2021年07月14日

■シルクロード社サスペンションをエッセに装着してみたゾ!

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 昨年購入した軽のエッセ。
 壊れないしラクチンだし全開で走れてとても楽しいクルマだってすげえ感じて、もっと軽のモータースポーツを楽しめる機会とか増やせないかな?と思うようになってきた。

 まずはどこまで楽しめるクルマで、どこで制限などが出てくるか?などを見出すために、少しずついろいろやってきた。

 もともとD-SPORT社のパーツがふんだんに投入されていたこの車なので、サスペンションももちろんD-SPORT製。大きな不満はないが、リアの車高調整機能がないのと、もう少しふんばりが効いてほしいと思い、車高調リニューアルを検討してきた。

 そこで奈良県にあるシルクロードさんの軽車両用サスペンション、RMS-Kの商品テストをさせていただけることになり、サーキットを中心としたレビューをしていく予定だ。なおシルクロードさんは、カーパーツの製造も販売もやっているアフターパーツメーカーで、よりモータースポーツを発展させたいと考えている企業だというのも非常に自分としては近しい考えでうれしい。

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 今回取付・アライメントを実施したのは、千葉県穴川にあるカーショップクリスタルさん。

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 シルクロードさんのサスペンションの実績もあるのと、軽のFFのアライメントなんて俺に全く知識がないので、いろいろと相談しながらできるところということで、プレミアムジャパンの宮本さんから紹介してもらったお店だ。

 以前にこの店に行ったことがあるが、商品在庫が半端じゃなく良いのでびっくりしたのだが、作業も丁寧で知識もある人が多いのが非常に良い。一般車両からグリップ、ドリフト車両まで何でもできるお店だと聞いて、懐広いな…って思う感じ。工賃も全然高くない。

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 仕上がった車はこんな感じ。
 えっ!?ド、ド、ドシャコタン・・!?

 これじゃサスペンションも底付きとかしてんじゃない?と思って聞いたところ、全然まだまだ余裕らしい。
 フルストロークしてバンプしたらバンプラバーにつくかもなので、そこは状況次第で考えよう、ということになった。

 なお、ちょっと前のエッセの車高はこんな感じ。

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 全然違うwww

 なお、フロントのキャンバーは4度。なかなかいいね。

 この状態で、街乗り+高速などを走行して帰宅しながらテスト走行を実施してみた。
 フロントは40段で、最大締めた状態から5段戻し。
 リアは14段で、半分の7段。

 1.バネレートがF8 kR6.5kと明らかにレートアップしたが、不快な突き上げなどなくとても快適
 2.路面のアンジュレーションを吸収する力は明らかにワンランク上。
   段差の乗り越えも非常にしなやかで、KYBサス、侮れない。
   軽で車高短にしてもこんなカンジで抑えていけるんだ、とびっくり。
   正直、ピコピコするってのも多少覚悟していただけに、まったく違っている。

   ただし軽ということもあり、車がジャンプするくらいの段差があると、それはさすがに跳ねる事になってしまう。
   これは脚がどこだろうと無理だろう
 3.高速コーナーは理想通り。車高も落ちてバネレートも上がっているのでロールが少なくなってるのも大きいし、キャンバーがついているのもあるのだろう。非常に安定してコーナリングできる。これはでかい!!!

 非常に良いね。あと不安なのが、フルストロークした状態でのステアリング操作でフェンダー巻き込みやインナーフェンダーへの干渉等。
 この辺はサーキットを走ってテストする。


 最終的にはプロドライバーにこの車両を評価してもらう予定で、それまで3〜4回程度走行とセッティング変更により、仕上げていく予定。

 ツイッターのハッシュタグ「#シルクロードサスペンションテスト企画」でも本件について、blog記事にする前の感想等、つぶやいています。

 ぜひお楽しみに!

posted by エイトリアン at 22:04| Comment(0) | シルクロードサスペンションforエッセ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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