まぁさ、オーストラリアまで俺カーを輸出して行っておいて、いまさら九州程度でガタガタ言うなんてナンセンスなのわかってるけど、それでもやっぱり九州のサーキットで走行するってのは結構ハードル高いよねって思ってた。思ってたって過去形じゃなくて、今でもそう思ってるケド(笑
ということで、その旅行記を自分メモも含めて記載しておく。
◆エイトリアンカップをオートポリスで開催?
そもそも今回九州上陸を果たしたのは、エイトリアンカップをオートポリスで開催するってコトがベースにあった。もちろんオートポリスに興味はあったけど、どうせならエイトリアンカップをやっておきたいよナって前から思っていて、特にエイトリアンカップに毎回参加してくれていた、青のおっちゃんが九州に転勤になってしまったというのも大きかった。
とは言え、正直、九州での開催はおそらく参加者が少ないだろうと想定していた。
関東のエイトリアンカップ参加者の大半は、遠征に抵抗ある方が多い傾向なので、関東以外の参加者がどの程度集まるか?がポイントだが、なかなか厳しいだろうと。
それでもやる気になったというのは、やはりオーストラリアWTACのことが大きい。
2019年に参加し、その直後に新型コロナウイルスがまん延し、イベント自体が中止に追い込まれ、今年は開催されたが、やはり日本から参加するというのはまだ難しい状況。
やれる時にやっておかなければ、サーキットイベントはいつできなくなるかわからない、それを強く感じたため、オートポリスも今のタイミングでやらなければ二度とできないだろうと考え、実施の方向で検討を開始した。
ただ、エイトリアンカップを開催してみたら、参加台数15台、とかなんてなったらさすがに寂しいので、事前にツイッターでアンケートを採ってみることとした。
アンケート結果は、概ね想定どおりの傾向。
ほぼ参加するだろうというスゴい人が10人、スケジュール次第や条件次第という方が20人。それぞれにこれまでの経験から係数を掛け、おそらく18〜9人は参加いただけると想定し、これならばアンケートに回答しなかった参加者が数名エントリーしていただけると考え、20人以上の参加者が見込めるため、実施を決定した。
ご協力いただいた皆さん本当にありがとうございました。
そして蓋を開いたらなんと、キャンセル待ちまで出る勢いの申込者があり、特に地元九州勢の方が多かったこと、それからエイトリアンカップでサーキットデビューという方も4名もいらっしゃったこと、これがとても嬉しかった。
エイトリアンカップはガチ勢のためのイベントって思われているらしい。そういう要素があるのは否定しないが、明らかにそういう勢力は少数派で、多数派は楽しんで、ついでにタイムを競いたい、という方だし、むしろエンジョイ組も多いんでは?という感触だ。表彰もあるし、レギュレーションもあるし、タイムも公開されるし、競技色を強めているのでそういう香りがしてしまうんだろうなとは思っている。
だけど、こうやってデビューの人たちも来てもらってもむしろありがたいし、そういうことを目指しているのがエイトリアンカップなんだということを、心の片隅にでも置いておいてもらえるとありがたい。
RX-8乗りの交流の場として始めたのがこのイベントのキッカケでもあるので。
◆エイトでフェリーに乗る
一番気にしていたのは、俺カーってフェリーに乗るの!?って所だった。
そんなベッタベタじゃないけど、それなりのシャコタン。めっちゃ不安だった・・。
スタッフの方に「これはちょっと・・」と言われたりしてめちゃ不安だった。
が、事前に色々動画などで見ていたので、たぶんいけると思っていた。
結果的には問題なかったんだけど、その時の動画は下記です。
乗船後はこんな感じ。
ちゃんと輪止めはしてあるけど、船が傾いたらどうなるんだろう?とか考えたが、まぁよくわかんね。
フェリーに乗ったのは、はるか昔昭和、ちっちゃい頃に北海道に行くのに乗ったのかも?ってくらいの記憶しかないので、マジで初体験ばかりでめちゃいろいろ見て回ったりして楽しんだ。
乗船時間は21時間。23:55出港で到着が21:45頃。すぐに寝るとして、起床を仮に8:30くらいと考えると、12時間以上は船の中で過ごさないとならない。東京九州フェリーにはいくつかのグレードがあり、カプセルホテルみたいなカーテンで仕切られたツーリストA、これだと、クルマ+ドライバー込みの料金で、RX-8だと片道税込み4万円。
ツーリストAのベッドはこんな感じ。
これでも良かったんだが、俺はPCで作業とかやる予定だったし、財布とか鍵とかも含めた荷物をこのベッドに放置して移動ってのはさすがにイヤだったし、ロッカー使うのもだるいってことで、ツーリストSという、鍵付きの部屋にした。この場合、+6,000円。
が、結論としては東京九州フェリーだとこのツーリストS一択だなってのが結論だった。
とにかく荷物の管理が楽。ケータイにQRコード入れておけば、ケータイさえ持っていれば船内ウロウロしてても全く問題ない。
ツーリストSはこんな部屋
狭いけど十分
部屋のエリアはこんなイメージ。
俺は一番奥の部屋にして、ドア開けて窓を眺めたりもしてた。
あ、もちろん豪華な部屋もあるのでブルジョワな人はそちらへどうぞ・・。
事前に船内の物価は地上と変わらないとわかっていたので、特に持ち込みとかしないで必要に応じて購入したりした。
が、まぁ基本ペットボトルのコーヒーを往復で3本くらい買ったのと、気まぐれで氷結とアイスクリーム買ったとかそんくらい。
やっぱお風呂はすげぇイイ。
露天で海を見ながらのコレはマジ最強
風呂の設備はこんなかんじ。
あ、バスタオルとフェイスタオルはレンタルも有料なので、自分でタオルとか持っていくのが吉です。
部屋にタオルハンガーみたいのもあって干せるから、特に困らない。
今回大活躍したのが、フォワーディングルームという、サロン?ラウンジ?みたいなところ。
PCで作業したりがめちゃ捗った。こりゃええわい!!
なお、コンセントは2箇所しかない。なので電源が必要な作業する場合は作業エリアを考える必要があるので要注意。
なおここは船首に一番近い場所なので、景色もめちゃイイ。
なんかこういうのはやっぱり船旅じゃないと味わえないよな・・とすごく満足できたぜ。
帰りは雨だったが、行きは完璧な晴れで、めっちゃ景色も良くてサイコーだった。
ということで、無事九州に到着して、ホテルに宿泊して次の日を迎えることに。
次回、オートポリス到着編をお楽しみに!!!
ラベル:オートポリス