RX-8は、ノーマルでもブレーキがフェードしたりぶっ壊れたりする様なヤワなクルマじゃなく、モータースポーツを最低限楽しめる仕様に仕上がっている。しかし、サーキットを走るとついつい熱くなっちゃって、走っているうちに気がついたら「楽しさ」→「気合」に移行していることもあるだろう。なので、まずは多い周回に耐えられるクルマに仕上げておくことが大事だ。
そしてさらに、タイムを出すには、クルマの性能にはドライバーよりちょっと上の余裕があった方がある程度の無茶は許容してくれる。ノーマルで運転した方が動きがわかって良いという考え方も俺は支持するけど、我々みたいな素人ドライバーは、やっぱりタイムが上がった方がモチベーションが上がる。そういう意味でも、ハイチューンド!みたいな仕様は必要ないけど、ソコソコチューンはしておいた方がいいんじゃないの?というのが俺の考えだ。
良く「パーツより走りに金を掛けろ」と言うケド、やっぱりやる以上は楽しくないと続かない。趣味なんだし。そういう意味では、ある程度のタイムが出しやすい環境(車)を作っておく方が「俺ってもしかしてうまいかも?」という勘違いがモチベーションとなって楽しくなってくるコトが多い、というのが俺を含む、今まで見てきたRX-8オーナーの傾向だ。
ちなみに車のチューニングは、自分なりにできるだけお金を掛けない方法を見つけておくのが良いだろう。モータースポーツは、気がついたらすぐに金がどんどん消えていく。どこまで掛けたら速くなる、というセオリーもないし、ライバルが投入したパーツはつい入れたくなっちゃう、ショップで「速くなるぜー」と薦められるなどなど、誘惑はいっぱい。
俺の場合は、必要に応じて中古パーツを使う、というのがある。本来はタブーっぽいのだが、中古でも大丈夫なパーツは安く入手してDIYってのもアリだと思う。それ以外には、ある程度記録を出せる様になってからだと、スカラシップという手もある。そのパーツを使って記録を残せたら記録に応じてそこの商品がもらえる、とかだ。
お金があれば全部フルチューンに越したことはないが、やはり「パーツより走りに金を掛けろ」が上達の早道には変わりがない。なので、パーツに掛ける金はある程度で抑え、走る費用にできるだけ回しながら、必要に応じてパーツを追加していく、というのが無難な道だろう。ただしこのやり方を実行したとしても、最終的にはすんげぇ金を掛けるコトになってしまうのだが・・・・。
なお、俺が考える10秒切りに最低必要なアイテム&優先順位
1位:ハイグリップタイヤ(必須)
2位:ブレーキパッド
3位:管理用メーター
4位:サスペンション
それぞれについて次以降で詳しく述べてみたい。
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posted by エイトリアン at 00:00|
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筑波10秒切りへの道
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