
昨日リアルテック浜ちゃんに、谷川さんによる富士ショート走行についてlineで報告してた時、「谷川さんが、エイトリアン号がなんで速いか気になってたみたいですよ」と言われたのだが、現地でそんなコト聞いてなかったので、改めてFacebookで聞いてみた。
以下その回答なのだが、自分の目指す方向が間違ってなかったと確信できて、マジ感激。
何よりも俺自身の言葉を具現化してくれた、雨宮のナベさんの腕が優れているということも評価してもらったということでもあり、かなりの自信につながった。
(俺からの「なぜ俺カーが速いのか?」という質問に対しての回答)
トータルバランスだと思います。エンジンはパワフルでしたが飛び抜けてるわけではないです。足回りのバランスが良くトラクションのかかりが良かったと思います。走り込みの多さがセッティングに活かされてるんではないでしょうか。
やはり「トラクションかッ!」と俺のこの9年のサーキット走行で得られた一つの回答は間違っていなかった。エンジンパワーが非力でも、コーナリングと立ち上がりでパワーを路面に少しでも多く伝えられれば、ハイパワー車に肉薄できるタイムで走行できる、と。もちろん富士とかみたいに高速コーナーや長い直線のあるコースだと厳しいが、筑波に至ってはトラクションは命なので、エイトでもタイムが出せる理由が明らかになっている。
あとは自分のスキルの問題だ。もっとトラクションを掛けられるスキルを得ることで、まだタイムアップの余地があるということ。空力にも手を入れ始めているし、まだ進化できそう。
それにしても、やはりQUANTUM、高いだけあって素晴らしい脚なんだナ。今まで乗ったプロで、俺カーの脚を悪く言っている人はいない。クラゴン親方も、筑波の1ヘアで縁石を乗り越えた時、路面追従性を高く評価していたし、山路さんも自分の開発した脚だってのもあるけど(笑、ダンロップのシケインでの脚の動きを高く評価してくれていた。今回も谷川さんが、路面のアンジュレーション吸収がすごくイイと評価してくれたし、マジすげぇ脚なんだなぁ、と再確認。
46万っちぅ金額はやっぱおいソレと出せないケド、頑張って買った甲斐があった・・・。
問題はただひとつ、RE雨宮ではエイトの脚、あんまり気合入れてないコトだろう・・・。コレは問題だ・・・。セッティング出しももうやってないし、ある意味俺カーのデータがセッティングデータみたいなモノか・・?
でも実際、「トラクション」って数値に出来ないし、普通の人は体感できないし、びみょ〜なトコロだから、一般ユーザからは評価されづらいよね。車高調なんで10万から100万以上までピンきりだけど、ボリュームゾーンは30万円くらい。じゃぁ10万以上高いQUANTUMとどんだけ違うのよ?っていうと、わかんないよね・・。誰だって安い方がいいんだから。
ちなみに■エイトに投入して、タイムに効果的だったパーツを発表の巻!という記事でも書いたケド、LSDの効果もトラクションという意味では絶大だ。OSのデフ、すんげぇ良いんだよね。コーナリングのどこでデフが効いているのか?効くまでの速度は?オフになる時は?というのを、俺もOSのデフにして初めて意識できる様になった(この前はマツスピ2Wayだった)。
400馬力の30%のトラクションと、200馬力の60%のトラクションは同等である、そんな風にクルマを作り上げていければいいな・・。
今回の谷川スクール、マジで料金3倍くらいの価値があった。コレ、今後もちょっと個人的にも筑波とかでもやってみたい・・。素晴らしい高クオリティで感激したッ!
それにしても河野さんセッティングのLSDとかマジずるい・・・
ぜひやりましょう。
平日のライセンス走行枠だったりすると筑波でも結構空いていたりすることがありますので、その枠の中で、セッティング出しとか追っかけとかやると、すんげぇ開眼すること間違いなしっす!
ちなみに河野さんセッティングLSDは、私もズルいと思います(笑
走ってもらったロガーデータとかお宝になるでしょうし。平日の枠、良いですね、是非!
最近の記事で、速い車ってやっぱりそれなりの理由があるんだな〜と、セッティングの重要性も改めて感じた次第です。良記事ありがとうございます!
やはりトータルバランスが速さに繋がるんだ、ってのはホント収穫です。また、自分のクルマもその方向で仕上がってるんだというのもわかったことも。
もちろん、これがすべて100点の回答ではないとは思いますが、俺みたいな素人が速く走るひとつの到達点だと言えると思います。