2025年1月26日に、RX-8ワンメイクのタイムアタック走行会エイトリアンカップ100回目を記念したイベントを開催します。その名も「エイトリアンカップ&ロードスターストライク」です。
イベント公式サイト:https://8cup-rst.jimdofree.com/
イベント公式X(Twitter):https://x.com/8cuprst
RX-8だけでなく、同じマツダのスポーツカー、ロードスターも加えた形でのイベントを企画するにあたり、様々な想いを書いて見ましたので、ご一読いただけたら嬉しいです。
第0章: 100回目以降のエイトリアンカップについて
エイトリアンカップの今後についてですが、100回目で終了させる的なことも案としてお話したこともあるかもしれませんが、参加者の方や様々な方とお話する中で、開催頻度などの見直しをしながら、100回目以降も継続して開催します。
「エイトリアンカップ」というRX-8だけのワンメイクイベントとして、少なくとも2025年は4月のSUGO、5月の十勝、11月の岡山、12月の筑波という形は継続予定です。今後、RX-8でサーキット走行をするオーナーの方が激減するなどの事態が発生した場合、大きく開催数を激減させる or 終了する、というようなこともあるかもしれませんが、現時点でエイトリアンカップを終了する予定はありません。
ただし、一つの目安は2003年にRX-8が発売されてから30年が経過する2033年、もしここまでエイトリアンカップが継続していたならば、その時は大きく変化をさせることも想定しています。先のことなので誰も予想できませんが。
引き続き、RX-8を愛する人たちと楽しんでいきたいと考えております。皆さん、何卒よろしくお願いいたします。
なお、「エイトリアンカップ&ロードスターストライク」は、エイトリアンカップ100回目記念イベントです。RX-8のデモカーなども参加いただく他、ささやかな記念品も予定しております。(ロードスターストライクとして、ロードスターのデモカーなどの参戦も予定しています。)
実際には99回目ではありますが、どうしても筑波サーキットをアニバーサリーの地としたかったため、100(-1)回目、という表現で実施いたします。実際の100回目のイベントは別の会場での開催となるかと思いますが、そのイベントは通常のエイトリアンカップであり、アニバーサリー的には扱わない予定です。
エイトリアンカップを大きく育ててくれた筑波サーキット、私自身のモータースポーツのすべてと言っても良い筑波サーキット、すべての原点にあるこの筑波サーキット以外での記念イベントの開催はあり得ません。
少し分かりづらくて大変申し訳ありません。
第1章: イベントの誕生−夢の種が芽生えるまで
「エイトリアンカップ&ロードスターストライク」は、私にとって特別な意味を持つイベントです。元々、私は長年にわたってサーキット走行を楽しんできましたが、その中でもRX-8とロードスターという2つの車が持つ魅力に惹かれてきました。この2車種に限定したイベントを開催するというアイデアは、サーキット仲間たちとの会話や過去のエイトリアンカップの経験を通じて徐々に形作られたものです。
エイトリアンカップ自体は、20年間、約100回が開催され、RX-8オーナーたちの間で広く認知されているイベントです。しかし、100回目という節目を迎えるにあたって、「今までとは異なる何か特別なものを企画したい」という想いが強くなりました。それが「エイトリアンカップ&ロードスターストライク」へと発展するきっかけとなりました。
このイベントは、単にサーキットを走るだけでなく、参加者同士の交流を深め、RX-8やロードスターそのものに対する愛着や情熱を再確認できる場にしたいと考えています。RX-8とロードスターはどちらもドライバーとの一体感を重視する車であり、その特性が参加者を引き寄せ、互いに共感し合える大切な機会を提供するものだと信じています。
第2章: コンセプトの具体化−二つの魂を一つの舞台へ
※AIで作った画像です
イベントの基本コンセプトが決まった後、次に重要となったのは、どうやって具体的な形に落とし込んでいくかという部分です。最初に直面したのは、2車種限定というコンセプトをどう実現するかでした。RX-8とロードスターという異なる特性を持つ車種を、一つのイベントにどう融合させるかは大きな挑戦でした。
特に、ロードスターの参加者をどのように巻き込むかは慎重に考えなければなりませんでした。ロードスターは多くのオーナーがサーキットを楽しんでいる一方で、RX-8とは異なるファン層が存在します。そのため、どのように両者の間に共通の価値観を見出し、イベントとしての魅力を高められるかが鍵となりました。
その一環として、両車種のタイムアタックにフォーカスしつつも、交流の場を提供することが大事だと感じました。単に速さを競うだけではなく、車やチューニングに対する情熱を共有し、参加者全員が楽しめるような仕組みを考えました。また、過去のエイトリアンカップの経験から、参加者が求める「車との一体感」や「仲間との交流」という価値観を中心に据え、両車種の特性を活かせるクラス設定やイベントスケジュールを練り上げました。
第3章: サーキットと日程の確定−場所とタイミングの重要性
イベントを成功させる上で最も重要な要素の一つが、開催場所と日程の選定でした。今回は100回目のエイトリアンカップ記念イベントであり、特別な場所が必要だと感じていました。これまでのエイトリアンカップは全国各地のサーキットで開催されてきましたが、やはり原点あ「筑波サーキットコース2000」であり、ここを外すワケにはいかないだろう、と選定しました。
筑波サーキットは、エイトリアンカップだけでなく、多くのサーキット走行愛好者にとっての聖地です。特に、コース2000はタイムアタックの聖地として知られ、RX-8やロードスターのような軽量スポーツカーがその性能を最大限に発揮できる舞台でもあります。このサーキットで走ること自体が多くの参加者にとって特別な経験となるはずです。
日程については、参加者が集まりやすいタイミングを見計らい、2025年1月26日(日)を選びました。冬場のサーキット走行は、エンジンのパフォーマンスが向上しやすい気候条件でもあり、特にタイムアタックを目指す参加者にとっては好条件です。また、週末の開催にすることで、遠方からの参加者も多く集めることができると考えました。幸い、サーキット側との超世もうまくいき、この日程が確定しました。
サーキットと日程が確定したことで、いよいよイベントの詳細な準備に移ることができました。しかし、まだ多くの課題が残されていました。特に、参加者数の確保やご出展・ご協賛企業との調整、そして当日のスムーズな運営をどう実現するかという点について、慎重に計画を進める必要がありました。
第4章: 参加者の集客−デジタルマーケティングとターゲット層へのアプローチ
※AIで作った画像です
参加者の集客は、イベントの成功に向けた最大の課題の一つです。今回は、RX-8とロードスターという2車種に限定したイベントであり、その特性から参加者数が制限されるリスクもありました。しかし、それでも2車種に特化することで、より深いコミュニティを形成し、参加者同士の交流を促進できると考えました。
集客に向けては、デジタルマーケティングが中心的な役割を果たしました。特に、X(Twitter)を活用し、ターゲットとなる車愛好者層にアプローチしています。
今後、過去のイベント参加者の声や、車の魅力を伝える投稿を通じて、フォロワーの関心を引く活動を実施します。また、参加者が自分の車を紹介する機会を提供する予定で、参加を検討している方のモチベーションを高める工夫をして参ります。
参加者自身がSNSを通じてイベントの宣伝を行う形となり、自然な形でイベントの認知度拡大を狙います。
第6章: イベントの構成とスケジュール−タイムアタックと交流を融合させる
※AIで作った画像です
イベント当日のスケジュールについても、詳細な計画が進められています。エイトリアンカップ&ロードスターストライクは、単なるサーキット走行会ではなく、参加者同士の交流や、協賛企業との接点を深めるための要素も取り入れています。そのため、タイムアタックの競技部分だけでなく、さまざまな企画を通じて参加者が一日を楽しめるような内容が計画されています。
※出展企業エリアは終日オープンしています
まず、午前中はNR-Aのタイムアタック、スーパーラップ及びエイトリアンカップのタイムアタックが中心となります。昼からロードスターのタイムアタックとなります。RX-8とロードスターそれぞれが自分の限界に挑み、ベストタイムを狙う場面が繰り広げられます。特に、RX-8のドライバーたちは、エイトリアンカップの過去の記録を意識し、自己ベストを更新することに熱意を燃やしています。一方で今回新たに加わるロードスターの参加者の皆さんは、その軽快な走行性能を駆使し、どこまでタイムを縮められるかに挑戦します。
コース以外では、協賛企業やチューニングショップによる出展ブースを巡る時間が設けられます。ここでは、最新のチューニングパーツやアクセサリーが展示され、参加者や観客が興味深く見入る姿が想定されています。また、デモ走行やトークショーといった企画も予定されており、参加者や観客にとっても楽しみの一つです。特に、パーツメーカーやチューニングショップとの交流が深まることで、参加者は自分の車に対する新たなアイデアを得ることができるでしょう。
第7章: イベントの準備と課題−未来への展望を見据えて
イベント開催に向けて、現在も着々と準備が進んでいます。しかし、大規模なイベントを成功させるためには、まだ多くの課題が残っています。特に、当日の天候や参加者の安全管理、スムーズな運営体制を確保するために、細部にわたる計画が必要です。
まず、参加者の安全を最優先に考え、サーキット走行におけるリスク管理を徹底しています。サーキットは高速度で走行する場であるため、万が一の事故に備える体制を整えることが不可欠です。そのため、当日は医療スタッフの準備も計画しており、万全の安全管理体制を敷いています。また、事前に参加者全員に走行ルールや安全対策を周知し、危険行為の防止に努めています。
参加車両のレギュレーションについても、これまでのエイトリアンカップのルールを踏襲した形での基準を策定しました。
特に軽量化を優先し過度に安全面を犠牲にするチューニングはNGとしています。
ロードスターはオープンカーであるため、RX-8とはまた異なるレギュレーションが必要であり、関係者との意見交換を実施しました。これらはまだ過渡期であり、今後も発展させていく予定です。
さらに、当日の天候にも注意が必要です。特に冬場の筑波サーキットは、路面温度も低く、アウトラップからのタイヤウォーミングなどが重要となってきます。
また、イベント当日の運営を円滑に進めるため、多くのスタッフの協力を予定しております。受付や車検、タイム計測など、多岐にわたる業務を分担し、スムーズに進行できるように準備が進められています。スタッフの協力なしには、これほど大規模なイベントの運営は難しいため、彼らのサポートに感謝しつつ、最高のイベントを目指しています。
第8章: 未来への展望−エイトリアンカップのさらなる発展
エイトリアンカップ&ロードスターストライクは、その第一回目を2025年1月26日に開催予定ですが、このイベントが成功すれば、さらに大きな規模へと成長させたいと考えています。今回のイベントを通じて、RX-8とロードスターのオーナーたちが一堂に会し、互いに切磋琢磨する場が提供できることは非常に意義深いものです。しかし、このイベントはまだ始まりに過ぎません。
今後は、会場を更に展開していく計画があります。マツダが誇るスポーツカーの魅力を広く伝えることで、モータースポーツの楽しさをさらに多くの人々に知ってもらいたいという願いがあります。今回のエイトリアンカップ&ロードスターストライクが、その第一歩となることでしょう。
また、サーキット走行という特別な体験をより多くの人々に提供するため、初心者向けの走行会や、家族で楽しめるイベントなど、多様な企画を考えています。これにより、モータースポーツの敷居を下げ、より多くの人々にその楽しさを知ってもらうことができれば、私たちの活動がさらに広がっていくはずです。
このように、エイトリアンカップ&ロードスターストライクは、単なる一日限りのイベントではなく、未来への大きな可能性を秘めたプロジェクトです。2025年1月26日、筑波サーキットでの成功を皮切りに、さらに多くの車愛好者たちが集い、モータースポーツの魅力を共有する場を提供していきたいと考えています。
2024年10月24日
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