筑波サーキットTC1000でのRE-11Aテストを終えてから、敢えてそのままタイヤを履き替えずに帰宅した。
途中の高速道路を含めた公道、街乗りでの印象を確認したかったからだ。
あまりハイグリップラジアルタイヤに街乗りという要素は馴染みづらいとは思うが、BSのタイヤに興味があるという人たちは、間違いなくこういうゾーンも大切にしているはず。なので、参考になれば幸いだ。
そもそもこのタイヤは間違いなく「柔らかい」。トレッド面もそうだし、サイドウォールも柔らかい。押すとグニョグニョしている。
その時点でもうわかるが、実際に走ってみるとのり心地という面ではさすがに優秀だ。ハイグリップでも堅くないということで、ノイズは少ないしワダチにタイヤを取られる、いわゆるワンダリングも皆無。265/35R18のタイヤでコレは素晴らしい。
ただこの「柔らかい」という点は、タイヤ剛性という面ではどうなのか?少なくともRE-11Aは、タイヤ剛性を高めてヨレを少なく、というタイヤではないというのが第一回のTC1000テストでの感想だ。
俺はSタイヤの剛性の高いタイヤでの走行を好んでおり、もしその真逆にあるタイヤだとすると使いこなすのにかなり苦労しそうなのでは?と不安を感じる。Sタイヤとラジアルタイヤで乗り方もセッティングも大きく換える、というのはどっちつかずになってしまい、結局はタイム向上の足かせになるからだ。
そうならないことを強く願う。
また街乗りという面では、柔らかいタイヤの割には小さい砂とか砂利とかあまり食ったりしないのは優秀。トレッドに石とか挟まると取るのが面倒なので。逆に言えば、溝が結構大きいとも言える。特に縦溝なんてすごく太い。それが2本入っている。接地面積上、溝が多いというのはどうなのかと思うワケだが、TC1000のタイムだけ見るとそれほど悪くはなく、技術でカバーしている面が大きいのかも知れない。
ロードノイズでもう1点。
俺カーはかなりうるさい部類に入ると思うが、そのうちの30%くらいはリジッド化したパーツが共振していると推測している。このタイヤにすると、これらリジッド部分のノイズも低減されたのは驚いた。
タイヤから伝わるノイズもリジッド部分に影響しているんだなと改めて痛感。
当分はSタイヤみたいに普段はRE-11Aを履かずにサーキットで交換、という運用にするつもりではいるが、それでもやっぱりこういう風に街乗りで履くコトもある。そんな時、疲れが少ないタイヤってのはやっぱりいいね。
ちなみにV700は結構うるさい。それ以上にワンダリングは半端じゃない。街乗りで履いてるSタイヤの03Gはもっとうるさいし、245のくせにワンダリングがスゴすぎる。Z1☆はまだ街乗り経験がない。ハンコックZ222も結構うるさい。
明らかに快適性ではRE-11Aが圧倒的な優位性を持っていると言える。
街乗りでは完璧なタイヤであるRE-11Aに残された、なにより大事なパフォーマンスは、もちろん絶対的なタイムになる。ハイグリップタイヤには、ノイズも乗り心地もいらない。とにかくタイムがその価値だと俺は考える。
大好きなBSタイヤの鳴り物入りとも言えるRE-11Aには、そこを本気で期待している!!!頼むぞ!!



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