まず大原則として「今までのグリップの考え方と真逆にあるよ」ということだった。
例えば簡単なトコロで言えば、リアキャンバー。RX-8だと俺らは3度4度当たり前でセッティングしてるが、そのままJZX100系に適用しちゃうと、当然だけどロールした時にフンバっちゃダメ。なのでリアキャンバーは立てる方向になるとのこと。トーもリアはアウトに振っていくらしい。
でもやっぱ、ドレスアップ方向も忘れたくないので、ホントはリアキャンバーは3度とか付けていきたいんだ!!(笑
(追記)
コクピット青梅に、斎藤太吾選手の2008年のJZX100マーク2のデータが公開されていた。
www.cockpit-oume.com/d1ali.html
これによると、
◆フロント
キャスター:5度50分
キャンバー:ネガティブ4度30分
トー :0mm
◆リア
キャンバー:ネガティブ0度30分
トー :アウト2mm
となっている。フロント4度半はノーマル脚じゃ厳しいだろうが、方向性はコレが一つの解だよな。
ああ悩ましい。
でも、やはり昨日もちょいと池袋まで首都高走ったワケだが、結構ガラガラ状態で快適だったのでテストを兼ねて走ってみたが、それほど高い速度域じゃない状態で、セミウェットの路面でもコーナーの限界が低いイメージ。もちろんケツが出てるとかそういうんじゃないが、これまでRX-8で得たスピード感と極端に違うのはすぐわかる。セッティングや脚も全然違うというのを差っ引いても、やはりコーナーの限界は低いのだろう。
となると、素の状態でも限界の低いこのクルマに、さらに限界を低める様なセッティングを加えたらどうなっちゃうんだろう?と。
このマーク2は、完全な競技車両にする予定にはないので、トンガったセッティングはしないにせよ、ドリフト競技をそれなりに楽しむためにはそれなりのセッティングが必要。でもそうなると公道走行時に不安を感じてしまう可能性が高い。コレは自分が望む方向なのか?
グリップの方向性のセッティングだと、基本は公道走行でも不安を感じる様な内容にはならないため、デメリットはタイヤの内べりくらいで済むのが、ドリフトセッティングだとそうならない・・というところがホントに悩む。
どこかで覚悟しないとダメなんだろうな・・と・・。
ああ悩ましい。
でもこういうコト考えているのはホントに楽しい・・。
とりあえず現状のセッティングから少しドレスアップに振って、TC1000あたりでのグリップ走行を試してみようと思っている。そこでホントのこのクルマの限界を探ってみようかと。
そのうち、我慢ならなくなって車高調買い換えたりして(本末転倒
そんなジオメトリー取れるか知らないけど。
ロール時にキャンバー立つってしても、反対側は角度付いちゃってますよね・・
なかなか悩ましいところなのです・・