2017年11月26日

■富士スピードウェイでゼスティノラジアルで2分切り、しかも59秒フラットだエイト!

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 すでに速報などはtwitterなどで出しているのでアレだけど、トップラジアルではないゼスティノGredge 07RSの265/35R18で富士スピードウェイの2分切り、それも1分59秒032と、59秒フラットを出すことができた!

 こいつはすげえ・・。

 265/35R18で4本8万円くらいで購入できるラジアルタイヤでここまでのタイムが出せるってなると、かなり十分・・・と言えるよな。BS派の俺もちょっとグラグラ来ちゃうぜ。

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 この日のトップスピードは227km/hという、今までにない速度。
 あれれ?富士到着した時は寒くてこりゃいける〜!って思ってたのに、走行開始直前くらいから日差しが強くなって、あちぃなこりゃって思うくらいだったのに?あれれ?

 単なる気温だけじゃなく、気圧とかその辺も影響するんだろうけど、とにかくこの日は226km/hが続出していたり、11/11走行の時が222km/hくらいだったことを考えると、5〜6km/hくらい伸びたことになる。

 この世界の5km/hってマジ半端ねえんだぜ?マジありえなーくらい。
 どんだけ調子サイコーだったかってのがわかる。

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 ま、227km/h出た時は前に良い感じにポルシェがいてくれて、しかもコントロールラインを超えたら避けてくれるという、奇跡的な対応をしてもらったのが大きいケド。ありがとうございま〜す!

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 で、この日は新品のゼスティノタイヤを富士でおろした。
 今年の初め、鈴鹿でゼスティノをおろした時は、熱が入りづらいという感覚を持ったのだが、実はコレって正しくなかったのかもしれない。今回も確かに熱の入りは良いとは言いづらい状態だったが、それよりもいわゆる「皮むき」みたいな状態がこのタイヤは必要なのかも。

 2016年製造のモデルなので、タイヤの組み付け時にタイヤワックスがにじみて出くるという状態だったこともあり、タイヤ表面をある程度削らないとだめってコトかも。正直、アウトラップ2周目でストレートの止まらなさは半端なかった。もちろん速度が伸びていたってのもあるけど、それだけじゃない止まらなさだった。その後のコカ・コーラなども不安が残っていたし、最低3周は必要という感じ。

 これからゼスティノ新品を下ろすという方は、日本のフラッグシップハイグリップと異なり、新品一発目からサイコー!とは違う感じなのでご注意を。

 あと、twitterでは縦のグリップが弱い、と書いたケドそれも嘘だったナ。
 そりゃ速度が5km/hも違ったら、同じポイントでブレーキングしたって止まるわきゃーねーんだよ。コレに気付かず、「なんだよ縦グリップ落ちてんのか!?」と誤解しちゃってすみません。

 なお翌週の岡山にはこのタイヤを履いて行く予定なのでタイヤを外してチェックをしていないが、タイヤのセクターギャップのオーバーフローは目視した限り、概ね消えていた感じ。溝の部分は当然残っていたケド、トレッド面については想定どおりなんの心配もいらない感じだった。コンテナの調整など、このあたりのノウハウ、やっぱり一朝一夕には身につかない、そんなところか。

 それにしても、マジすばらしい結果で大満足。

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 RE雨宮の鍋さんにお願いし、実はバネレートをフロントを16k→18kにしたのと、アライメントを取ってもらったところもドンピシャだった。さすがすぎるぜ。フロントのバネレートアップは、今までもスタビを「強」にしていたので概ね似た様なシミュレーションだったので違和感なく走ることができていた。

 想像より悪くないので、20kgにしても良かったかな?ってところだ。

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※青がRE-71R(2015年)。71Rのトップスピードは222km/h

 それにしてもRE-71Rの自己ベストが58秒3だから、コンマ7しか違わない。マジかよ・・。
 A052でなんとかうまくまとめて、56秒台、今シーズンは入れておきたいところだ。

 やったるで〜!!


posted by エイトリアン at 20:19| Comment(0) | ゼスティノ07RSレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月11日

■ゼスティノGredge07RSレポート サーキット5回走行後のタイヤ摩耗状態(2017/6/10) 筑波サーキットコース2000走行終了時点

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 サーキット5回目になるね。
 グリップの落ち込みを感じる前に、タレてきてしまい、真夏にはかなりキツ目だなというのはわかる。まぁソレはどのタイヤでも同じだろうけど。

 アウトラップ2周目からいきなりアタックはできる。が、縦グリップが少し足りない。
 1コーナーで突っ込みすぎみたいにオーバランしそうになるコトもあり、71Rとはココが大幅に違うポイント。

 エア圧は1.6スタート。走行終了後2.1〜2になっていた。狙い通りばっちり。
 ただ、アウトラップ2周目にターゲット絞るなら、1.7〜8あたりの方が良いかも。

 あと、最終コーナーでフロントが最初に逃げていった。恐らく左フロントがオーバーヒート状態に突入しつつあったのかも。何にせよ、ちょい熱には弱めなのかも。
 高速コーナーみたいな横グリップが必要な時が向いていて、ヘアピンなどで2速まで落として立ち上がる、みたいな走りをする時にはちょい縦トラクションも弱いかな?と感じるコトも。

 以下は走行終了後のタイヤの状態。かなりキレイだな。

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左前、FLタイヤ

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左後ろ、RLタイヤ

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右前、FRタイヤ

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右後ろ RRタイヤ

 ということで、ゼスティノ、絶対的には性能はそれほど、という感じかな。71Rよりちょい遅めだけど、練習用途やタイヤを使いこなせる自信がない人には最適、そんな感じだ。


posted by エイトリアン at 23:41| Comment(0) | ゼスティノ07RSレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月22日

■ゼスティノGredge07RSレポート サーキット4回走行後のタイヤ摩耗状態(2017/5/21) 筑波サーキットコース1000走行終了時点

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 ゼスティノを履いてサーキットアタックを数回実施してきたが、このタイヤ、かなり良さげだとわかってきたので改めてカテゴリも「07RSレポート」として設けて、しばらく自分備忘録的なモノも含めて記述していきたい。

 サーキット4回とあるが、初回が鈴鹿サーキット 30分2回、2回目がSUGOへの街乗り往復約1000km+SUGO 30分2本、勉強会でのTC1000 12分走行×3〜4回、その他街乗りターンパイクなどちょこちょこって感じなので、俺が従来他のタイヤで実施している「1回」とはだいぶ趣を異にする、というのは記載しておきたい。

 ちなみに街乗り、長距離も含め結構やっていたこともあり、やはりキャンバートーイン結構ついてる車両だと、片減り傾向が強かった。なので、街乗り兼用もできなくはないが、07RSは街乗りサーキット兼用履きっぱというのであれば、アライメントのセッティングも少し街乗り兼用にするか、安いのである程度の減りは許容する、ということが大事かも。この辺はトレッドウェア140という点、仕方がないポイントかも。

 参考までに、5/21のTC1000走行前に裏組を実施してある。

 この日の気温は25度程度。朝イチ8時の枠ですらかなり暑い状態、10:00の枠も激アツ。こんな状態だと、少し温まりが遅いと言われるゼスティノでも余裕で一発目からグリップする。

 が、裏組した直後のせいもあり、ブレーキング時の縦のグリップが少し弱く、走行でミスを何回かしてしまった。特に1コーナーでのブレーキング、ここなら一発目のクリップ行ける!と思ったブレーキングで外すことが何回かあった(俺は1コーナーも縁石をナメる走行タイプ)。ただそれ以外は、摩耗もそれほど極端でなかったこともあり、裏組したからといって極端な挙動にはならなかった。

 走行開始時のエア圧は1.7。温間2.1程度が良さげなので、そこを狙う。

 2本目走行は、ケツがニュルッと行く感覚が早い段階で発生。やはりこの気温路温だと少しタレてくるか?という感じ。たださすがドリフト出身のタイヤ。スパーンとヌケずにニュルっとなるので余裕で修正ができるのはデカい。

 ベストは1本目が40秒09で2本目が40秒24。タイム出しを狙っていたわけではないが、一つの目安とはなるかなと。

 正直、BSの71Rとほぼほぼ近いタイムが出せるのは驚きでしかない。今回も、前回の勉強会同様、仮に俺の記憶する71Rならコンマ2〜3程度速く走れたかな?という感触(同時期に比較してないので、私見が入っているのはご容赦ください)。それから何よりもサーキットで一度熱を入れて、後日走ってもタイムの落ち込みがそれほど大きくないというのは、新品一発目だけが良くて後は話にならない、みたいなタイヤとは全く違うのが恐ろしい。市場価格で8万円くらい?でここまでの性能があるのであれば、正直普通の人にはかなりなオススメタイヤでしかない・・。BS派の俺にここまで言わせるとは・・。

 BSタイヤは新品投入して熱を入れたあとも、ずっとグリップが緩やかに落ちていくよーなカンジが傾向。ゼスティノの07RSは、そこもBSっぽいので気に入っている理由。
 セッティングも、07RSは71Rの方向性にあるカンジなので、07RSでセッティング出しておけばほぼ問題ないんじゃない?といえる。

 71R→新品から3回目くらいまではすげえグリップ。そのあとは少し落ちて1年間くらいかけてゆるやかに落ち込んでいくイメージ
 05D→新品は劇的なグリップ、その後は少し落ち込むがそれからは一定レベルをキープしながら少し早めにグリップレベルが落ちていくイメージ。

 もちろん新品一発だけあれば良い、という時もある。ココ一発だけ決めればもういい、みたいな。A050のGSを求めるような時。だけど、ラジアルタイヤはやっぱりそこそこ長い期間使うモノだから、ある程度の寿命は欲しい。

 その意味では、ゼスティノの07RSは少なくとも昨日までは十分な性能を維持してくれていて、かなり良い。BS派の俺からすると、半額近い価格でコレってのはなんか悔しい(笑

 あ、俺のゼスティノ07RSは決してスペコンなんかじゃなく普通に買ったモノ。ただ、BSの71Rでまことしやかに言われた超ガセな「初期ロット」に相当する時期のモノになる(笑

 あとはタイヤ4本それぞれの磨耗状況は以下。

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FL 左前

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RL 左後ろ

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FR 右前

2017_0521_07RS_RR.jpg
RR 右後ろ

 参考にしてください。

posted by エイトリアン at 06:41| Comment(0) | ゼスティノ07RSレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする