2018年12月26日
【レポート】12/25実施 第二弾 RE雨宮 RX-8 STDデモカー
8月の真夏にRE雨宮のSTDデモカーをサーキットテストを行ったが、エンジンをOHし、冬の季節に同じタイヤで同じコースであるTC1000をアタックしたので、そのレポートをしたい。
この日は、雨宮勇美列伝 映像プロジェクトの撮影のため、コース1000を貸し切っての映像撮影を実施していた。
そこにRE雨宮のRX-8デモカーのドライバーとして参加し、その中の空き時間でタイムアタックを実施。
http://rx-8.seesaa.net/article/461039426.html8月のレポートはこちら
ちなみに8月のテストの際は、43秒7が限界だった。
特に冷却系がオイルクーラーが一つしかないことから油温、それに伴い水温も非常に厳しく、今回は冬場なのでそこまでの必要性はなかったかもしれないが、きちんと追加のオイルクーラーも準備してあり対策済み。
今回実施されたエンジンOHに於いては、STDは中古ハウジングなどがRE雨宮になかったので、新品を使っているとのこと。
また、サイドポートも実験的にやや拡大してあるとのこと。
ただ、結論から言うと、OH前と比較すると明らかに高回転でのトルク追従は体感できるが、4PIであるSTDである以上、高回転域のトルクがモリモリというイメージではなく、回ってるだけ+αくらいにすぎない、というの正直な感想だ。これがサイドポート拡大の恩恵なのか、OHのためなのかは比較対照がないのでわからない。
なお当日、サスペンションも組んでトーだけを調整しただけの状態とのことで、テスト的に朝一番にアタックしたところ、アンダーがきつく43秒5。
ぜ、全然タイム伸びてない(笑
アンダー、特に出口で顕著でアクセルが踏めない。とりあえず車を目視し、とりあえず予想での車高・アライメントをこのくらいにして欲しいと依頼し、その場で対応してもらう。測定器などもないので、車高は巻数、キャンバーなどは付けられるだけマックス!(笑 というカンジで。お客様の同乗走行もしなければならないので、時間の無いなか作業してくれたバヤッシーさんに感謝。
そもそもタイヤが古いR1Rの225/40R18のため、フロントタイヤの喰いが甘いのは仕方がないので、多少の出口でのアンダーは走りでカバーしようということで、クイックに向きを変えて出口でドンッ!を心がける。また、9000RPMまで回るエンジンとは言え、上を回してもあまり意味がないことがわかったので、1コーナーはやはり3速から2速に落として走行。夏と違うのは、きちんと2速でパワーがついてくるので2コーナー途中レブるため、3速に上げる必要が出てくるのだが、この横Gめいっぱいのところでのシフトアップはちょっと難しい。こういう時、レブが9000まであるのはありがたく、結構長い時間2速ピーーーーーーで回していたので、エンジンには優しくない走りだったかも・・。
インフィールドは、LSDもないのでクイックに曲げるのは難しいので、ボトムを落とすのと、スレンダー2コーナーは、ブレーキを残してやや弱オーバーに意図的にケツを振って曲げていくイメージ。
こんな走りで出したタイムが42秒5。おお〜。
全然違う〜〜!
とりあえず、もう少しセッティングを厳密に攻めることであとコンマ1〜2秒は上がるか、という感触を得た。
また、タイヤを最近のラジアルタイヤにすれば1秒はUPし、41秒台は余裕で見えた。あとはLSDでコンマ5、デモカーなのでやらないけど軽量化でコンマ3〜5上がるので、やはり40秒台、STDでも全然見えてくる。
ということで、なかなかこのデモカー、速いぞ!って改めて理解できた。
タイムアタックをさせてくださった、RE雨宮の雨サン、皆さん、ありがとうございました。
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