんだか、サスペンションの商品や性能自体よりもチューナーとの出会いの方に重きを置いてしまった気がしないでもないが、どちらも重要だと言いたい。良い脚を買えばソレだけでイイ、みたいには考えて欲しくない。

 量販店で購入してポン付けして、安いアライメント屋で時々修正、みたいなコトやっても良いんだけど、スタート地点が同じなら、ショップと一緒に成長していこうよ、ということだ。

 その観点で、じゃぁオマエはどの脚がオススメ?どこのショップがイイんだよ?と聞かれたら、俺は迷わず言う。RE雨宮のQUANTUMとRE雨宮のナベさんだよ、と。

 理由についてはイチイチ言わない。どうせ伝わらないからめんどくさいからってのもある。とりあえず上で書いた様な出会いだったからだよ、とだけ書いておく。


次:2章 基礎練習 〜RX-8で筑波10秒切りのために〜

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posted by エイトリアン at 00:00| Comment(4) | 筑波10秒切りへの道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
準備編、俺が語ると全て覆しそうだ・・・
Posted by take0426 at 2009年10月21日 22:22
いいのいいの、自分のスタイルがあるんだったら大丈夫だぜ〜〜
Posted by エイトリアン at 2009年10月21日 22:32
あれ? 今気が付いた。。。
このリンクってカーショップナガノじゃないですか! 楽天もやってたんですね。

お値段も安く、昔メーターか何かでお世話になりましたm(_ _)m
Posted by よた at 2009年10月23日 21:11
カーショップナガノ、結構安くていいですよね。

楽天もやってるみたいです。
Posted by エイトリアン at 2009年10月23日 21:48
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