2025年01月03日
走り続ける者たちの2025年
新春、まだ空気の冷たさが肌に触れる朝、静まり返ったガレージに響くロータリーエンジンの音が新しい年の始まりを告げる
その低く力強い鼓動は、まるで挑戦の序曲のように響き渡る──2025年、すべてが動き出した
筑波サーキット、いつものコース、いつものコーナー
だが、路面のわずかな変化や風のささやきが新たなドラマを生む
今年の目標は58秒台
気温や気圧、風の抵抗さえ味方に変え、限界のさらに先を見据える
その瞬間、時が止まり、魂が叫ぶ
すべてが一つになるあの感覚を目指して
十勝スピードウェイ、果てしなく広がる空とストレート
去年のガス欠、悔しさを噛みしめたあの日
だが、それもまた物語の一部
今年こそ、1分27秒台を掴み取る
風景が流れる中、目指すのはただひとつ
速度ではなく、心の中の静寂を手に入れるために
オートポリス、山々の影に包まれるテクニカルなコース
2分0秒台の壁は高く、険しい──だが、挑む価値がある
その先に待つのは、新しい自分
タイムの向こう側に広がる未踏の領域を目指して
1月26日、第一回エイトリアンカップ&ロードスターストライク
車と人が紡ぐ物語が交差する日
このイベントは単なる競技会ではない
仲間たちと共に未来を描くための一歩
今年の最大の挑戦
そして、最も大切な目標
ふと、心が問いかける──今進んでいる道は正しいのか?
答えはすでにある
進むべき道は、ロータリーエンジンの鼓動が教えてくれる、路面に刻むタイヤの跡が示してくれる
それが、正しい道かどうかを問う必要などない
道は続く──どこまでも
幼い頃、胸の奥に抱いていた夢がよみがえる
風を切る喜び、限界を超える興奮
それは、今も心の中で消えることなく燃え続けている
挑戦の果てにある景色──そこには、言葉では表せない何かがある
絆、努力、そして何よりも走ることの歓び
そのすべてが人生の一部として刻まれる
2025年──駆け抜け続ける者たちにとって、ゴールはない
ただ、走り続ける限り、新たな未来が広がり続ける
その一歩一歩が生み出す軌跡こそが、誰かの明日への希望となる
そう、すべてを照らし出しながら──
2024年12月31日
エイトリアンの2024年:白煙の向こうに見たもの
走るということ、それはハイグリップタイヤが路面を掴み、エンジンが叫び声を上げ、風が耳元を突き抜ける感覚
ただ速さを追うだけではない──そこには、僕自身を試し続ける『意味』がある
2024年もまた、僕はその答えを求めて走り続けた
筑波のスリックタイヤで刻んだ58秒台
TC1000での37秒4
手にしたはずの結果が「もっと」を求める執念に変わる瞬間だ
鈴鹿ではガス欠症状に泣かされ、富士の走行会では目標タイムに至らない悔しさが胸を焼いた
何度も壁にぶつかりながら、それでもアクセルを離すことはなかった
僕にとって走ることは挑戦そのものであり、諦めることは大げさに言えば、死と同義だ
北海道は十勝の大地で迎えたエイトリアンカップでは、クラブマンコースで29秒フラット、Jrで49秒台、そして苫小牧で食べた海鮮丼、どれも僕の中に刻まれた鮮烈な記憶だ
けれど、心のどこかで「次はどんな走りをする?」という声が常に響いていた
伏見稲荷で誰もいない千本鳥居の静けさに包まれても、その問いだけは消えなかった
僕と愛車との関係は決して平坦ではなかった
マフラーからグラスウールが飛び出し、エアコンが冷風を失い、エンジンは白煙を上げている
それでも、原因を探り続けながら僕は可能性を信じた
走り続けることでしか見えない景色があるからだ──
二度と走ることができなくなる青森スピードバーク、ここを走ることにも僕は強い意味を見出す
かつて仙台ハイランドを失った時に感じた、あの喪失感を二度と味わいたくない、それだけを考えていた
そしてタイヤを削るマシーンに興奮し、愛車の調子を取り戻す一瞬一瞬に、僕は確かな手応えを感じる
オートポリスでの2分2秒台や筑波の最終戦でギリギリ59秒を切ったときの感覚
不調なエンジンを抱えながらも、僕と愛車はその瞬間にすべてを懸けていた
完璧ではない。それでも走る価値がある──そう思えた
この一年、僕が手にしたものはタイムや記録だけじゃない
VALINOタイヤのテストで見えた新たな可能性、走行会で交わした仲間との笑顔、遠征先の各地で触れた静寂──それらすべてが、僕の走りを支える「意味」を形作っていた
まだ白煙を吐き続けるエンジンと共に歩む、ゴールの見えない道
それでも僕は信じている
アクセルを踏み続けるその先に、まだ見ぬ景色があると──
それはタイムという数字ではなく、もっと深く、もっと大切なものだ
果てなき道は恐ろしい、でも、その先の可能性が僕を駆り立てる
──2024年が終わり、振り返る間もなく、僕はまた次の走りに向けて準備を始めている
愛車が鼓動を止めるその日まで、僕は進む、アクセルを踏む
それが僕の選んだ道であり、見たい景色がある限り、物語はまだ終わらない
2024年12月16日
■エイトリアンカップの2クラス、Absolute・Enjoy〜絶対と楽しさのはざまで〜
──サーキットとは、不思議な場所だ
そこに一歩足を踏み入れると、日常が遠ざかり、異世界の風景に引き込まれる。冷え切った冬の朝、冷え切ったパドックに差し込む光は柔らかく、それでいて鋭い
ピットロードに並んだ車たちは、ただ静かにその時を待つ
その静けさの中には、期待と不安が幾重にも折り重なり、ドライバーたちの心拍と共鳴している
──エイトリアンカップは、そんな場所で始まる
AbsoluteクラスとEnjoyクラス、この二つのクラスは、一見すると相容れないもののように思える
Absoluteクラスは「自由」の象徴だ
レギュレーションの範囲内で可能な限りの改造が許され、ドライバーはその自由の中で自分の限界と向き合う
速さを求める者、操作性を追求する者、あるいはただ「自分の車」を極めたい者──目的は違えど、すべての想いがエンジン音となり、タイヤの軋みとなってサーキットに響く
それは人生そのもののようでもある
夢と挫折、努力と歓喜
そのすべてが車の挙動に宿り、一周一周のラップに刻まれていく
一方のEnjoyクラスは、Absoluteとは対照的に「制約」を持つ
その制約が競技の純粋さを際立たせる
タイヤは225/45R18のダンロップZ3に限定され、当日のタイヤ交換は禁じられ、助手席外しや軽量化も許されない
制約・制限の中で、ドライバーたちは自身の技術を頼りにコースを攻略する
余計な要素がそぎ落とされるからこそ、走る楽しさがむき出しになる瞬間がある
私はこのクラスにこそ、愛車でのサーキット走行の本来の楽しみ方を見出すのだ
それは車を操ることの喜びであり、同じ条件で勝負することで生まれる緊張感だ
AbsoluteとEnjoy───この二つを並べたのは、実は私自身の中にある二つの相反する思いが形となっているからだ
自由、そして絶対を追い求めると同時に、縛られた中での創意工夫やサステナビリティを楽しみたいという矛盾
それは私だけではないだろう。ドライバーたちもまた、日常の中で自由を求め、時に制約の中で生きることに美しさを見出している
サーキットという非日常の空間だからこそ、その両方を体現する場所を作りたいと考えた
特にナンバー付きの車両でサーキットを楽しんでいるのなら、なおさら、だ
Absoluteクラスのドライバーがコントロールラインを超える時、彼らの胸に去来するのは達成感かもしれない
enjoyクラスのドライバーがエンジンを切る時、彼らの顔には穏やかな笑みが浮かぶかもしれない
その瞬間の感情はそれぞれ異なるだろう
だが、一つだけ確かなことがある
それは、この一日が両者にとっても忘れられないものになるということだ
かつて、あるドライバーが言った
「速さを求めるのは怖い。でも、そこにあるのは怖さだけじゃない。走るたびに、過去の自分を超えた気がするんだ」と
その言葉を聞いた時、私はハッとする
自由と制約
速さと楽しさ
それらすべてが、ドライバーにとってはただ一つの感覚──「走る」という行為に収束していくのだろう
今日もまた、サーキットには朝の光が差し込む
パドックの中で、Absoluteクラスのドライバーはエンジン、そしてタイヤを温め、Enjoyクラスのドライバーはタイヤの空気圧を調整し、自身の身体を動かし暖める
それぞれが異なる道を走るが、ゴールラインを越えた後、彼らは同じ空を見上げるだろう
薄暗くなる夕空の中、ふと漏れる笑い声が聞こえる
その瞬間、このイベントが生み出したものが、確かに存在していたのだと感じられる
時が経ち、この日のことを思い出す頃、彼らは何を感じるだろうか
Absoluteクラスの速さに身を震わせた者も、Enjoyクラスの仲間と笑い合った者も、記憶の中のサーキットは同じように美しく輝いているはずだ
その時、彼らの心に浮かぶのは、きっとこうだ
「あの時、僕らは確かに走っていた」と───
エンジン音が遠ざかり、コースには静寂が戻る
その静けさは、まるで次の朝を待つようだ
AbsoluteもEnjoyも、すべてが一つの輪の中に収束する
エイトリアンカップはそんな「時」を紡ぐ場所でありたい
それが私の願いだ
2024年11月05日
■2024/10/29開催 VALINO Presents 若手優遇走行会12th イベントレポート
◆はじめに
2024年10月29日、筑波サーキットにて「VALINO Presents 若手優遇走行会12th」が開催されました。このイベントは、参加条件を若手ドライバー(年齢が10代20代)に限定し、若手の方に私エイトリアンが学んできたモータースポーツの素直な接し方を体験して欲しい、という趣旨で開催しています。
若手のクルマ好きのオーナーが、サーキット走行に抵抗を感じる一番の要素が、他人に迷惑を掛けてしまうのではないか、自分がその場に行って良いのか、といった気後れしてしまうという点を重視し、参加者を同世代の人たちだけに限定することで、少しでもそういった遠慮する気持ちを軽減して欲しいというのが大きなコンセプトです。
2024年度は、VALINOタイヤさんから冠スポンサーとして迎え、また、多くの協賛企業の支援のもとに実現しました。VALINOタイヤさんをはじめ、RGさん、RB160 YOKOHAMAさん、シーエフラボさん、BAR11さん、プロジェクト・ミューさん、宮富さん、そして多くの有志の皆様には、改めて深く感謝申し上げます。
参加者は10代から20代までの若手ドライバーが中心で、今回は計43台の車両が集結しました。本イベントでは、VALINOタイヤさんによるタイヤ貸出サービスが多くの参加者に利用されました。
また、大人気プロドライバーのターザン山田さんをゲストとしてお迎えし、同乗走行や的確なアドバイスにより、若手ドライバーたちは自らの愛車のポテンシャルを見つけ、サーキット走行への自信を深める一日となれたものと確信しています。
◆ターザン山田さんによる同乗走行
ターザン山田さんの同乗走行は、本走行会で最も参加者の心を掴んだコンテンツの一つでした。
普段、街乗りや自身のペースでサーキットを走る経験があったとしても、プロのドライバーが自分の愛車を運転し、その助手席に乗りながらプロの走りを体験する機会はそうありません。ターザン山田さんは一人一人の参加者に対し、的確なアドバイスと共に、ドライビングで車両でポテンシャルを体験させる、良い機会を与えてくださいました。
同乗走行が始まると、まずターザン山田さんの慎重でありながら大胆な操作に、多くの参加者が驚きの表情を浮かべていました。ステアリング操作、荷重移動、タイヤの使い方などを高い次元で実現し、まるで車が意志を持って走っているかのように滑らかに進んでいきます。特にブレーキングの精度や、加速時に踏み込むタイミングの巧妙さなど「まさにプロの技術」を感じさせるものが数多くありました。
また、同乗走行時には必ず、技術を理解できるように解説を加えながら走行していただきました。「このポイントでブレーキを踏む理由」「ここでアクセルを調整するとコーナー出口でのスピードが保てる」といった具体的なアドバイスは、サーキット初心者から上級者にとっても理解しやすいものでした。
実際に同乗した参加者は、走行後に「今までと全く違う視点で車を操作している」「この感覚を自分のものにしたい」と興奮しながら話しており、プロの技術に触れることができた喜びが伝わってきました。
同乗走行だけでなく、車両のポテンシャルを知りたいというオーナー向けに、ターザン山田さんによる参加者の愛車の単独走行も実施しました。
そんなターザン山田さんのアドバイスを活かしながら、参加者たちはそれぞれ自らの限界に挑む姿が見られました。ブレーキングポイントを見直す参加者や、コーナーでの加速を意識し始めた参加者も多く、プロの指導を受けたことで新たな挑戦に臨む意欲が芽生えたようでした。
特に初心者ドライバーの中には、サーキット走行に対して不安を抱いていた参加者もいましたが、山田さんとの同乗走行でその不安を取り除くことができ、自信を持って走行する様子が見受けられました。ターザン山田さんの助言とサポートが、参加者一人ひとりにとって貴重な学びの機会となり、プロの技術に触れたことが次回以降の走行への意欲を高める結果となりました。
◆VALINOタイヤの貸出サービス
VALINOタイヤさんとのコラボイベントでの最大の目玉の一つ、タイヤ貸出サービスは、多くの参加者にとって特別な体験となりました。これまでも貸出をしていたVR08GPシリーズのNeuma(試作モデル)、Sportと続き、今回は満を持してVR08GP EVOβの貸出も行いました。
これらのタイヤはそれぞれにグリップや耐久性など、異なる特徴を有しており、参加者の皆さんもなかなか普段履いていないタイヤでサーキットを走る、という経験はできないこともあり、本コンテンツはとても好評でした。
用意できるタイヤの数にも限りがあったため、今回は5人の方に試していただきました。「グリップ力が高い」「想定より減りが早くない」といった感想を寄せていました。
また、サーキット走行経験が浅い参加者にとっては、タイヤの性能がどれほど重要かを改めて実感する場面も多くありました。普段は街乗り用のタイヤで走行していると、グリップ力やブレーキ時の安定性に限界を感じることがありますが、タイヤの違いがもたらす走行感覚の違いを強く実感することができました。これにより、参加者はタイヤ選びの重要性を理解し、走行技術を支える大切な要素としてタイヤの役割を見直す機会ともなりました。
さらに、VALINOタイヤさんのタイヤを通じて、多くの参加者が次回の走行会にも積極的に参加したいという意欲を示していました。「次回もぜひこのタイヤで走ってみたい」「自分の履いていたハイグリップタイヤよりベストタイムが出た」といった声が多く聞かれ、VALINOタイヤの信頼性が一層高まったことが伺えます。
また「惜しみなくタイヤを貸し出してくれるなんてすごい」「実際にサーキット現場に来て、ユーザの声を積極的に聞いてくれるメーカーは信頼ができる」「VALINOはドリフト中心のタイヤメーカーだと思っていたが、高い性能のグリップ用タイヤも提供してくれていることを知ることができて良かった」といった声もあり、VALINOタイヤさんのタイヤ貸出サービスが走行会の質を向上させる貴重な役割を果たしました。
改めてVALINOタイヤさんに感謝申し上げます。
◆走行イベント
基本的にはフリー走行となります
若手優遇走行会は、サーキット初心者の方が他の参加者に気後れしないで参加できるように、という趣旨で走行枠を運用しています
特にサーキットデビューの方については、下記を重視してクラス設定をしています
@デビューの方に特別な解説
A先導車付きのカルガモ走行で走行ラインやコースを覚えてもらう
Bデビューの方だけのクラスを可能な限り設定し、全員がサーキットデビュー同期として交流を深めてもらう
カルガモ走行の様子
デビューの方向けにターザン山田さんからのコース解説
◆熱狂のじゃんけん大会と協賛企業からの豪華賞品
走行イベントが終了すると、各協賛企業から提供された豪華賞品がかけられたじゃんけん大会が行われます。
今回は、ギリギリ終了間際から雨が降ってきたため、ピット内で実施しました
会場内には熱気が満ち、参加者たちは真剣な表情で勝負に挑んでいました。今回の目玉賞品はVALINOタイヤさんから提供されたタイヤ4本セットで、じゃんけんの末に勝者が決まるたびに歓声と拍手が沸き起こり、会場の雰囲気は最高潮に達しました。
みごとVALINOタイヤを獲得されたZC33スイフト乗りのたいしょうさんです!おめでとうございます。
タイヤを獲得したたいしょうさんは、他の参加者や観客から祝福され、笑顔で賞品を受け取る姿がとても印象的でした。
また、RB160 YOKOHAMAさんやカーファクトリーNEXUSさん、シーエフラボさん、BAR11さん、プロジェクト・ミューさん、宮富さん、からも多彩な賞品が提供され、オリジナルグッズやメンテナンスキットなど、実用的で魅力的なアイテムが数多く揃いました。参加者たちは、それぞれの賞品を目指してじゃんけんを繰り返し、和気あいあいとした雰囲気の中で親睦を深めていました。
◆次回開催への期待と若者へのエール
VALINO Presents 若手優遇走行会12thを通じて、次世代を担う若手ドライバーたちがサーキット走行への興味をさらに高め、次なる目標に向かって挑戦意欲を膨らませました。
VALINOタイヤさんの協賛とターザン山田さんの指導のもと、参加者たちは車を操る楽しさを再認識し、今後もスキルを磨き続けたいという強い姿勢を示しました。多くの参加者が「次回も参加したい」「さらなるタイム短縮に挑戦したい」と意欲を燃やし、若い世代の間でモータースポーツへの関心が一層高まっていることが伺えます。
私たち主催者側も、次回のイベントではプログラムの更なる充実を図り、より多くの若者がサーキットでの挑戦を楽しみ、自信を深められる場を提供することを目指しています。参加者の成長とともに、VALINOタイヤさんや他の協賛企業のサポートが引き続き提供されることで、未来のモータースポーツシーンが一層豊かになることを期待しています。
今後も若手ドライバーたちがこのイベントを通じて技術力と自信を培い、新たな挑戦の場へと踏み出せるよう、引き続き全員が一丸となって取り組んでいく所存です。
◆最後に
「VALINO Presents 若手優遇走行会12th」は、若手ドライバーにとってサーキット走行の楽しさと自信を深める重要な場であり、参加者、協賛企業、運営スタッフ全員の協力で大成功を収めました。VALINOタイヤさんをはじめとする協賛企業の皆様のご支援により、多くの若手ドライバーが自らの愛車と向き合い、走行スキルの向上を目指す一日を過ごすことができました。若手ドライバーたちが安全で充実したサーキット体験を積み、次世代のモータースポーツ文化の発展に繋がることを願っています。
2024年10月24日
■エイトリアンカップ&ロードスターストライクの軌跡:企画から開催に向けての道のり
2025年1月26日に、RX-8ワンメイクのタイムアタック走行会エイトリアンカップ100回目を記念したイベントを開催します。その名も「エイトリアンカップ&ロードスターストライク」です。
イベント公式サイト:https://8cup-rst.jimdofree.com/
イベント公式X(Twitter):https://x.com/8cuprst
RX-8だけでなく、同じマツダのスポーツカー、ロードスターも加えた形でのイベントを企画するにあたり、様々な想いを書いて見ましたので、ご一読いただけたら嬉しいです。
第0章: 100回目以降のエイトリアンカップについて
エイトリアンカップの今後についてですが、100回目で終了させる的なことも案としてお話したこともあるかもしれませんが、参加者の方や様々な方とお話する中で、開催頻度などの見直しをしながら、100回目以降も継続して開催します。
「エイトリアンカップ」というRX-8だけのワンメイクイベントとして、少なくとも2025年は4月のSUGO、5月の十勝、11月の岡山、12月の筑波という形は継続予定です。今後、RX-8でサーキット走行をするオーナーの方が激減するなどの事態が発生した場合、大きく開催数を激減させる or 終了する、というようなこともあるかもしれませんが、現時点でエイトリアンカップを終了する予定はありません。
ただし、一つの目安は2003年にRX-8が発売されてから30年が経過する2033年、もしここまでエイトリアンカップが継続していたならば、その時は大きく変化をさせることも想定しています。先のことなので誰も予想できませんが。
引き続き、RX-8を愛する人たちと楽しんでいきたいと考えております。皆さん、何卒よろしくお願いいたします。
なお、「エイトリアンカップ&ロードスターストライク」は、エイトリアンカップ100回目記念イベントです。RX-8のデモカーなども参加いただく他、ささやかな記念品も予定しております。(ロードスターストライクとして、ロードスターのデモカーなどの参戦も予定しています。)
実際には99回目ではありますが、どうしても筑波サーキットをアニバーサリーの地としたかったため、100(-1)回目、という表現で実施いたします。実際の100回目のイベントは別の会場での開催となるかと思いますが、そのイベントは通常のエイトリアンカップであり、アニバーサリー的には扱わない予定です。
エイトリアンカップを大きく育ててくれた筑波サーキット、私自身のモータースポーツのすべてと言っても良い筑波サーキット、すべての原点にあるこの筑波サーキット以外での記念イベントの開催はあり得ません。
少し分かりづらくて大変申し訳ありません。
第1章: イベントの誕生−夢の種が芽生えるまで
「エイトリアンカップ&ロードスターストライク」は、私にとって特別な意味を持つイベントです。元々、私は長年にわたってサーキット走行を楽しんできましたが、その中でもRX-8とロードスターという2つの車が持つ魅力に惹かれてきました。この2車種に限定したイベントを開催するというアイデアは、サーキット仲間たちとの会話や過去のエイトリアンカップの経験を通じて徐々に形作られたものです。
エイトリアンカップ自体は、20年間、約100回が開催され、RX-8オーナーたちの間で広く認知されているイベントです。しかし、100回目という節目を迎えるにあたって、「今までとは異なる何か特別なものを企画したい」という想いが強くなりました。それが「エイトリアンカップ&ロードスターストライク」へと発展するきっかけとなりました。
このイベントは、単にサーキットを走るだけでなく、参加者同士の交流を深め、RX-8やロードスターそのものに対する愛着や情熱を再確認できる場にしたいと考えています。RX-8とロードスターはどちらもドライバーとの一体感を重視する車であり、その特性が参加者を引き寄せ、互いに共感し合える大切な機会を提供するものだと信じています。
第2章: コンセプトの具体化−二つの魂を一つの舞台へ
※AIで作った画像です
イベントの基本コンセプトが決まった後、次に重要となったのは、どうやって具体的な形に落とし込んでいくかという部分です。最初に直面したのは、2車種限定というコンセプトをどう実現するかでした。RX-8とロードスターという異なる特性を持つ車種を、一つのイベントにどう融合させるかは大きな挑戦でした。
特に、ロードスターの参加者をどのように巻き込むかは慎重に考えなければなりませんでした。ロードスターは多くのオーナーがサーキットを楽しんでいる一方で、RX-8とは異なるファン層が存在します。そのため、どのように両者の間に共通の価値観を見出し、イベントとしての魅力を高められるかが鍵となりました。
その一環として、両車種のタイムアタックにフォーカスしつつも、交流の場を提供することが大事だと感じました。単に速さを競うだけではなく、車やチューニングに対する情熱を共有し、参加者全員が楽しめるような仕組みを考えました。また、過去のエイトリアンカップの経験から、参加者が求める「車との一体感」や「仲間との交流」という価値観を中心に据え、両車種の特性を活かせるクラス設定やイベントスケジュールを練り上げました。
第3章: サーキットと日程の確定−場所とタイミングの重要性
イベントを成功させる上で最も重要な要素の一つが、開催場所と日程の選定でした。今回は100回目のエイトリアンカップ記念イベントであり、特別な場所が必要だと感じていました。これまでのエイトリアンカップは全国各地のサーキットで開催されてきましたが、やはり原点あ「筑波サーキットコース2000」であり、ここを外すワケにはいかないだろう、と選定しました。
筑波サーキットは、エイトリアンカップだけでなく、多くのサーキット走行愛好者にとっての聖地です。特に、コース2000はタイムアタックの聖地として知られ、RX-8やロードスターのような軽量スポーツカーがその性能を最大限に発揮できる舞台でもあります。このサーキットで走ること自体が多くの参加者にとって特別な経験となるはずです。
日程については、参加者が集まりやすいタイミングを見計らい、2025年1月26日(日)を選びました。冬場のサーキット走行は、エンジンのパフォーマンスが向上しやすい気候条件でもあり、特にタイムアタックを目指す参加者にとっては好条件です。また、週末の開催にすることで、遠方からの参加者も多く集めることができると考えました。幸い、サーキット側との超世もうまくいき、この日程が確定しました。
サーキットと日程が確定したことで、いよいよイベントの詳細な準備に移ることができました。しかし、まだ多くの課題が残されていました。特に、参加者数の確保やご出展・ご協賛企業との調整、そして当日のスムーズな運営をどう実現するかという点について、慎重に計画を進める必要がありました。
第4章: 参加者の集客−デジタルマーケティングとターゲット層へのアプローチ
※AIで作った画像です
参加者の集客は、イベントの成功に向けた最大の課題の一つです。今回は、RX-8とロードスターという2車種に限定したイベントであり、その特性から参加者数が制限されるリスクもありました。しかし、それでも2車種に特化することで、より深いコミュニティを形成し、参加者同士の交流を促進できると考えました。
集客に向けては、デジタルマーケティングが中心的な役割を果たしました。特に、X(Twitter)を活用し、ターゲットとなる車愛好者層にアプローチしています。
今後、過去のイベント参加者の声や、車の魅力を伝える投稿を通じて、フォロワーの関心を引く活動を実施します。また、参加者が自分の車を紹介する機会を提供する予定で、参加を検討している方のモチベーションを高める工夫をして参ります。
参加者自身がSNSを通じてイベントの宣伝を行う形となり、自然な形でイベントの認知度拡大を狙います。
第6章: イベントの構成とスケジュール−タイムアタックと交流を融合させる
※AIで作った画像です
イベント当日のスケジュールについても、詳細な計画が進められています。エイトリアンカップ&ロードスターストライクは、単なるサーキット走行会ではなく、参加者同士の交流や、協賛企業との接点を深めるための要素も取り入れています。そのため、タイムアタックの競技部分だけでなく、さまざまな企画を通じて参加者が一日を楽しめるような内容が計画されています。
※出展企業エリアは終日オープンしています
まず、午前中はNR-Aのタイムアタック、スーパーラップ及びエイトリアンカップのタイムアタックが中心となります。昼からロードスターのタイムアタックとなります。RX-8とロードスターそれぞれが自分の限界に挑み、ベストタイムを狙う場面が繰り広げられます。特に、RX-8のドライバーたちは、エイトリアンカップの過去の記録を意識し、自己ベストを更新することに熱意を燃やしています。一方で今回新たに加わるロードスターの参加者の皆さんは、その軽快な走行性能を駆使し、どこまでタイムを縮められるかに挑戦します。
コース以外では、協賛企業やチューニングショップによる出展ブースを巡る時間が設けられます。ここでは、最新のチューニングパーツやアクセサリーが展示され、参加者や観客が興味深く見入る姿が想定されています。また、デモ走行やトークショーといった企画も予定されており、参加者や観客にとっても楽しみの一つです。特に、パーツメーカーやチューニングショップとの交流が深まることで、参加者は自分の車に対する新たなアイデアを得ることができるでしょう。
第7章: イベントの準備と課題−未来への展望を見据えて
イベント開催に向けて、現在も着々と準備が進んでいます。しかし、大規模なイベントを成功させるためには、まだ多くの課題が残っています。特に、当日の天候や参加者の安全管理、スムーズな運営体制を確保するために、細部にわたる計画が必要です。
まず、参加者の安全を最優先に考え、サーキット走行におけるリスク管理を徹底しています。サーキットは高速度で走行する場であるため、万が一の事故に備える体制を整えることが不可欠です。そのため、当日は医療スタッフの準備も計画しており、万全の安全管理体制を敷いています。また、事前に参加者全員に走行ルールや安全対策を周知し、危険行為の防止に努めています。
参加車両のレギュレーションについても、これまでのエイトリアンカップのルールを踏襲した形での基準を策定しました。
特に軽量化を優先し過度に安全面を犠牲にするチューニングはNGとしています。
ロードスターはオープンカーであるため、RX-8とはまた異なるレギュレーションが必要であり、関係者との意見交換を実施しました。これらはまだ過渡期であり、今後も発展させていく予定です。
さらに、当日の天候にも注意が必要です。特に冬場の筑波サーキットは、路面温度も低く、アウトラップからのタイヤウォーミングなどが重要となってきます。
また、イベント当日の運営を円滑に進めるため、多くのスタッフの協力を予定しております。受付や車検、タイム計測など、多岐にわたる業務を分担し、スムーズに進行できるように準備が進められています。スタッフの協力なしには、これほど大規模なイベントの運営は難しいため、彼らのサポートに感謝しつつ、最高のイベントを目指しています。
第8章: 未来への展望−エイトリアンカップのさらなる発展
エイトリアンカップ&ロードスターストライクは、その第一回目を2025年1月26日に開催予定ですが、このイベントが成功すれば、さらに大きな規模へと成長させたいと考えています。今回のイベントを通じて、RX-8とロードスターのオーナーたちが一堂に会し、互いに切磋琢磨する場が提供できることは非常に意義深いものです。しかし、このイベントはまだ始まりに過ぎません。
今後は、会場を更に展開していく計画があります。マツダが誇るスポーツカーの魅力を広く伝えることで、モータースポーツの楽しさをさらに多くの人々に知ってもらいたいという願いがあります。今回のエイトリアンカップ&ロードスターストライクが、その第一歩となることでしょう。
また、サーキット走行という特別な体験をより多くの人々に提供するため、初心者向けの走行会や、家族で楽しめるイベントなど、多様な企画を考えています。これにより、モータースポーツの敷居を下げ、より多くの人々にその楽しさを知ってもらうことができれば、私たちの活動がさらに広がっていくはずです。
このように、エイトリアンカップ&ロードスターストライクは、単なる一日限りのイベントではなく、未来への大きな可能性を秘めたプロジェクトです。2025年1月26日、筑波サーキットでの成功を皮切りに、さらに多くの車愛好者たちが集い、モータースポーツの魅力を共有する場を提供していきたいと考えています。
イベント公式サイト:https://8cup-rst.jimdofree.com/
イベント公式X(Twitter):https://x.com/8cuprst
RX-8だけでなく、同じマツダのスポーツカー、ロードスターも加えた形でのイベントを企画するにあたり、様々な想いを書いて見ましたので、ご一読いただけたら嬉しいです。
第0章: 100回目以降のエイトリアンカップについて
エイトリアンカップの今後についてですが、100回目で終了させる的なことも案としてお話したこともあるかもしれませんが、参加者の方や様々な方とお話する中で、開催頻度などの見直しをしながら、100回目以降も継続して開催します。
「エイトリアンカップ」というRX-8だけのワンメイクイベントとして、少なくとも2025年は4月のSUGO、5月の十勝、11月の岡山、12月の筑波という形は継続予定です。今後、RX-8でサーキット走行をするオーナーの方が激減するなどの事態が発生した場合、大きく開催数を激減させる or 終了する、というようなこともあるかもしれませんが、現時点でエイトリアンカップを終了する予定はありません。
ただし、一つの目安は2003年にRX-8が発売されてから30年が経過する2033年、もしここまでエイトリアンカップが継続していたならば、その時は大きく変化をさせることも想定しています。先のことなので誰も予想できませんが。
引き続き、RX-8を愛する人たちと楽しんでいきたいと考えております。皆さん、何卒よろしくお願いいたします。
なお、「エイトリアンカップ&ロードスターストライク」は、エイトリアンカップ100回目記念イベントです。RX-8のデモカーなども参加いただく他、ささやかな記念品も予定しております。(ロードスターストライクとして、ロードスターのデモカーなどの参戦も予定しています。)
実際には99回目ではありますが、どうしても筑波サーキットをアニバーサリーの地としたかったため、100(-1)回目、という表現で実施いたします。実際の100回目のイベントは別の会場での開催となるかと思いますが、そのイベントは通常のエイトリアンカップであり、アニバーサリー的には扱わない予定です。
エイトリアンカップを大きく育ててくれた筑波サーキット、私自身のモータースポーツのすべてと言っても良い筑波サーキット、すべての原点にあるこの筑波サーキット以外での記念イベントの開催はあり得ません。
少し分かりづらくて大変申し訳ありません。
第1章: イベントの誕生−夢の種が芽生えるまで
「エイトリアンカップ&ロードスターストライク」は、私にとって特別な意味を持つイベントです。元々、私は長年にわたってサーキット走行を楽しんできましたが、その中でもRX-8とロードスターという2つの車が持つ魅力に惹かれてきました。この2車種に限定したイベントを開催するというアイデアは、サーキット仲間たちとの会話や過去のエイトリアンカップの経験を通じて徐々に形作られたものです。
エイトリアンカップ自体は、20年間、約100回が開催され、RX-8オーナーたちの間で広く認知されているイベントです。しかし、100回目という節目を迎えるにあたって、「今までとは異なる何か特別なものを企画したい」という想いが強くなりました。それが「エイトリアンカップ&ロードスターストライク」へと発展するきっかけとなりました。
このイベントは、単にサーキットを走るだけでなく、参加者同士の交流を深め、RX-8やロードスターそのものに対する愛着や情熱を再確認できる場にしたいと考えています。RX-8とロードスターはどちらもドライバーとの一体感を重視する車であり、その特性が参加者を引き寄せ、互いに共感し合える大切な機会を提供するものだと信じています。
第2章: コンセプトの具体化−二つの魂を一つの舞台へ
※AIで作った画像です
イベントの基本コンセプトが決まった後、次に重要となったのは、どうやって具体的な形に落とし込んでいくかという部分です。最初に直面したのは、2車種限定というコンセプトをどう実現するかでした。RX-8とロードスターという異なる特性を持つ車種を、一つのイベントにどう融合させるかは大きな挑戦でした。
特に、ロードスターの参加者をどのように巻き込むかは慎重に考えなければなりませんでした。ロードスターは多くのオーナーがサーキットを楽しんでいる一方で、RX-8とは異なるファン層が存在します。そのため、どのように両者の間に共通の価値観を見出し、イベントとしての魅力を高められるかが鍵となりました。
その一環として、両車種のタイムアタックにフォーカスしつつも、交流の場を提供することが大事だと感じました。単に速さを競うだけではなく、車やチューニングに対する情熱を共有し、参加者全員が楽しめるような仕組みを考えました。また、過去のエイトリアンカップの経験から、参加者が求める「車との一体感」や「仲間との交流」という価値観を中心に据え、両車種の特性を活かせるクラス設定やイベントスケジュールを練り上げました。
第3章: サーキットと日程の確定−場所とタイミングの重要性
イベントを成功させる上で最も重要な要素の一つが、開催場所と日程の選定でした。今回は100回目のエイトリアンカップ記念イベントであり、特別な場所が必要だと感じていました。これまでのエイトリアンカップは全国各地のサーキットで開催されてきましたが、やはり原点あ「筑波サーキットコース2000」であり、ここを外すワケにはいかないだろう、と選定しました。
筑波サーキットは、エイトリアンカップだけでなく、多くのサーキット走行愛好者にとっての聖地です。特に、コース2000はタイムアタックの聖地として知られ、RX-8やロードスターのような軽量スポーツカーがその性能を最大限に発揮できる舞台でもあります。このサーキットで走ること自体が多くの参加者にとって特別な経験となるはずです。
日程については、参加者が集まりやすいタイミングを見計らい、2025年1月26日(日)を選びました。冬場のサーキット走行は、エンジンのパフォーマンスが向上しやすい気候条件でもあり、特にタイムアタックを目指す参加者にとっては好条件です。また、週末の開催にすることで、遠方からの参加者も多く集めることができると考えました。幸い、サーキット側との超世もうまくいき、この日程が確定しました。
サーキットと日程が確定したことで、いよいよイベントの詳細な準備に移ることができました。しかし、まだ多くの課題が残されていました。特に、参加者数の確保やご出展・ご協賛企業との調整、そして当日のスムーズな運営をどう実現するかという点について、慎重に計画を進める必要がありました。
第4章: 参加者の集客−デジタルマーケティングとターゲット層へのアプローチ
※AIで作った画像です
参加者の集客は、イベントの成功に向けた最大の課題の一つです。今回は、RX-8とロードスターという2車種に限定したイベントであり、その特性から参加者数が制限されるリスクもありました。しかし、それでも2車種に特化することで、より深いコミュニティを形成し、参加者同士の交流を促進できると考えました。
集客に向けては、デジタルマーケティングが中心的な役割を果たしました。特に、X(Twitter)を活用し、ターゲットとなる車愛好者層にアプローチしています。
今後、過去のイベント参加者の声や、車の魅力を伝える投稿を通じて、フォロワーの関心を引く活動を実施します。また、参加者が自分の車を紹介する機会を提供する予定で、参加を検討している方のモチベーションを高める工夫をして参ります。
参加者自身がSNSを通じてイベントの宣伝を行う形となり、自然な形でイベントの認知度拡大を狙います。
第6章: イベントの構成とスケジュール−タイムアタックと交流を融合させる
※AIで作った画像です
イベント当日のスケジュールについても、詳細な計画が進められています。エイトリアンカップ&ロードスターストライクは、単なるサーキット走行会ではなく、参加者同士の交流や、協賛企業との接点を深めるための要素も取り入れています。そのため、タイムアタックの競技部分だけでなく、さまざまな企画を通じて参加者が一日を楽しめるような内容が計画されています。
※出展企業エリアは終日オープンしています
まず、午前中はNR-Aのタイムアタック、スーパーラップ及びエイトリアンカップのタイムアタックが中心となります。昼からロードスターのタイムアタックとなります。RX-8とロードスターそれぞれが自分の限界に挑み、ベストタイムを狙う場面が繰り広げられます。特に、RX-8のドライバーたちは、エイトリアンカップの過去の記録を意識し、自己ベストを更新することに熱意を燃やしています。一方で今回新たに加わるロードスターの参加者の皆さんは、その軽快な走行性能を駆使し、どこまでタイムを縮められるかに挑戦します。
コース以外では、協賛企業やチューニングショップによる出展ブースを巡る時間が設けられます。ここでは、最新のチューニングパーツやアクセサリーが展示され、参加者や観客が興味深く見入る姿が想定されています。また、デモ走行やトークショーといった企画も予定されており、参加者や観客にとっても楽しみの一つです。特に、パーツメーカーやチューニングショップとの交流が深まることで、参加者は自分の車に対する新たなアイデアを得ることができるでしょう。
第7章: イベントの準備と課題−未来への展望を見据えて
イベント開催に向けて、現在も着々と準備が進んでいます。しかし、大規模なイベントを成功させるためには、まだ多くの課題が残っています。特に、当日の天候や参加者の安全管理、スムーズな運営体制を確保するために、細部にわたる計画が必要です。
まず、参加者の安全を最優先に考え、サーキット走行におけるリスク管理を徹底しています。サーキットは高速度で走行する場であるため、万が一の事故に備える体制を整えることが不可欠です。そのため、当日は医療スタッフの準備も計画しており、万全の安全管理体制を敷いています。また、事前に参加者全員に走行ルールや安全対策を周知し、危険行為の防止に努めています。
参加車両のレギュレーションについても、これまでのエイトリアンカップのルールを踏襲した形での基準を策定しました。
特に軽量化を優先し過度に安全面を犠牲にするチューニングはNGとしています。
ロードスターはオープンカーであるため、RX-8とはまた異なるレギュレーションが必要であり、関係者との意見交換を実施しました。これらはまだ過渡期であり、今後も発展させていく予定です。
さらに、当日の天候にも注意が必要です。特に冬場の筑波サーキットは、路面温度も低く、アウトラップからのタイヤウォーミングなどが重要となってきます。
また、イベント当日の運営を円滑に進めるため、多くのスタッフの協力を予定しております。受付や車検、タイム計測など、多岐にわたる業務を分担し、スムーズに進行できるように準備が進められています。スタッフの協力なしには、これほど大規模なイベントの運営は難しいため、彼らのサポートに感謝しつつ、最高のイベントを目指しています。
第8章: 未来への展望−エイトリアンカップのさらなる発展
エイトリアンカップ&ロードスターストライクは、その第一回目を2025年1月26日に開催予定ですが、このイベントが成功すれば、さらに大きな規模へと成長させたいと考えています。今回のイベントを通じて、RX-8とロードスターのオーナーたちが一堂に会し、互いに切磋琢磨する場が提供できることは非常に意義深いものです。しかし、このイベントはまだ始まりに過ぎません。
今後は、会場を更に展開していく計画があります。マツダが誇るスポーツカーの魅力を広く伝えることで、モータースポーツの楽しさをさらに多くの人々に知ってもらいたいという願いがあります。今回のエイトリアンカップ&ロードスターストライクが、その第一歩となることでしょう。
また、サーキット走行という特別な体験をより多くの人々に提供するため、初心者向けの走行会や、家族で楽しめるイベントなど、多様な企画を考えています。これにより、モータースポーツの敷居を下げ、より多くの人々にその楽しさを知ってもらうことができれば、私たちの活動がさらに広がっていくはずです。
このように、エイトリアンカップ&ロードスターストライクは、単なる一日限りのイベントではなく、未来への大きな可能性を秘めたプロジェクトです。2025年1月26日、筑波サーキットでの成功を皮切りに、さらに多くの車愛好者たちが集い、モータースポーツの魅力を共有する場を提供していきたいと考えています。
2024年04月15日
■【レポート】4/12開催 VALINO Presents 若手優遇走行会 10th
今回で10回目を迎えた若手優遇走行会
かつては、若手を「優遇」して安い参加費で、非若手は通常参加費でという運用だったために名称が「若手優遇走行会」と残っていますが、現在は若手「のみ」の募集となっています
参加台数は53台
イベントのリザルトは下記をご参照ください
https://app.box.com/s/asjzkc2vvr7h4pao7nx9uvctyu25c8hs
参加車両や年齢分布は下記のようになっています
年齢分布
19歳〜25歳で参加者の半数を超えている、非常に若い人たちが集まっていることがわかり非常に興味深いです
ボリュームゾーン(参加の多い世代)は順当に25歳、28歳、26歳と、20代中〜後半になりますが、お金をそれほど掛けることのできない10代や20代前半の人たちがサーキット走行を楽しんでいただけることは本当に嬉しい限りです
タイヤメーカー
圧倒的なシバタイヤのシェアの高さがすぐにわかります
安くて性能の良いタイヤが求められている、当然のことですが、値段が高くてトップ性能、というタイムアタッカー的な分布になっていないことが特徴的です。
参加車両は私が主催していることもあり、RX-8が非常に多いですが、NA-FR車両が多いのは現代の特徴でしょうか
やはり壊れにくいNA車両が受け入れられているのかもしれません
なお、今年の若手優遇走行会は、VALINOタイヤさんとコラボしての開催となります
安くて楽しめるタイヤを永く供給していきたい、というVALINOさんの商品提供趣旨と若手優遇走行会のコンセプトが近いことから今回のコラボが成立しました
コラボの目玉イベントの一つが、タイヤ試し履きサービスです
タイヤ・ホイールをVALINOさんにご準備いただき、事前に希望した方から先着5名の方にタイヤを試し履きしていただきました
265/35R18 PERGER 08R JPN
225/45R17 VR08GP SPORT
205/50R16 VR08GP NEUMA
この3セットを、RX-8 3台、BRZ、NDロードスターに履いていただき、忌憚ない意見をVALINOさんに出していただきました
今回の若手優遇走行会では、特別講師としてレーシングドライバーのターザン山田さんをご招待しました
ターザン山田さんも非常にお人柄も良く、また、楽しくネタ的なこともやっていただき、本当にありがたい限りでした
イベントにご出展いただいたのは、宮富さん、RGさんです
若い人たちを応援したい、という気持ちでご出展いただきました。改めて御礼申し上げます。
ケータリングでは、毎回お世話になっている蛸魂焼きさん、そしてBAR11さんです
蛸魂焼きのたこ焼きは、食べたことないなんて人生損してる!と言い切れるくらいほんとに美味しいですし、BAR11さんのビーフシチューもおいしく、ターザン山田さんからも歓喜のポーズをいただきました
また、クルマ系コンカフェ RB160 YOKOHAMAから、メイドさんが二人受付に来てくれていました
メイドさんとのチェキができるガラポンなど、こちらも盛り上がっていました
イベントの最初のコンテンツは、サーキットデビューや初心者の方向けに、カルガモ走行という、先導者付きの走行枠があります
サーキットのコースインの場所であったり、ピットロードに入る場所などから、コース上のライン取りなどについて先導車両の後についていくことで理解してもらうという趣旨で実施しています
カルガモ走行の後は、皆さん思い思いに走行いただくフリー走行です
コース上では、若手ドライバー皆さんの愛車が、楽しく走行していました
やはり若手ドライバーの方が集まると、空気感もすごく明るくなっているのを強く感じます
フリー走行の合間に、特別講師であるターザン山田さんの同乗走行も入ります
1枠2台の同乗走行を行っていただいたのですが、午前中に15枠ありますが、こちらはすべての時間フルで同乗していただきましたので、30台の同乗走行、午後も15台の車両への同乗をしていただきました。単に同乗してハイおしまい、というのではなく、一人ひとりにきちんとコメントをしていたターザン山田さんは、本当に私達にとっての憧れのドライバーたる素晴らしい方でした
イベント最後には、ターザン山田さんから講評をいただきます
真剣に、そして楽しくこの日を通しての参加者のクルマやご自身の感想などを語っていただきました
そして皆さんお待ちかね、じゃんけん大会です
ご出展いただいた企業各社様や、ご協賛として商品をご提供くださった企業各社様、そして有志の皆さん、改めて御礼申し上げます
ご協賛企業各社様(50音順)
・VALINOタイヤ様
・RB160 YOKOHAMA
・シーエフラボ様
・BAR11さん
・プロジェクトμ様
・株式会社宮富様
・レーシング・ギア様
・有志の皆様
なんといっても今回、大目玉のプレゼントといえば、VALINOタイヤさんからの好きなタイヤ1セット(4本)プレゼントでしょう
太っ腹です!!!
そしてそのタイヤを見事ゲットしたのは、れねしすわさん!!!
おめでとうございます
今回で若手優遇走行会卒業の年齢ですが、最後に良いお土産をゲットされていました
VALINOタイヤさんの豪気なプレゼントに、改めて御礼申し上げます
以上ですべてのコンテンツが終了となります
皆さん終わった後に、ターザン山田さんにサインを求めに行く姿がとても印象的でした
ご参加いただいた皆さん、VALINOタイヤ様をはじめ、ご出展・ご協賛くださった企業各社様、協力してくれたスタッフの皆さん、そしてターザン山田さん、ありがとうございました
次回のVALINO Presents 若手優遇走行会は、8/9(金)の開催となります
皆さんのご参加、心よりお待ち致しております
2023年05月10日
十勝スピードウェイのピット周りの設備・ファシリティ情報
なかなか十勝スピードウェイの情報がないので、自分自身のメモも含めて情報共有
まずピットは大きく3グループに建物が分かれてる
1〜6番まで
7〜12番まで
13〜19番まで
間には細めの通路があってピットロードまで抜けることができる
ピットは一つの番号ごとにAとBと分けられていて、可動式のフェンスを動かせばぶち抜きも可能
ただしぶち抜くと片側のテレビモニターが使えなくなるとか、そんなに広くならないとかそれほどのメリットはなさそう
1コーナーよりがA、最終コーナー寄りがB
一つのピットAに4台、Bに4台、トータル8台は入れることが可能
タイヤ交換など広々とやるには少しつらいが、雨天時などは十分入れても問題ないレベル
ピット内部はこんな雰囲気
ABそれぞれに真ん中にモニター、及びベンチが設備としてある
モニターは計測結果と、マルチチャンネルビュータイプで各コーナーの様子が確認できる
モニターは手動で操作可能
なにげにこのベンチ、かなり便利。なお、場所を動かすことも可能
荷物を置いたり休んだりできる
電源・コンセント口は豊富に用意されてる
水道も各ピットにありとても良い
なお、エアは来ていないので、1番ピット一カ所のみに共有コンプレッサーがあるのみ
岡国みたいなものと思ってもらえれば良い
電源がたまに落ちてるので、その場合は十勝スタッフにお願いして電源入れてもらえばOK
なお、ゴミ箱は一切ないため、すべて自分で持ち帰る必要あり
自販機もあるが、ペットボトルも自分で持ち帰り必須
こーいうのは時代として、とてもアリだと思う。ちょっと不便だけど、ゴミは自分で、という考え方、とてもアリ。
クラブマンコースには喫煙所は一切ない。ピットパドック、ガソリンスタンドから離れた場所で自分の車の中で吸うのがルール?みたいだが、喫煙者は自分でスタッフに確認してほしい。
ガソリンスタンドも用意されている。その場で好きな量を入れて決済できる。なお、現金オンリー。
以上が十勝スピードウェイのピット周りのファシリティ情報
参考にしてもらえるとうれしい
2023年01月05日
■2023年エイトリアンの活動目標設定!
このテーマでblog記事を書くのも久々。
今年は色々考えるところがあるのだが、やはり目標を設定することにした。
<目標ラップタイム>
◆筑波サーキットコース2000
58秒999
やはり狙ってみることにする。
少し走ってみて修正はあるかもしれないが、更に進化するためにはこの目標は外せない。
◆富士スピードウェイRC
1分54秒999
◆SUGO
1分31秒000
最終目標:1分29秒999
◆岡山国際
1分41秒000
最終目標:1分39秒999
◆筑波サーキットコース1000
37秒2
◆富士スピードウェイSC
32秒100
結構ハードルとしては高めな部分が多いが、2023年はやはりSUGO、そして岡山国際。この2サーキットをさらにレベルアップさせていきたい。
これからも、皆さんの応援を何卒よろしくお願いいたします。
2023年01月02日
■RX-8のRENESISエンジンのまま、筑波サーキット2000で前人未到の1分切り達成 59秒872だエイト!
●分切りしたRX-8のスペック・コンセプト
すでにツイッターやその他SNS等でも報告済だが、2022年の12月27日に、RX-8のNAのままで筑波サーキットコース2000の1分切りを達成した。
タイムは59秒872。
もちろん、RX-8のRENESISエンジンで分切りを達成しているクルマは、ショップデモカーも含めゼロだ。
パンスピードのRX-8デモカーが、2ローターペリ時代に59秒74を出しているとのこと。佐藤さんから、どうせならそこを抜いて、と言われたのでまずはそこをターゲットに今シーズンの更新を狙ってみたい。
現時点の俺カーのスペックは下記の通り。
もちろんナンバー付きだ。
軽量化のために、エアコンコンプレッサーとコンデンサーは外してるが、配管もそのまま、ブロワーも残しており、寒い時期にはヒーターで温めることもできるし、夏の時期にコンプレッサーとコンデンサーを戻せばクーラーも効かせることもできる。
街乗りができるようなレベルをキープし、これから先、RX-8をチューニングして楽しんでいこう、という人たちが、俺と同じ様に、すなわち大きな犠牲を払わないでも十分な結果を得られる仕様でいることにこだわってクルマづくりをしてきた。
その仕様の車両で分切りができた、ということは本当に嬉しい。
やはり、愛車でサーキット走行、という楽しみにはナンバー付き、という縛りはどうしても外したくなかったからだ。
自己満足なことも、単なる自分レギュレーションでしかないのはわかった上で、だ。
●分切りを達成するまでの長いプロセス
俺がSタイヤに切り替えて本格的にアタックを開始したのは、2020年の1月から。
それまではラジアルタイヤにこだわって、2019年1月に筑波0秒台を達成した。それからWTACに参戦し、そこからSタイヤにスイッチしているが、なかなか思ったより数字が伸びず、やっと2021年12月に1分0秒3が出て、分切りまでのプロセスを歩み始めることができた。
結果的に分切りができたのは2022年12月なわけで、Sタイヤでのアタックで分切りを目指し始めてから実現まで、3年を要したことになる。
長かった・・・。
そして自分の中でまず大きかった出来事を語るなら、2022年2月のAttack筑波は外せない。
タイヤ削りのノウハウのある方に依頼し、265の削りGSで走行したのだが、セクター1、2がこれまでのタイムを大幅に更新し、走行中もそれがわかり、これは切れるか!?と思って最終コーナーに飛び込んだ際、本来3速に入れる場所で5速に入れてしまうという大きなミスを犯してしまった。
残ったのは、
悔やんでも悔やみきれない後悔だけだ──────
当日のセクタータイムは以下
[Sec1]24.594 [Sec2]24.770 [Sec3]11.031 [TopSP]172.366 = 1'00''395
最終コーナー、このペースなら10秒6前半はいけた勢いで、そうすればギリギリ分切りができていたかも!?という状況だったからだ。
この時から分切りがめちゃくちゃ目の前にあり、手に入るものだという確信を得て、冬季シーズンでの分切りを自分の中で改めて決意した。
冬季シーズン、というのは通常12月から2月までの3ヶ月を指すが、俺の中では、2022年中に分切りを達成してみせる、という強い想いを抱いていた。
しかし毎年、12月にはエイトリアンカップくらいしかまともにアタックするタイミングを設けていない。
当然1回で分切りが達成できるとも思っていなかったため、12月にアタックが可能そうな走行会を選択し、12月だけで4回の走行機会を設けた。
そして、今シーズンは昨年のタイヤ欠品などの状況もあったことと、可能な限り良いタイミングで新品を投入したかったため、265x2セット、295x3セットのトータル5セット新品を購入した。ちょっと自分の中ではあり得ない投資で、今年でキメてやるとの決意の現れだ。
そんななんとしても12月中に勝負を決める、その12月一発目のイベント、12/4のNRM走行会の日がやってきた。
気温3〜4℃ 1016〜1017hpaと、まぁまぁのコンディション。
265タイヤ新品の削りを入れ、ここで一発でキメられるなら決めたい、そんな想いを持っていた。
しかしここで大きな問題が発生する。
走行会の前日の20時頃に就寝し、2時に目覚め、3時に家を出る、というようなスケジュールでいたのだが、どうしても眠れないのだ。
何度も寝ようと努力しても寝られない。俺は寝るのは得意で、何があろうとも眠れるタイプだ。まさか眠れないなんてことがあるなんて。
何をやってもどうしても眠れなく、それならもうよしずガレージに行くことにした。
で、よしずガレージについてから、テレワークルームのコタツにはいり、仮眠を取ろうするがそれでも眠れない。深夜1:30とかなのに。
それでも横になって目をつぶっていれば身体は休まるはず、と考えてずっと目をつぶって4:30まで眠れない状況で過ごした。
これはなんだったんだろう。ほんとにもうつらかった。
この経験から、今シーズンのタイムアタックでは、前日に筑波に入り、準備をある程度してからホテルに泊まるというルーティンとすることにした。少しお金的には多く発生するが、体力的なコンディションなどを考えるとそっちの方が絶対良い。
結果的にほぼ一睡もせず迎えた12/4のNRM走行会。睡眠不足は走行にはほぼ影響はなく、単に自分の身体がまだ新品に完全に仕上がっていなかったからだろう、1分0秒1が限界だった。
とはいえ、一応は自己ベストを更新できていた。全然嬉しくなかったが・・。
セクタータイムなどは以下。
[Sec1]24.749 [Sec2]24.768 [Sec3]10.649 [TopSP]170.940 = 1'00''166
[Sec1]24.523 [Sec2]24.901 [Sec3]10.678 [TopSP]170.967 = 1'00''102
ベストセクタータイムを組み合わせれば分切っていた。が、切れなかった。
しかし確実な手応えを感じられた。
次のアタックタイミングは、翌週、12/9の毒蝮走行会。
気温2〜4℃ 1022〜1023hpaと非常に良いコンディションであり、参加者の全員が今日はイケちゃうか!?と、浮足立っているような状況。
もちろん俺自身も、だ。
今回は前週のNRM走行会で使った、265のタイヤ中古と、虎の子の295新品を今シーズン初めて投入してみることに。
265の中古は、やはり中古ということもあり、想定よりも良い走りではなかった。悪くはないがよくもない、そんな状況。
しかし295はものすごいショックなくらいタイムが良かった。かつて295で走行した時は、RX-8で295は辛い、と結論付けていたのだが、それが間違っていたのでは?というくらい全然タイムが違っていた。
特にセクター1、2が異次元。これまでのベストタイムを大幅に更新する内容だった。
が、やはり295は全体的にアンダー傾向が強く、走りとして良いか?というとやや疑問ではあったのだが・・
295新品で走行していると、デジスパイスで表示されるタイムのデルタ表示(現在のタイムが、ベストタイムよりどの程度速いか表示される機能)で常に緑色の表示になっており、走っている最中も明らかに速いのはわかっていた。
これがまたメンタルへの悪い影響を与えるのだ。気持ちが入ってしまう、というか、これはイケる!となってしまう。
また295、コーナーでのグリップ感が非常によく、このイキオイなら最終コーナーもミラクルタイム、出せちゃうんじゃね?という欲が出てしまい、ブレーキを弱めてコーナリング速度を上げるように走行してしまった。
これがもう最悪。スーパードアンダーを出してしまい、完全にこのままいけばコースを180%飛び出す状況になってしまい、出口で大きくアクセルを緩めるという、大失敗走行。この日のタイムのコンマ4近く遅いタイムになってしまった。
結果としてタイムは1分0秒084。最終コーナーを無難に走って10秒9だったとしても、分を切っていた・・
悔しくて悔しくて悔しくて、かなり辛かった・・。
この日のセクタータイムは以下。
265 [Sec1]24.748 [Sec2]24.806 [Sec3]10.682 [TopSP]172.772 = 1'00''236
295 [Sec1]24.387 [Sec2]24.660 [Sec3]11.037 [TopSP]172.029 = 1'00''084
仮想→[Sec1]24.387 [Sec2]24.660 [Sec3]10.682 = 59.729
ただ、もう295だったら出せちゃうじゃんってのがわかった。
「絶対」出せるとわかった。
しかし実はこの「絶対」このメンタルが最悪だ。こういう精神状況になると、ホントにだめなんだ、と。
そして迎える、12/17エイトリアンカップ。
気温3℃、気圧1020。投入するのは295の新品2セット目。
前週の状況を考えて、最終コーナーさえ無難にまとめれば「絶対」に分を切れる。
そんな状況は、周りのみんなもそう感じていた様で、RX-8の歴史が変わるのはこの日、エイトリアンカップでそれを実現できるなんて、本当に素晴らしいストーリー、みたいな空気が確実にあった。
俺も当然そう思っていたし、逆にここでミスったらもう話にならないとも思っていた。
スクート小関さんもわざわざ来てくれ応援やサポートをしてくれていることもあり、こりゃここで結果を出さねば、という強い想いにとらわれていた。
そんな状況でスーパーラップを迎える。
俺は車両に乗り込み、タイヤ交換を彗星さんが実施するいつものスタイル。
車両の中で待機している時、自分の鼓動がめちゃくちゃ速くなっているのが自覚できるくらいの状況だった。
その時「あ、今日もしかしてだめかも・・」と頭をよぎった。
こんな緊張、というかテンションがおかしい時にまともな走行ができるわけない・・と。
そしてスーパーラップが開始され、1コーナーに飛び込んだ時、なんかおかしい。自分の走りがうまくできていない。
デジスパイスのタイムデルタ表示も赤く表示されており、タイム更新はおろか、0.2秒以上遅い。こりゃあかん!
全然遅い。
やばい、なにこれ。
気持ちが焦る。が、結果的に全然話にならず、1分0秒2が限界だった。
いったいどうしたんだこれは・・・と思って、ピットに帰ってくると、みんな一様にタイムが遅いという。
よくわからないが、路面がいまいちなのではないか、という結論にはなったが、今考えると、路面はもちろんあったかもしれないが、自分のメンタル面の方が大きかったのではないかと思う。
そして、またもや発生する最終コーナーでの5速投入事件。ホントにこれはひどい。
一体俺はどうしてしまったんだろう・・。
この日は本当に意気消沈し、迷路に入ってしまったかのようだった。
しかしここで、TCR加藤さんやスクート小関さんから、この日の状況を分析し、次につなぐためのアドバイスをたくさんもらう。
自分でも何が悪かったのか、シフトミスやドアンダーはなぜ発生させてしまったのか?などを、ロガーや車載映像などを毎日何度も何度も見ながら、イメージトレーニングを繰り返していく。
運命の日、12/27がやってきた。
いつも通り前日にウォーマーの準備をし、宿泊して早朝にガレージで彗星さんのトラックにタイヤなどを積み、そしてサーキットに向かう。
この日は火曜日。前日の月曜日は筑波サーキットの休業日。前日から入っていた俺は、コースの音も聞いていたが、なにかテスト走行は行っていたのはわかったが、ごく少数の車両しか走行しておらず、ほとんどコースは使われていない。
こんな状況では、路面ができている状況ではないため、スーパーラップの2本目にベストを持ってくる作戦にした。
そこでスーパーラップの1本目は、ハンコックG-MAX SSコンパウンド265の新品。
初めて使うタイヤのため、正直良くわからない。
ただ、巷の噂ではほぼA050 GSに近い、ということであったため、この日の1本目に投入することに。
閑話休題。なぜこのタイヤを購入したか?
10月に、昨年AttackでおろしたGSを、4月のSUGO、7月のAP、10月のファミラ等で使い込み、セットアップや練習としては微妙な状態になっていた。だからといって練習に新品を投入するのも・・と思い、ヤフオクなどを見ていたが、ろくなタイヤが出品されてない。
大した状態じゃないGSに10万を出すのももったいなさすぎるし、誰が使っていたかわからないタイヤでは正直セットアップもクソもない。
そこでG-MAXだ。存在はもともと知っていたが、情報もなさすぎるし、ハンコックには良い思い出がほぼない。特に冬場のハンコックは、TDもZ214もとにかく温まりが遅く、スピンしたりアンダー出たりで話にならなかった。
G-MAXは木下みつひろさんがかつて使っていた、スペコンと同等のタイヤだと聞いており、また、信頼できるドライバーと話をすることもでき、これはそこそこイケるかも!?との確信を得たため購入した。なお、GSコンが20万円程度の現在、G-MAXは60〜70%程度の価格で購入できる。これがもし良い性能ならば、下手な中古より絶対にこっちが良い、となる。
そしてまずG-MAXでアタックしてみる。
詳細なレポートは別にするが、0秒5が出る。
想定通りこの日のスーパーラップ1本目の路面は最悪で、かなりダスティー。そんな状況で0秒5が出ており、もっと路面が良ければ0秒3は確実。GSに限りなく近いと言える。
身体もいい感じで整い、本番タイヤである295の削りタイヤでアタックをする。
エイトリアンカップでおろした新品を削ったタイヤであり、正直新品の最大パフォーマンスは得られない。しかし、これまでの自分の走りからすると、295の中古でもきちんとタイヤを転がし、クルマの行きたい方向に進めさせてあげれば確実に分は切れる。
が、中古なので最悪は出ないかもしれない。なのでそんな肩肘張らずに行こう、そんな想いで走行することに。
この日の気温はなんと朝の時点で-3.5℃。スーパーラップ2本目の8:40あたりで1.8℃程度。気圧が1020hpa。かなり良いコンディションだが、気圧が1023とか1025でもないのでそれほど最強でもない。
このあたりの状況も、無駄な緊張をしないで済むため非常に良い。
アタックを開始。
ウォーマーであたためていたタイヤのグリップ感も良い。
Zummy走行会のスーパーラップは計測2周と決まっているため、これまではアタックまでにインラップを2周かけていたが、今回は計測1周目から全開で行くことに。
1コーナーのグリップ感は非常に良い。路面も完全に出来上がっていた様子。
ヘアピンもよかったが、ダンロップでややロス。
2ヘアは立ち上がりでややミス。ただ大きなロスとなるほどでもない。
そして鬼門の最終コーナー。ゆっくりめに、慎重に3速に入れ、軽くアクセルを入れて音で3速に入っていることを確認する。
そのアクセルオンが余計な挙動となり、アンダーとなってしまう。が、これもなんとかごまかせるレベル。
ステアリングを切りっぱではロスが大きいため、なんとか戻したいが最後にやや戻したくらい、ギリギリごまかしでコントロールラインを通過。
コントロールライン後にデジスパイスのモニターが表示してあるタイムは 59秒88。
キター!
しかし、GPSのラップタイマーは時々スーパーインチキタイムを表示することもあり、いざという時には信じることができない。
そんな不安が入り混じったままパドックに戻ると、みんながバンザイして迎えてくれている。これは分切りできたんだ!!とそこでやっと確信できた。本当に嬉しい。こんなにうれしいことはない。
長年の夢が叶った。
これまで俺は、RX-8で筑波サーキットを、2秒台、1秒台、0秒台とすべて大台の歴史を塗り替えてきたという自負がある。
そんな自分が、RX-8で筑波分切りという歴史を塗り替えることができたのはかなりの嬉しさを感じる。
筑波2000分切りをしたら、次は58秒を・・というのがタイムアタッカーのセオリーだろう。
しかしこれから先、そこを狙っていくことに対する不安や抵抗がある。
というのも、今回の分切りもかなりの無理をしていることだけでなく、気温や気圧といった自分でコントロールできない範囲のガチャを手に入れる必要があり、可能性のある走行会に全部申し込んで、その中から選択していく、というコスト面でも非常に厳しい活動をしていかなければならない。
それを続けるのか?ということに、現時点ではまだ答えはない。
今はどちらかというと、SUGOや岡山国際サーキットのタイムを狙っていく方に関心が強い。
まずは分切りという目標を達成し、一つの区切りはできた。
また新しい景色を見に行きたい。
タイムアタックは、終わりなき旅だから。
セクタータイムは以下
[Sec1]24.324 [Sec2]24.827 [Sec3]10.721 [TopSP]172.139 = 59''872
●御礼
この結果を得るまでに、月並みだが沢山の人たちの支援があった。
いつも、サポートをしてくれた緑の彗星(?)さん。彼にやっと、結果として恩返しができた。
本当に本当に、いつもありがとう!
それからマシンをチューニングしてくれたRE雨宮さん、脚周りをセットアップしてくれたスクートスポーツ小関さん、いつも走りでアドバイスをこの数年ずっとしてくれたTCR加藤さんには本当に感謝感謝だ。
支援してくれたプロジェクト・ミューさん、プレミアム・ジャパンさん、ガレージヤマグチさんにも感謝。
そして応援してくれていたRX-8オーナー、皆さん、そして家族にも強い感謝の念が絶えない。
これから先も、エイトリアンの活動の応援、よろしくお願いいたします。
2022年11月09日
■エイトリアンカップもとうとう北海道上陸を致します
2005年からエイトリアンカップが行われ、2023年の19年目に、とうとう、北海道上陸です。
2023年5月6日(土)に、十勝スピードウェイにてエイトリアンカップを開催します。
さて、ここで2010年に書いた自分のblog記事を見てみよう。
■[neta] 来年からエイトリアンカップは全国開催です(2010/12/14)
いつから俺は走行会運営で全国を飛び回る人間になったんだよ(笑
まぁ走行会参加で東北とか岡山とかは行ったコトあるけど、さすがに開催とかできねぇよ・・:-)
ということで、全国開催はとても無理です。でも、魅力的なサーキットがあったら、いつかやってみたい!!
エビスとかもねー、やってみたいなぁ。岡山国際もやってみたいけど、借りるのにハードル高すぎ。金銭面だけじゃなく、既得権益みたいなカンジもあって、コネがないととても無理とか・・。う〜ん・・・・。
ま、いつかの夢っちぅことで。
ということで、全国開催は嘘ですが、来年はシリーズ戦方式も採用してみます。エイトリアンカップ参加者が更なる楽しさを味わえる様なイベントにしていきたいと思いますので、これからも皆様のご支援よろしくお願いします!
という記事だけでなく、コメントでも
中部地区は鈴鹿サーキットフルコースでエイトリアンカップを是非。
Posted by ライーザ at 2010年12月14日 17:55
>>ライーザさん
それはライーザカップにおまかせします(笑
鈴鹿なんて無理だよ・・・:-)
Posted by エイトリアン at 2010年12月14日 18:05
是非、北海道の十勝サーキットで開催キボンヌ!!
(⌒-⌒;)
Posted by ドナルド at 2010年12月14日 20:24
>>ドナルドさん
よっしゃいっちょやるか・・・・
って・・ちょっと・・・国際コースじゃないですか・・
しかも、遠征費がバカ高い(笑
白老ならまだ可能性はあるかも:-)
Posted by エイトリアン at 2010年12月14日 20:35
いや、ここは十勝でしょう。
道民の眼にRTEの皆様によるラップタイムを直接刻み込んでやってください!
Posted by はちこん at 2010年12月15日 13:18
>>はちこんさん
十勝つくちて…いや、十勝はさすがに無理ヅラ…
Posted by エイトリアン at 2010年12月15日 19:41
あれ・・・?2010年からたった12年経過しただけで、ネタ扱いだったSUGO、岡山国際、鈴鹿サーキット、そして十勝スピードウェイまでやるということになっている。
ホントに言霊、というのはあるんだなと痛感する。
ここでは言及していない、九州のAPでももうすでに開催済み。2023年も実施予定だ。
ホントにもう、エイトリアンカップは全国サーキットでの開催イベントになっている。
正直これらはすべて、リピーターとして何度も参加してくださっている参加者の方に大きく依存している。やはり初地域で初コースでの開催、と考えた場合、どの程度の参加者がいるのか?が見えないととてもイベント開催なんてできない。それが、事前の打診段階でリピーターのみなさんが、参加するよ!という表明をしてくれていることが何より支えになっている。
エイトリアンカップというのは、こうやって参加者の人の想いにめちゃくちゃ支えられているというのを本気で感じる瞬間だ。
やらないけど、仮にオーストラリアでエイトリアンカップやるよ!と言ったとしても、何人かは日本から来てくれそうだな、というような気持ちになれるというのは、開催の強いモチベーション、背中を押してくれる力となる。
あらためて、エイトリアンカップ参加者の皆さん、全員に深く感謝致します。
もちろんイベントを支えてくれる彗星さんやスタッフ、ご協賛いただいている皆さんにも感謝でしかない。
間違いなく、日本で唯一の、全国規模のワンメイクのタイムアタック競技イベントであるエイトリアンカップ。これを実現できることに幸せを感じる。
そんなエイトリアンカップも先日の岡山で84回目を迎えた。100回まであと16回。100回まではなんとか走りきっていきたい。
2022年07月17日
■九州のサーキットに走りに行ったエイト!〜エイトリアンカップinオートポリス 1st旅行記〜Aオートポリス走行編
◆オートポリス初上陸
まさかRX-8でホントにオートポリスまでやってくるとは・・すげぇ感慨深いぜ・・。
パドックはこんなカンジ。広いなー。
なお、オーポリの雨率は6割を超えるという。
こんな梅雨の時期なのに、ピーカンで34〜6度なんていう気温で晴れたというのは、ホント奇跡的。
エイトリアンカップ参加者の、普段の行いの良さだ。
あと、もちろん俺パワーwww
なお、オーポリの設備的には必要最低限のメンテナンスをしている、というカンジで、雰囲気的には改修前SUGOというイメージ。
ピットロードから最終コーナー側を見ると、なんか、岡山国際サーキットみたいな見た目・・。
なお、写真に見えているオートバックスの看板側に走っていくんじゃない、あっちの奥から左手側に向かって進むのだ。
つまり、一般的な国内サーキットとは逆なのよね。
これが結構、一瞬、あれ?ってなるところ。
受付風景。
実は今回、エイトリアンカップのスタッフは実質ゼロ。
俺と彗星さんが受付などを行うが、2人とも走行するということで、数少ない少人数で実施。
しかし彗星さんが、結果的に1本目の走行も誘導に回ってくれて、自身の走行を減らして、彼一人でこなしてくれたというカンジ。ありがたや。
彼の尽力なくしてエイトリアンカップは成立しない、の好例の一つだな・・。
また、オーポリスタッフのUさんもすごく気遣いをしてくれていて、助けられていた。
次回開催は、地元の方に少しスタッフとしてお手伝いをお願いする予定。
ドラミ、ラジオ体操など恒例イベントは九州でも実施。
最近エイトリアンカップで流行の、ドラえもんラジオ体操を流した所、マツ耐の参加者の方もラジオ体操に参加してもらえたり、みんなにラジオ体操が受け入れてもらえていて嬉しい。
ただ、このクソ暑いのにレーシングスーツでラジオ体操はどうかと思う・・・www
◆エイトリアンカップ走行開始
そして走行開始。
シミュレーターで何回か走行はしているが、リアルに走るのはこの1本目が初めて。
どの程度アジャストできるか?を考えての走行だが、まぁ一発目から行かないと、暑いしGSもタレるし駄目だべ、と思ってアタック。
今回のタイムシミュレーションは、冬場なら2秒台、夏場なので3秒落ちくらいの5秒台、と考えていたが、全然そんなコトにならねえええwww
くっそおせえ・・
8秒2。
まぁやや詰まったりしてるけど、それでも全然駄目。
1コーナーがまだ全開でイケていない。
また、ヘアピンがやはりまだちょい処理に手間取っているのと、100Rが実際のコースとシミュレーターでやや違っていてロス。
ジェットコースター先のブレーキングやコーナリングもだいぶマージン取りすぎ。
今回の走行では、FDでオーポリを走りまくってるセブさんにめちゃサポートしてもらった。
エア圧見てもらったり、色々と教えてもらったり等々、ありがとうございます!
カッコいい俺www
今回の参加車両の中で一番目立っていたのは、やはりナリタさんだろう。
痛車っぷりがハンパねぇ。
そして今回がサーキットデビューという。めちゃめちゃ楽しんでくれていて、俺も嬉しかった。
そして2本目走行開始。
タイムは一番上だったので、一番前からのコースイン。
計測2周目でベストを出すべくがんばっぺ!てなカンジで走行。
1周目はミスが目立ち、2周目はすでに水温も高くタイヤもタレつつあり、ベストコンディションではなくなりイマイチ。
でも、6秒台は確実に入れられたのにそれができなかった。
ベストタイムは7秒170。う〜ん・・・
目標から1秒2ビハインド。いまいち。もっと走れたヨ・・。
ということで、俺のオーポリ初走行は終わった。
う〜ん、まだ不完全燃焼。
エイトリアンカップのリザルトだが、同様の改造度の車両がいない以上、タイムだけ比較しても仕方がない。
やっぱりあと2回は走行しておかないと駄目だな。
なので、エイトリアンカップ in オートポリスは来年も開催します。
そして2024年の1〜2月に走行して絶対的なタイムを出しておきたい。
くそー!見てろよー!オーポリ!!!
エイトリアンカップに参加してくださった皆さん、ホントにありがとうございます!
来年もぜひお付き合いください!
◆オートポリスピット設備等
ピット全景
モニターは全ピット2つ常備。
ピットモニターのリモコンは全ピットにこの場所に置いてあり、とても親切
エアなどの設備もあり、電源ももちろん確保できる。
1日夜間保管も可能で、その場合は1ピットあたり2000円/日。安すぎじゃね?
◆阿蘇ツアー
せっかくこんな良い天気だってことで、阿蘇カルデラを一望できる大観峰に有志で行ってみる。
やーすげぇいいところだった!来た甲斐あったぜ!!!
その後俺がどうしても馬刺し食べたい!ってリクエストして、セブさん、jun@kanayansさん、那珂ちゃんと舌鼓を打つ。
馬刺しのレバ刺しなんて食ったことねえぜぇ〜〜超うんめぇええええ
帰りのフェリー発射はまた23:55と深夜なので、まったりしてから解散する。九州の皆さんにはとてもお世話になりました!ありがとうございます。
新門司では、エイトリアンカップに来られなかった阪本さんがわざわざ新門司までお見送りに来てくれた。ありがたや!!
時間がほとんどなくて、ホントほぼ一瞬くらいの挨拶くらいしかできなかったけど、ほんとにありがとうございます!
たんみかさんともご挨拶させてもらった。ありがとうございます!
◆帰路フェリー
帰りのフェリーは、行きと同じなので中の設備に一喜一憂することはなかったw
とりあえずサクッとまず寝て、それから朝になってから活動しようと考えて、早期就寝。
しかし暑いので、ノンアルビールとアイスクリームをかっくらったり。
なお、フェリーでは移動の時に靴を履き替えたりするのもめんどくさいので、つっかけみたいなサンダルがあるととても良い。
俺は行きの時にそれに気づき、帰りに熊本のSeriaに行って100円のサンダルを買ったワケだが、これがめっちゃ捗った。サンダル必須だわ。
帰りはなんとすげー雨。海もやや時化っていた。
そんな中露天風呂に入ったワケだが、めちゃめちゃ湯面が揺れまくっておもしろいwww
で、無事横須賀に到着して、家に帰宅。
今回の移動距離、確実に2600kmくらいあると思うんだけど、全く疲れという疲れがなく、日曜日の夜22:30頃に帰宅したわけだが、軽い疲れはもちろんあるけど、翌日月曜日から普通に仕事ができるカンジでマジびっくり。
往復は割引が入り、46,000円+41,400円で87,400円。高速代、ガス代考えてもほぼトントン。これなら俺は確実にフェリーを使う。
なお、俺は船酔いするタイプかなと思っていたので、事前に船酔い薬を買って飲んでおいた。
そのおかげもあり、船酔いとは全くノーお友達。全く酔いとか感じることもなく、快適な船旅でサイコーだった。
船酔い薬も必須だナ。
ということで、以上がエイトリアンカップ in オートポリスの旅の記録だ。
誰かの参考になれば幸いです。
それでは皆さん、ご一緒にご唱和ください。
エイトリアンカップ、サイコー!!!!
※本レポートの写真は、ライーザさんにいただいたものが多数含まれています。ライーザさん、撮影ありがとうございました。
ラベル:オートポリス
■九州のサーキットに走りに行ったエイト!〜エイトリアンカップinオートポリス 1st旅行記〜@九州上陸編
まぁさ、オーストラリアまで俺カーを輸出して行っておいて、いまさら九州程度でガタガタ言うなんてナンセンスなのわかってるけど、それでもやっぱり九州のサーキットで走行するってのは結構ハードル高いよねって思ってた。思ってたって過去形じゃなくて、今でもそう思ってるケド(笑
ということで、その旅行記を自分メモも含めて記載しておく。
◆エイトリアンカップをオートポリスで開催?
そもそも今回九州上陸を果たしたのは、エイトリアンカップをオートポリスで開催するってコトがベースにあった。もちろんオートポリスに興味はあったけど、どうせならエイトリアンカップをやっておきたいよナって前から思っていて、特にエイトリアンカップに毎回参加してくれていた、青のおっちゃんが九州に転勤になってしまったというのも大きかった。
とは言え、正直、九州での開催はおそらく参加者が少ないだろうと想定していた。
関東のエイトリアンカップ参加者の大半は、遠征に抵抗ある方が多い傾向なので、関東以外の参加者がどの程度集まるか?がポイントだが、なかなか厳しいだろうと。
それでもやる気になったというのは、やはりオーストラリアWTACのことが大きい。
2019年に参加し、その直後に新型コロナウイルスがまん延し、イベント自体が中止に追い込まれ、今年は開催されたが、やはり日本から参加するというのはまだ難しい状況。
やれる時にやっておかなければ、サーキットイベントはいつできなくなるかわからない、それを強く感じたため、オートポリスも今のタイミングでやらなければ二度とできないだろうと考え、実施の方向で検討を開始した。
ただ、エイトリアンカップを開催してみたら、参加台数15台、とかなんてなったらさすがに寂しいので、事前にツイッターでアンケートを採ってみることとした。
アンケート結果は、概ね想定どおりの傾向。
ほぼ参加するだろうというスゴい人が10人、スケジュール次第や条件次第という方が20人。それぞれにこれまでの経験から係数を掛け、おそらく18〜9人は参加いただけると想定し、これならばアンケートに回答しなかった参加者が数名エントリーしていただけると考え、20人以上の参加者が見込めるため、実施を決定した。
ご協力いただいた皆さん本当にありがとうございました。
そして蓋を開いたらなんと、キャンセル待ちまで出る勢いの申込者があり、特に地元九州勢の方が多かったこと、それからエイトリアンカップでサーキットデビューという方も4名もいらっしゃったこと、これがとても嬉しかった。
エイトリアンカップはガチ勢のためのイベントって思われているらしい。そういう要素があるのは否定しないが、明らかにそういう勢力は少数派で、多数派は楽しんで、ついでにタイムを競いたい、という方だし、むしろエンジョイ組も多いんでは?という感触だ。表彰もあるし、レギュレーションもあるし、タイムも公開されるし、競技色を強めているのでそういう香りがしてしまうんだろうなとは思っている。
だけど、こうやってデビューの人たちも来てもらってもむしろありがたいし、そういうことを目指しているのがエイトリアンカップなんだということを、心の片隅にでも置いておいてもらえるとありがたい。
RX-8乗りの交流の場として始めたのがこのイベントのキッカケでもあるので。
◆エイトでフェリーに乗る
一番気にしていたのは、俺カーってフェリーに乗るの!?って所だった。
そんなベッタベタじゃないけど、それなりのシャコタン。めっちゃ不安だった・・。
スタッフの方に「これはちょっと・・」と言われたりしてめちゃ不安だった。
が、事前に色々動画などで見ていたので、たぶんいけると思っていた。
結果的には問題なかったんだけど、その時の動画は下記です。
乗船後はこんな感じ。
ちゃんと輪止めはしてあるけど、船が傾いたらどうなるんだろう?とか考えたが、まぁよくわかんね。
フェリーに乗ったのは、はるか昔昭和、ちっちゃい頃に北海道に行くのに乗ったのかも?ってくらいの記憶しかないので、マジで初体験ばかりでめちゃいろいろ見て回ったりして楽しんだ。
乗船時間は21時間。23:55出港で到着が21:45頃。すぐに寝るとして、起床を仮に8:30くらいと考えると、12時間以上は船の中で過ごさないとならない。東京九州フェリーにはいくつかのグレードがあり、カプセルホテルみたいなカーテンで仕切られたツーリストA、これだと、クルマ+ドライバー込みの料金で、RX-8だと片道税込み4万円。
ツーリストAのベッドはこんな感じ。
これでも良かったんだが、俺はPCで作業とかやる予定だったし、財布とか鍵とかも含めた荷物をこのベッドに放置して移動ってのはさすがにイヤだったし、ロッカー使うのもだるいってことで、ツーリストSという、鍵付きの部屋にした。この場合、+6,000円。
が、結論としては東京九州フェリーだとこのツーリストS一択だなってのが結論だった。
とにかく荷物の管理が楽。ケータイにQRコード入れておけば、ケータイさえ持っていれば船内ウロウロしてても全く問題ない。
ツーリストSはこんな部屋
狭いけど十分
部屋のエリアはこんなイメージ。
俺は一番奥の部屋にして、ドア開けて窓を眺めたりもしてた。
あ、もちろん豪華な部屋もあるのでブルジョワな人はそちらへどうぞ・・。
事前に船内の物価は地上と変わらないとわかっていたので、特に持ち込みとかしないで必要に応じて購入したりした。
が、まぁ基本ペットボトルのコーヒーを往復で3本くらい買ったのと、気まぐれで氷結とアイスクリーム買ったとかそんくらい。
やっぱお風呂はすげぇイイ。
露天で海を見ながらのコレはマジ最強
風呂の設備はこんなかんじ。
あ、バスタオルとフェイスタオルはレンタルも有料なので、自分でタオルとか持っていくのが吉です。
部屋にタオルハンガーみたいのもあって干せるから、特に困らない。
今回大活躍したのが、フォワーディングルームという、サロン?ラウンジ?みたいなところ。
PCで作業したりがめちゃ捗った。こりゃええわい!!
なお、コンセントは2箇所しかない。なので電源が必要な作業する場合は作業エリアを考える必要があるので要注意。
なおここは船首に一番近い場所なので、景色もめちゃイイ。
なんかこういうのはやっぱり船旅じゃないと味わえないよな・・とすごく満足できたぜ。
帰りは雨だったが、行きは完璧な晴れで、めっちゃ景色も良くてサイコーだった。
ということで、無事九州に到着して、ホテルに宿泊して次の日を迎えることに。
次回、オートポリス到着編をお楽しみに!!!
ラベル:オートポリス
2022年05月19日
■エイトリアンオリジナル ポリカーボネイト製ウィンドウガラス価格情報
オリジナルでRX-8用のポリカーボネート製ウィンドウガラスを作成しました。エイトリアンのロゴが入ったオリジナル仕様です。
4mmで制作しており、バタ付きなどない高品質モデルです。重量は純正の約50%になります。
@車検対応セットモデル
交換しても、eマーク付きとなっており車検対応です。ハードコート仕様。色はクリア(透明)。
4枚セット(前左右後ろ左右)です。
車検対応のため少し割高になりますが、ナンバー付き車両にオススメです。
価格:330,000円
ポリカーボネートとはいえ、純正ガラスと形状も変わらないため、一般的な整備工場で対応可能ですが、必要であれば関東での装着実績のある工場もご紹介します。
またオプションとして、下記も準備しています。
A車検非対応 リアガラス
こちらは非対応、競技専用部品です。車検について等、一切ノーサポートです。色はグレー(透明)。
※ロゴレイアウトが記載された白黒イメージではクリアと記載されていますが、グレー仕様となります
価格:167,000円
@とAセットの場合、お値引き致します。ご相談ください。
なお、自分で利用するために作ったガラスを一定ロット分仕入れた分をお譲りするという趣旨のもので、在庫限りで終了となります。
2022/5月時点で残り3セットです。
ご希望の方はお早めにご連絡ください。
2022年03月21日
■街乗りタイヤをブリヂストンのアレにしてみた(簡単インプレ)
街のリタイヤを昨年11月にブリヂストンのplayzにして感激した。
が、そこそこの溝があるとはいえ中古だったこともあり、5ヶ月、約半年で交換となった。
だってこんな感じな、片減りがハンパなくなっちゃったんだもん…。
キャンバーとトーの問題なのは分かっているが、ちょっと辛い…。
とはいえ、距離的には8,000キロくらい走行してるので、まぁしゃーないっちゃしゃーない。
もちっともって欲しかったけど。
BSのコンフォートタイヤは本当に素晴らしかったので、次もplayzとかREGNOとか、はたまたS001とかにしようかなと思って探してみるが、中古だと全然ロクなのがない。全然見つからないんで、なんかテキトーなタイヤにしちゃおっかな…とか思ってネットを見ていたら、ブリヂストン製なのにイヤに安いタイヤを見つけた。
それがこの、テクノスポーツ、だ。
インドネシアとかあっちのほー向けに作ったモデルで、日本では販売されていない。
つまり、逆輸入モデルだ。
しかも、18インチだと225/45R18しかないとか、サイズにもめちゃ限定されたモデル。
製造もインドネシア。インドネシアのBSタイヤといえば、アドレナリンもそうだし、なんら気にならない。むしろBSタイヤなので安心感の方が上。
そう、ぼくたちの安心の『B』!
そんなこのブリヂストンの新品タイヤ、225/45R18の4本で4万ちょい送料込み。
ちょっとかなりアリエンティ。
でもさ、こんだけ安いんだからなんかあるんでしょう?いくらBSさんといってもさ…
なので買ってみた。
しっかり225幅なのかな。9Jホイールにハメるとけっこーな引っ張り具合。
でもこんくらいもカッコいいね。
斜めから見るとまたさらにイイ感じ。ブリヂストンってロゴがキラリ☆涙がキラリ☆
車体にハメても映える、ブリヂストンロゴ。
とてもよき。
製造は2021年38週。けっこー売れてるタイヤみたいで、ふつーに新しいヤツが来て満足!ガハハ。
で、肝心のインプレをしてみたい。
新品状態の溝は9mm。めっちゃ厚みあるなォィ。
さすが一般タイヤ。
なお、RE-12Dあたりになると、5mmとか当たり前の世界なので、どれだけ違うのか?って話になる。
そして一番驚いたのが、明らかに重いということ。倍と言ったらウソになるけど、けっこーな重量。
軽いホイールに履かないと、純正タイヤとかplays、regnoとかと比較したら明らかに重い感が分かると思う。段差でのドタバタ感とか。
なお、たまたまかもだけど、バランスもすげー良くて、10gとかそんくらいで、1本はバランスゼロ。さすがBS…。
で、走行してみた。
一般道と高速道での100km/h程度の速度域。まだワインディングなどは未走行。サーキットも当然走行してない。
一般道、湘南宅配ピットマンさんのお店を出た瞬間から分かった。明らかにノイズが増えた。片減りしまくりのとはいえ、playzってすげぇんだなって思う。まったく違う。じゃあそれが絶対的に多いのか?っていうとソレはまったくない。
むしろふつーのハイグリタイヤとかそのへんと比較したら、比較するまでもないくらい静粛。ブリヂストンのフラッグシップコンフォートタイヤとは比較したらそらノイズ多いよね、ってそんな感じだと思う。
一番気になってたのがココだったので、値段とワケわかんねーwイナズマパターンとかで覚悟してた、ノイズが全然たいしたこと無いのですげー逆の期待ハズレだった。
高速で走行しても、別になんのノイズもないし、当然違和感もなく走行できる。ちょっと首都高とか箱根とか行ってみるのも手かなー。
せっかくの新品タイヤなので、いろいろ試してみたい。
なお、転がり抵抗なんかも当然playzあたりと比較するとやや劣るかも?って感じはあるが、気にならないレベル。
トータルで見ると、そら1本4万とかのplayzとかと、4本4万のテクノスポーツじゃ比較するのが失礼な感じではあるって前提の上で、このタイヤ、かなり買いでコスパ最強な気がする。
新品でBSの225/45R18のタイヤが4万…エッセのRE-71RSが165/55R14で4本4万ちょい…。お、お、おなじ…!?
中古のplayz/regnoもたまーに2〜3万で出てるけど、水物なのでそれを探したりしてるより、ちょっとだけ出して新品のテクノスポーツ、個人的にはかなりアリだと思った!超オススメ!
あとは、ウェットのグリップと、耐久性をレビューしていきたい。
現在25万165km走行。
2022年03月15日
■Shoraiバッテリーを1年使い続けてみての結論
1年前に、リチウムバッテリーを、aliantバッテリー不調からShoraiバッテリーに換え、1年サーキット走行のみで使い続けてみた。
もう少し小さいサイズにするのも手だったが、重量差もわずかだったこともあり、電力不足の不安もあったので、aliantとほぼ同じくらいの大きさのタイプにした。
LFX24A3-BS12というヤツだ。
サーキット走行のみ、というのは、普段はフツーの鉛バッテリーを使っていて、サーキットでリチウムバッテリーに交換して走行、終わったら元に戻す、という運用をすることだ。
この1年運用してみて、一度もバッテリーを充電したこともないし、バッテリーが膨らんだり、aliantで悩まされた謎の失火現象のようなものも一度も出ていない。
Shoraiバッテリーは本来バイク用らしいが、全然問題なく運用できているし、なんといっても安い。あとは当然軽い。
俺にとっては大満足の結果になったといえる。
2022年03月13日
■富士スピードウェイ ショートコースでのマイポンダー利用について
俺は遥か昔に、のんちゃんから譲ってもらった永久版マイポンダーを使っているんだが、未だにコレ、使えるサーキットでは超現役。サブスクモデルじゃないので、維持費が一切掛からない。すばらしい。中古で確か2万とかで譲ってもらった記憶アリ。
で、そのマイポンダー、富士ショートで使えるか?の検証をしてきた。
富士ショートもAMBのポンダーは使ってるんだけど、mylapsとかspeedhive(ネットでラップタイムが確認できるサイト・アプリ)にデータを投げる設定になってないので、これまでは全く使えなかった。
ところが最近、富士ショートでは計測無料キャンペーンってのをやっていて、その頃からmylapsとかspeedhiveに富士ショートっていう表示が出てくるようになっていて、お?まさかマイポンダーも使える?と思ってた。
ただ、お知らせをみたら無料キャンペーン終了、となっていて、計測サービスの有無もサイトで確認できない。
こーいうところ…富士ショート…やる気を感じられない…
で、電話してみた。
計測サービスは、1日500円でポンダー借りて、紙出力はなし。speedhiveアプリ使って見てください、とのルール。
マイポンダーは使えます?と聞いたが、よくわからない…やってみないと…とのことだった。
なら、俺が試すか、ってことで今日の走行となったというワケだ。
ふむふむ。LIVEの方をみる感じなのね。
この日は富士ショートの癖にwww めっちゃ台数が多くて1本目をスルーした。
で、2枠目を走行し、ピットに戻ってからspeedhiveでリザルトチェック。
確認したところ、レンタルで借りてる人と番号のが表示されているが、俺のは表示されてない。なんだよー、やっぱ未対応なのかよー、とガッカリした。
なお、この日は3台しか借りてないってことになる。みんな計測サービス使わないのね。
で、いつも見てるpracticeのページを見てみると、あった。
ちゃんと全ラップ記録されて、speedhiveでも確認できた。
富士ショートのLIVE画面はあくまで富士ショート側で登録しているレンタルポンダーを借りた人のみ表示され、富士ショートに登録されてないマイポンダーを使ってる人は、普段通りpracticeで見て下さいって運用になるイメージ。
全然問題ない。
これなら500円掛からないし、しかも公式リザルト!
またマイポンダーのメリット享受してしもた。
にしても、32秒9しか出なくてガッカリマン…いくらオンボロSタイヤとはいえ…。まぁアタックもしづらい環境ではあったけど、それは言い訳マン。
もうちっとちゃんとしたタイヤで走ってタイム出しておきたい。
2022年03月02日
■ETCのアンテナ場所を変えたらETCエラーがゼロになったエイト!
昨年10月にクルマが戻ってきたとき、ETCのアンテナがミラーの脇、フロントガラスの真ん中の一番上に設置されていた。
まぁココに付けてるクルマもあるし、別にイイか、と思っていたのだが、俺のクルマの場合、この位置だとETCエラーが頻発してマジ毎回イライラしていた。コレがまためんどくさい状況で、起きない時はまったく起きない。でも、感覚ではゲート通過5回に1回くらいの割合で通信エラーが発生し、ゲートが開かないってことが発生していた。
ひどい時は、ゲート直前のETCカードチェックOKで通過した直後にゲートでエラーが出る、という状況で、もうホントふざけんなよ状態だった。
ネットでぐぐったら、なんかETC機器の接点の汚れでエラーが出ることもあるというので、1,800円も出して接点クリーナーを購入してクリーニングしてみたが、全然変わらず…。
もうムリづら…イヤづら…前はまったくエラーなんておきたことなかったのに…と思ったとき、あれ?もしかして、このアンテナの位置って影響ある??と気づく。
正面からもアンテナ見えるし、ここに付けるのもメーカー推奨だし、まさか…。
でもなんとなく、ここの角度がいまいちシャコタンカーの俺カーだと推奨っぽくないのかも…と思う。
で、ダメ元で配線を外し、以前と同じ位置にアンテナを設置してみた。
そしたらなぁ〜んとなんと、もうエラーとは無縁。エラーゼロになった!!!!!
マジかよー!結局こんなオチかよー!
ということで、もしETCゲートが開かない、というトラブルに悩んでいる方がいたら、ぜひアンテナの位置を見直してほしい。想定よりシビアだ。
ということで、情報共有だエイト!
2022年01月31日
■【レポートその2】K&P製アルミ製オイルフィルターの洗浄を実施してもらったエイト!
昨年の12月に装着した、K&Pの洗浄型オイルフィルター(ナイトスポーツver)を、約2ヶ月、2000km程度走行して、途中1回オイル交換のみを実施した状態で洗浄してもらった。
もちろん作業は俺ができるはずもないので、RE雨宮の富里工場にてお願いした。
俺だとたぶん4時間以上かかっちゃうんじゃないだろうかw
超めんどくせえ。
洗浄後の写真しかなくてすみません。
とりあえず、フィルターはかなりキレイな状態。で、小さなゴミみたいのが何個か目視でついているのがわかる程度。
正直、サーキットハイシーズンだとエンジンオイルの交換頻度が高いので、それほど汚れが付きづらいというのはあると思うが、まずは現状だとそもそもフィルター自体も汚れが多くない状況。抜いたオイルもまっくろくろすけって態からは程遠い感じなので、フィルターが機能してないとかそういうのではなく、単に汚れが少ない、って感じなのだと推測。
なお、洗浄は普通にブレーキクリーナーで内側からプシャーってやって、それからエアで内側からプシャーっとやってって感じみたい。
あと、ガワのアルミ部分もブレーキクリーナーでキレイキレイに。
工数としては、取り外し装着、洗浄含めて40分くらい?程度。
オイルフィルターが1,500〜2,000円くらい。これまでの交換工賃は1,000〜2,000円くらい。今後これらの洗浄型オイルフィルターユーザが増えたとしても、全体として工賃3〜4,000円とできれば、これまでのフィルター交換分のグロスの売上と同じくらい取れるのであれば、整備工場側もデメリットは少ないのかなとは思った。
で、さて帰ろうかって時、ここでなんと左リアのハブがガタついてるのが発覚。
工藤さんが車両チェックをしてくれた時に見つかったのだが、やはりショップでオイル交換をするというのは、こういうメリットがものすごく大きいなと痛感。
4輪のハブ、10月に全部とっかえて交換したのにもうかよ・・・。
やっぱ筑波ばっか走ってるとそういうのも出てくるのか・・。
なお、異音などは走行中一切ないのだが、リフトに上げてハブを揺らすとややわかるというそんな状況。
俺みたいな素人はダメね・・ほんと・・。
ということで緊急入院。
工藤さん、吉田さん、トム、ありがとうございます!
2021年10月24日
■[レポート] KYOTO8DAY 2021 (2021/10/16)
新型コロナウィルスの感染状況にも少し落ち着きが見えた2021年10月16日(土)に、京都は嵐山高雄パークウェイに於いて、RX-8のミーティングイベント KYOTO8DAY 2021を開催いたしました。
参加台数:RX-8 71台+デモカー 4台 =75台
参加人数:約100名
●出展企業・団体(50音順)
AAB-TECH様
オートクラフト様
バトルエイト様
LEG MOTOR SPORT様
●ご協賛企業・団体(50音順)
RE雨宮様
JEREV様
VALINO様
プロジェクト・ミュー様
LARGUS様
関西エイトデイ有志様
ご出展、ご協賛いただいた企業・団体各位に厚く御礼申し上げます。
個人主催のイベントに、多数のご支援をいただけることに感謝の言葉が尽きません。
特に当日、会場まで来場、ブース出展までしていただけたことありがとうございます。
そして何より、世情が読めない中、早期からエントリーしていただき、当日もご来場いただいた参加者の皆さんに深く、深く御礼申し上げます。決して安価とは言えないエントリーフィーをお支払いいただいていることを常に意識、感謝の心を忘れずに本イベントの企画から当日まで行動しておりました。
当初、KYOTO8DAYはサンプロス社主催、峠スーパーフェス2021と併催という形で9/26に実施予定でした。しかし京都府の緊急事態宣言が9/12解除予定⇒9/30まで延長決定を受け、10/16への延期しての開催となりました。スケジュール変更に伴い、参加できなくなった方に深くお詫びいたします。
緊急事態宣言が明けてからは、皆さんご存知の通り世の中が開放的な空気感となり、ミーティングイベントの開催に於いてネガティブな印象を与えることはほぼなくなってしまっておりましたが、決して油断することなく、@参加者の全員検温実施 A場内でのマスク装着必須 B可能な限りのソーシャルディスタンス という3点を中心とした感染拡大対策を講じて実施いたしました。
イベント当日も当初不安視された雨天に見舞われることもなく、好天の中実施することができました。
参加者の皆さんも非常にマナー良く当日過ごしていただけて、良いイベントにすることができました。ありがとうございます。
また本イベントは、過去に高雄パークウェイでRX-8ミーティングイベントを開催したこともある、関西エイトデイとのコラボレーションで実現いたしました。同イベントの運営スタッフにも改めて感謝申し上げます。
■参加者分類
●RX-8前後期分類
2021年の現時点でも、前期車両が7割を占めており、前期の人気の高さが伺えます。
●参加者年齢分布
ミーティングイベントは若者主体、というわけでもなく、もちろん圧倒的多数は20代ですが、30代以上で6割、50代が10%も来ていただけていることがありがたいです。
●(参考) 車体色別台数表
■当日の模様
当日の模様をフォトレポート形式でお届けします
みなさん早朝から集合ありがとうございます。
スタッフが来場者の参加受付票の確認をしています。
高雄パークウェイの車止めの高さがあるため、リアディフューザーなどがある車両には、丁寧にスタッフが誘導します
スタッフの皆さんには本当に頭が下がります。
一日中動き回ってくれていました
これだけたくさんのRX-8が一箇所に集まるのは、やはり単一車種のミーティングイベントならではですね。
会場にはさまざまな、まさに色とりどりなエイトが来場してました
今回、高雄パークウェイの小倉山駐車場を使わせていただきました。
カフェも併設してあり、非常に良い会場だと思います。
感染拡大防止のため、非接触の検温計を導入しました。非常に性能が良く、皆さんの混乱もなく受付を行えました
受付前ではスペースを空けて並んでいただくようにご協力をお願いしており、皆さんきちんと守っていただけて本当にありがたいです。
受付スペースです。受付スタッフの女性陣は丸一日受付に常駐してもらっており、大変お疲れ様でした&ありがとうございます
出展ブースご紹介:LEG MOTOR SPORT様
出展ブースご紹介:バトル8様
出展ブースご紹介:AAB-TECH様
デモカー展示ご紹介:オートクラフト様
会場内には笑顔が絶えず、とても良い雰囲気でした
みなさん各々楽しそうに過ごされていました。
KYOTO8DAY目玉イベントの一つ、ドレスアップコンテストには、6台のエントリーがありました。
皆さんものすごいこだわりでクルマを作り込んでおり、どれも素晴らしい出来だなと思わせてくれる仕様でした
なお、ドレスアップの投票箱は車両の目の前に設置しており、エントリーされたオーナーの目の前での投票はなかなかしびれるモノがありました
そんなドレスアップコンテストで優勝したのは、マッド・マイク仕様のRX-8でエントリーいただいた、やっさん@BADBULさんでした
圧倒的な票が入っており、ダントツの優勝でした。おめでとうございます!
ドレスアップコンテストの表彰です。
優勝者にはなんと、プロジェクト・ミュー様より、RX-8用ブレーキパッド TYPE-PSモデル前後が進呈されます。
プレゼンターは、今回イベントの盛り上げに協力してくれた、宮本和夏菜さんです。
ドレスアップコンテスト優勝者を囲んでの皆さんでの記念撮影です
次のイベントは、日本一偏差値の低いグランプリ、コーラ早飲みGPです。
さすがはノリの良い関西勢、当初10人集まるかな?と思ってましたが、なんと13人も集まりました。
画像は予選の様子です。
決勝を戦う2人です。どちらも一歩も譲らない、ものすごい気合を感じました。
でも、コーラの早飲み・・なんですけどね・・(笑
そして見事優勝したもっさり選手。副賞はVALINO様よりご提供いただいた、折りたたみコンテナです。
それにしてももっさり選手の早飲みのスピードは半端なかったです。参加者の方には動画も共有予定です。お楽しみに!
イベント最後を締めくくるのは、ジャンケン大会です。
出展いただいた皆さん以外にも、ご協賛のみで支援してくださった企業、団体様からたくさんの賞品をいただきました
非常に高額な賞品もたくさん含まれており、参加者の皆さんの目の色はなかなかなものでした(笑
ジャンケンしてくれるのはもちろん、宮本和夏菜さんです。
この日のジャンケン本気組の皆さんです。
賞品獲得者の皆さんです。おめでとうございます!
イベントはジャンケン大会ですべて終了となり、最後にご協賛企業・団体様からのご挨拶をいただきました
LEG MOTOR SPORT様
バトル8様
AAB-TECH様
オートクラフト様
そして、関西エイトデイ代表サトシさんから。
スタッフ全員での集合写真
この時代に、このようなミーティングイベントが開催できたのは本当に奇跡的だと考えております。
正直、企画時点からやるべきか?ということを自問自答しながら走り始め、最後の最後まで中止を頭の隅に置きながら動いておりました。
結果としては最適な時期、空気感での開催はできましたが、幸運に恵まれた、というのが正直なところです。
そんな中、参加してくださった皆さん、イベント趣旨にご賛同いただいた企業・団体各社様、協力してくれた関西エイトデイスタッフの皆さん、そして最後まで一緒にやろうと言ってくださったサンプロス社様には頭が上がりません。
まずは開催させていただくことができたことを関係者の皆さんに深く御礼申し上げたいと思います。
来年もまた開催できればと思っております。
またぜひ皆さんとお会いできることを楽しみにしております。
(写真)
@pole_rx8
@ninninbaru
@DrftPower
2021年08月12日
■【レポート】 8/11 第5回 若手優遇走行会 & リザルト
当日のリザルトは以下のリンクをご参照ください。
https://app.box.com/s/ukwao5k3l01e4znlsslepsm6y0p5npqf
真夏の8/11(水)に、第5回目を迎えた若手優遇走行会が開催され、1台の事故もなく無事終了した。
もともとこの走行会は、ふとした思いつきで始めたものであり、少しでも若い人たちにとって安い金額で参加できるようになれば、という趣旨でスタートし、「優遇」の名の通り、若手じゃない人たちも参加できるイベントで、普通の人たちは普通の金額、若い人たちだけ安くする、そんなコンセプトだった。
が、回数を重ねるごとに若手の人たちの参加が増えていき、前回の第4回目から、若手=10代20代の参加者のみで参加者が定員になるというイベントになっていった。
そして今回は、どうせならインパクト出してやれ!ってことで、走行会参加費が破格の9,800円という企画にしてみた(女子はもっと安く、なんと8,000円)。
真夏だし、平日だしちょっと集まらないかな・・と思ってたが、なんと定員で埋まるという驚きな状況。
それだけじゃなく、サーキットデビューの参加者が24名申し込みという、驚き150%くらいの事態にもなった。走行会参加者の半数がデビューということで、正直自分自身ビビった。まさかそんなにデビューの人たちが申し込んでくれるなんて。
自分もそうだが、一番最初のイベントってとても思い出に残っている。
その時の思い出が良くないものだと、将来、その人達がサーキット走行にネガティブな感情を抱いてしまう可能性もあるし、仮にこちらの不手際で事故が発生したりなんてあったらもう、せっかくサーキットに来てみよう、と思った若手の人たちにとって最悪の環境を提供してしまうことになる。そんなことには絶対させたくない、そう思い、色々な対策を打ってきた。
1.参加者に準備物や心構えなどのコンテンツを提供する
※もともとRTEサイトに、サーキットビギナー向けコンテンツというカテゴリを用意していたので、そこの抜粋版を紹介したり、YouTubeの大井さんによるTC1000解説動画を案内したり等
2.より早い段階からタイムスケジュールなどを公開し、当日のイメージをしやすくしてもらう
3.サーキットデビューの人たちだけのクラスを作る
※今回は24台と、ちょうど12台x2のクラスが作れる状況であったため、2クラスはサーキットデビューの方のみのクラスとできた
※みんなデビューなら、お互いに思いやりが生まれるはず
4.サーキット当日に、サーキット経験豊富なRTEメンバーをサポーターとしてアサイン
※ピット前エリアはすべてサーキットデビューの人たちとして一箇所に集め、とにかく積極的に小さなことでも良いのでアドバイスをしてもらうようにメンバーに依頼し、参加者には、うるさいと思うかもしれないが、ぜひサポーターの言葉に耳を傾けて欲しいとお願いした
5.ドラミでは、初心者の人に向けての内容により振って語りかけた
特に、譲る時や譲られる時、事故らないようにするためには、事故ったら絶対につまんないから、ということを強く訴えかけた
6.とにかく当日は楽しんでもらいたいというコンセプトで運営した
すべてが完璧ではなかったかもしれないが、少なくとも事故は1件も発生せず、無事皆さんが帰宅できたことは誇るべきだと思っている。ツイッター等を見ていても、参加者の皆さんから「楽しかった」と言ってもらえている様なのでホッとしている。もちろん不満を感じてる人もいると思うし、それらはSNS等では見えてこないことが多いが、よりポジティブな意見が多いというのは本当にありがたい。
またこの日はゲストとして、プロドライバーの谷川達也選手をお招きして、参加者からのQAや同乗走行なども実施してもらった。
サーキットデビューの方の一部も、デビュー時にプロダイバーに同乗してもらうなんてとても贅沢なイベントを体験できて、私自身も羨ましく感じる・・・(笑
その他あやねさん(https://twitter.com/azu38g)による写真で当日の雰囲気をお伝えしたい。
朝の入場の様子。
サーキットデビューの方中心に、先導車の後ろについてコース走行をするカルガモ走行の様子。想定より参加者が多く、結構人気コンテンツです。
みなさん暑いので、タープや日陰などで待機する対策をバッチリやっています
若手の人たち同士でのサーキットならではの交流も見られます
なかなか自分の主催するイベントでは見られない車両が参加してもらえるのも、若手優遇走行会の特徴。新鮮!
ピットではあやねさんによるたこ焼きサービスも。うまがった。
若手優遇走行会では、フラッグスタッフも自分たちで行います。暑い中お疲れ様でした!
最後のじゃんけん大会の景品です。自腹でドンキで購入してきました。
以上となります。
エイトリアンカップでもそうですが、やはり参加していただける方がいてのイベントです。また次回、よろしくお願いいたします。
2021年04月14日
■エイトリアンカップinSUGOで大勝利だエイト!
なんかこういうコト書くのもひっさびさな気がするな。
ここ数年、SUGOに行くとなんらかのトラブルがあり、結果が奮わず、ということがずっと続いていた。
なので今回のエイトリアンカップでは、万全の準備をしていこうと決意して、以下の対策を採った。
1.自分のUDEの問題をできるだけ削減する
⇒レースシミュレーターの130Rに2回通い、自分自信の走りをブラッシュアップ
⇒過去のロガー、車載を見返し、その時に感じた課題・問題をピックアップし意識
2.マシントラブルの予兆チェック
マフラーの穴あきも過去に経験があるため、RE雨宮の富里でリフトアップし、下回りなどをチェックしてもらった他、以前に自分で交換したトレーディングロッド部のチェック等々。
そして自宅でエンジンオイル交換も実施し、万全の状態で参加した。
■前日練習
エイトリアンカップのSUGO開催は、パーティレース、MFCTなどのイベントを主催しているビースポーツさんが主催するイベントに組み込んでもらっての開催となるが、今回はSUGO主催のイベントの中での開催となった(実質的にはあまり変わりはないが)。
今回はマツダファン東北ミーティングとしての開催とならなかったこともあり、走行枠にある程度余裕があったということで、エイトリアンカップ前日の土曜日、イベント1日目にエイトリアンカップ参加者専用の練習走行枠を確保してもらっていた。嬉しい話だ。もちろん別途費用は発生する。
走行枠がイベントの一番最後の夕方に設定されていたが、ここでタイムを必死になって出すわけでもないのでむしろゆっくり家を出られるのでありがたい。
今回も朝9時くらいに家を出て、14時くらいに到着してゆっくり準備をすることができた。
走行は中古のボロいA050 GS(265)。空気圧やガソリン残量などのデータ取りなども行い、シミュレーターとの差異をアジャストしながら走行を実施する。
この日はREVSPEED走行会もジョイントされており、走行台数もすごく多かったコトもあり、貸し出しできる計測器があまりなかったとのことで、練習走行をしていた他の参加者はトランスポンダーによる計測は実施できていなかった模様。
俺はマイポンダーを持っており、SUGOでも計測できる。コレはホントに超超メリット!
とりあえず思い出しながら走行を実施するが、25分の走行枠を十分に使い切り、タイムは過去のラジアルタイヤ(71R)での自己ベスト1分34秒518をわずかに上回る、1分34秒49xという形までは出すことができた。ちょっと複雑だけどやったね!まずは自己ベストの更新から。
■エイトリアンカップ当日
この日はタイヤウォーマーを使って、計測2周目でまずは33秒台を出すコトを目標とし、アタックを実施。
気をつけるポイントは、3コーナー、S字、SP1、2あたりを特に。
1周目はS字でミスる。34秒2、2周目はそこを修正し33秒772。よっしゃ!まずは目標達成!
コレ以上走行してもタイムは刻めないので終了。
電光掲示板には33秒の文字が!!
LEGがラジアルで33秒3、リアルテックがラジアルで32秒6を出している以上、Sタイヤを使ってそれより遅いというのはやっぱりだいぶ下手くそ。
このあたりをもっと修正していきたいところ。
ただ、やっとSUGOでかなり前の自己ベストを更新できたということがとてもうれしく、やはり歌が降りてきてしまった。
ああ、嬉しい。
このあとももう1本走行し、33秒9を出し、33秒台が当たり前になってきたのでもうあとは32秒台、31秒台を狙っていくだけになった。
ただ、やはり29秒台は今の所とても出る気がしない。かなり厳しそうだ・・。
ということで、エイトリアンカップにご参加頂いた皆さんありがとうございます。
急遽、予防保守の作業を実施してくださったRE雨宮の皆さんもありがとうございました。
あ、あとキチguy、タイヤ交換の時、トルクレンチとかエア計測とか色々手伝ってくれてありがと〜助かった〜。
そして久々の、エイトリアンカップ最高!!!!
2021年02月24日
■サーキット走行がそんな特殊なことなのか?
サーキット走行をしていることが、なにやら特別なコトのように捉えられるコトが時々あるので、そんなことないよ、という俺の個人的な考えを書いてみた。
サーキット走行をしたこと無い人にとって、サーキットのイメージ
●プロやレーサー以外走っていない(走れない)
●特別なライセンス(A級ライセンス)みたいなのを付与されてからじゃないと走ってはいけない
●全開で走りまくり、恐怖との闘い
●周りの人はゴツンゴツンぶつけながら抜いてくる
●街乗り用とは違う、サーキット走行用にチューニングして走るもの
とかとか
俺もかつてはそんな感覚だった。
山とか首都高とかストリート走ったりしてると、クルマに詳しい先輩()なんかが言う、荒唐無稽な妄想物語や盛りまくりの自慢話なども加わり、よりサーキット走行が特殊な人たちの世界なんだ、的に思いこんだりなんてのも良く聞く話。
俺が考えるサーキット走行って、市民プールで泳ぐこととかなり似てる。
@誰がいつ来ても泳げるフリー日がある
※プールによっては事前講習でライセンス発給が必要なことも
Aプロ級の腕前の人から水中ウォーキングの人まで色んなレベルが同じプールにいる
B好き放題泳げるわけではなく、ルールがある
・水泳帽を被らないと水に入ってはいけない
・水に入ってはいけない時間帯など、スケジュールが定められている
・レベルに応じたコース分けがある(自分で選択)
・監視員がコースを見ていて、危険行為がある時は注意、制止したり、事故発生時には救護も行う
C主催者がいるイベントが時々あり、それらは個別にルールやレギュレーションが定められ、個別に申込みが必要
D公式大会は参加資格を満たさないとエントリーすらできない
世の中でサーキット走行を楽しんでる人って、ほとんど@〜Cのプールで泳いでることくらいの話でしかない。
そう聞くと、なんかたいしたことない話のように感じません?
そんな程度の話でしかないんですよ、サーキットを走行する、ってだけの話なら。
もちろん、ガチでやってて、記録も出してる人たちが目立つのはどの世界も同じで、その人たちをリスペクトするのは競技愛好者なら普通の話。
なので、別にサーキット走行するのに必要以上に気負う必要もないし、必要以上にビビる必要はもちろんない。 初めてとか、始めてまだ間もないのでレベルがまだまだなんてのも、別にそれに応じた場所で泳げば(走れば)良いだけ。
また、行きたくないって思ってる人を無理やり連れて行く必要性もまったくない。
サーキット走行をしたことがない人を、したことがある人が下に見たりする行為なんてのはまさに滑稽でしかない。
唯一市民プールとサーキットが違うのは、自分の身体だけじゃなくて、クルマという道具を使うところ。
なので、この道具を巡っても俺の嫌いな言葉として「せっかくのスポーツカー、サーキットで走らせないなんてもったいない」とか。
人の価値観に口出すなって感覚だ。
サーキット走行なんて、プールで泳いだ?くらいのモノなんだから、別に行く行かないだって個人の好きにさせろと。
せっかくの夏、プールで泳がないなんてもったいない!泳いだら健康になるし、何より気持ちいいじゃん!泳がないなんて人生の半分損してるよ!とか言われても、興味ない人にはフーンで終わっちゃうし。
俺はもう16年くらいサーキット遊びをしているのは、やっぱり楽しいから。
仲間が増えるのも楽しいし、こういう楽しさを共有できる喜びもあるのでより多くの人に加わってほしいと思ってる。
サーキットを走ること自体はたいしたことないけど、それは経験者の感覚であって、やっぱり知らない世界に飛び込むコトのハードルってのはどんなコトにもある。
だから「場」を用意したり、より参加しやすい状況を作ったりして、その一助になれば、と。
それで少しでも来たいかな〜って思ってくれればありがたいし、来てもらえたらホントに嬉しい。
決してサーキット走行は、特殊でもないし、参加したいと思う人を阻む様な世界ではないです。
皆さんのカーライフに、サーキット走行をぜひ加えてもらえたら、イチ愛好家として嬉しいです。
2021年01月01日
■チューニングショップの選び方2021(私見)
ちょっと色々想いがあったので、メモ代わりにblog記事を書いてみました。
素人の自分が、ほとんど感覚のみで数字的根拠などもなく想いを語ってるだけなので、間違いがあることが大前提です。一つの参考意見として捉えてください。
ちなみに、ノーマルで乗る分にはショップなんてあまり用事はないし、好きなところのマフラー買ったりくらいで、どこに行っても大きな問題はないと思います。
だけど、ちょっと色々と多くの改造、いわゆるチューニングをしていこうと思ってくると、ショップ選びはめちゃくちゃ大切になってきますので、できるだけみなさんが失敗しないように、これまで俺が感じてきた私見などを記載してみます。
■モノを売りつけるショップは悪いショップか?
答えはNoです
売りつけるっつったって買うと決めるのは自分です。
買う気にさせるのだって立派な商売のスキルの一つで、それを否定するのはナンセンスだし、やっぱり商売である以上、商品やサービスを売ってナンボでしょう。
自分に明確な意思を持ってない限り、言われるがままになるのは当然です。
でもそれが悪いことか?というとまた違うと思います。
チューニングの目的には色々あって、パーツを付ける楽しみ、ってのだって十分なチューニングの目的です。それにお金を投入したってなんら悪いことではないです。
なので、売りつけるショップ=悪、ではないと思います。
良く私が主張することの一つに、いわゆる盆栽カーの存在価値、というものがあります。バカにされがちな盆栽カー(見た目はすごいチューニングカーなのに、街乗りしかしない様なクルマの総称)ですが、そういう良い意味でのミーハーな人がいるからこそ、パーツが売れて値段も下がってくるワケです。だいたい盆栽カーをバカにする人のほとんどは、自分も速くなかったりするんですけどね・・。
自分のクルマを使って食い扶持を稼いでいなければ、みんなアマチュア。全部が極論すれば盆栽カーみたいなもんですよ。そんなこと言ってる暇あったら走ろうぜって感じです。
■どんなショップが良いショップか?
大きく4点あるかなと思います。
<良いショップ>
1.できるだけ近い場所にあるショップ
2.自分の乗っているクルマを主力マシンとして扱っているショップ
3.オーナー層に近い改造範囲のデモカーできちんと結果(数字)を出しているショップ
4.できるだけ今付いているパーツだけでセッティングを出そうとしてくれるショップ
5.セッティングしたあと、どうだった?と具体的に感想を聞いてくるショップ
それぞれ解説は割愛しますが、特に当然ですが自分の乗っているクルマを主力として扱っているショップが望ましいです。自分の乗っているクルマでちゃんと結果を出しているか?RX-8できちんと結果(タイム)を出しているかがすべての指標です。
RX-8の場合、魔法のチューニングはほぼなく、RX-8のレネシスエンジンを使っている場合、ショップもオーナーも大きな違いはないので、ショップが結果を出しているかというのがすごく大きな参考値となります。
ロータリーだからって、FDやFCメインのお店だと、ちょっと話が通じなくてビミョー・・なんて話も以前は良く聞きました。
でもそれらショップがあったとしても、以下の点は当たり前なんですけどやっぱりちゃんとシビアに見ておきたいです。
<こんなショップはNG>
1.他のショップの悪口などを言う人がいる
2.特定のドライバーやオーナーの悪口を言う人がいる
※人間ですので、陰口くらいは当然アリます
でも、それをお店と客、という関係の人に言うところはどうかと思います
3.過去の実績などを自慢げにアピールする人がいる
※スゴいレースに出ていた、出ている、○○というプロドライバーは自分が育てた、等々
あれ?って思ったら、そのお店に通うのをやめる勇気も必要です。
ショップが個人経営のお店だったら、ショップ=その人なのでもうそこはあなたと合わないお店です。
ショップが会社組織だったら、あれ?って思ったのはたまたまその人だけだったかもしれません。もしかしたら他の社員さんにものすごく合う人がいるかも?でも、やっぱりなかなかそういう人と会うのも難しいですよね。なのでやっぱり出会いが大切ですよね。
結構ショップ選びは博打なところもありますので、みなさんが良いショップと出会えることを願います。
なお、実は悪いのはショップじゃなくお客側って話も実は良くあります。
<こんなお客になってないか注意>
1.いろんなショップに出入りしているお客
※最初の頃は当然いろんなショップにいくのは必須です。ある程度方向性が固まってきてるのに、あっちのショップ〜こっちのショップ〜と顔を出したりしちゃってませんか?あ、俺のコトですねw
2.メールで質問するだけで何もしない客
3.あとでSNSやネットでショップの悪口を書いたりする客
俺も含めて皆さん気をつけましょう。
素人の自分が、ほとんど感覚のみで数字的根拠などもなく想いを語ってるだけなので、間違いがあることが大前提です。一つの参考意見として捉えてください。
ちなみに、ノーマルで乗る分にはショップなんてあまり用事はないし、好きなところのマフラー買ったりくらいで、どこに行っても大きな問題はないと思います。
だけど、ちょっと色々と多くの改造、いわゆるチューニングをしていこうと思ってくると、ショップ選びはめちゃくちゃ大切になってきますので、できるだけみなさんが失敗しないように、これまで俺が感じてきた私見などを記載してみます。
■モノを売りつけるショップは悪いショップか?
答えはNoです
売りつけるっつったって買うと決めるのは自分です。
買う気にさせるのだって立派な商売のスキルの一つで、それを否定するのはナンセンスだし、やっぱり商売である以上、商品やサービスを売ってナンボでしょう。
自分に明確な意思を持ってない限り、言われるがままになるのは当然です。
でもそれが悪いことか?というとまた違うと思います。
チューニングの目的には色々あって、パーツを付ける楽しみ、ってのだって十分なチューニングの目的です。それにお金を投入したってなんら悪いことではないです。
なので、売りつけるショップ=悪、ではないと思います。
良く私が主張することの一つに、いわゆる盆栽カーの存在価値、というものがあります。バカにされがちな盆栽カー(見た目はすごいチューニングカーなのに、街乗りしかしない様なクルマの総称)ですが、そういう良い意味でのミーハーな人がいるからこそ、パーツが売れて値段も下がってくるワケです。だいたい盆栽カーをバカにする人のほとんどは、自分も速くなかったりするんですけどね・・。
自分のクルマを使って食い扶持を稼いでいなければ、みんなアマチュア。全部が極論すれば盆栽カーみたいなもんですよ。そんなこと言ってる暇あったら走ろうぜって感じです。
■どんなショップが良いショップか?
大きく4点あるかなと思います。
<良いショップ>
1.できるだけ近い場所にあるショップ
2.自分の乗っているクルマを主力マシンとして扱っているショップ
3.オーナー層に近い改造範囲のデモカーできちんと結果(数字)を出しているショップ
4.できるだけ今付いているパーツだけでセッティングを出そうとしてくれるショップ
5.セッティングしたあと、どうだった?と具体的に感想を聞いてくるショップ
それぞれ解説は割愛しますが、特に当然ですが自分の乗っているクルマを主力として扱っているショップが望ましいです。自分の乗っているクルマでちゃんと結果を出しているか?RX-8できちんと結果(タイム)を出しているかがすべての指標です。
RX-8の場合、魔法のチューニングはほぼなく、RX-8のレネシスエンジンを使っている場合、ショップもオーナーも大きな違いはないので、ショップが結果を出しているかというのがすごく大きな参考値となります。
ロータリーだからって、FDやFCメインのお店だと、ちょっと話が通じなくてビミョー・・なんて話も以前は良く聞きました。
でもそれらショップがあったとしても、以下の点は当たり前なんですけどやっぱりちゃんとシビアに見ておきたいです。
<こんなショップはNG>
1.他のショップの悪口などを言う人がいる
2.特定のドライバーやオーナーの悪口を言う人がいる
※人間ですので、陰口くらいは当然アリます
でも、それをお店と客、という関係の人に言うところはどうかと思います
3.過去の実績などを自慢げにアピールする人がいる
※スゴいレースに出ていた、出ている、○○というプロドライバーは自分が育てた、等々
あれ?って思ったら、そのお店に通うのをやめる勇気も必要です。
ショップが個人経営のお店だったら、ショップ=その人なのでもうそこはあなたと合わないお店です。
ショップが会社組織だったら、あれ?って思ったのはたまたまその人だけだったかもしれません。もしかしたら他の社員さんにものすごく合う人がいるかも?でも、やっぱりなかなかそういう人と会うのも難しいですよね。なのでやっぱり出会いが大切ですよね。
結構ショップ選びは博打なところもありますので、みなさんが良いショップと出会えることを願います。
なお、実は悪いのはショップじゃなくお客側って話も実は良くあります。
<こんなお客になってないか注意>
1.いろんなショップに出入りしているお客
※最初の頃は当然いろんなショップにいくのは必須です。ある程度方向性が固まってきてるのに、あっちのショップ〜こっちのショップ〜と顔を出したりしちゃってませんか?あ、俺のコトですねw
2.メールで質問するだけで何もしない客
3.あとでSNSやネットでショップの悪口を書いたりする客
俺も含めて皆さん気をつけましょう。
2020年11月23日
■サーキットでのRX-8の寿命はあと何年なのか?
自分がエイトリアンカップという、RX-8ワンメイクのタイムアタックを開催してきて、今年で16年目の、先日の岡山国際サーキットのイベントで71回目を迎えた。
数字だけ見ると、随分やったなという想いが出てくるが、これまでにそれこそたくさんの参加者の人たちがエントリーしてくれて、そして世代もどんどん入れ替わってきた。
もしこのまま同じように16年続けていったら、また同じように世代交代も当然出てくることだろう。
しかし現実的にはRX-8という車種はもう新車で売っておらず、中古車でどんどんタマ数も減っていく。そして部品の供給もいずれ少なくなっていく。マツダは100周年を迎えたが、車業界の吸収合併なども想定され、ロータリーエンジンの部品がゼロになる日が来ないなんて考える方が不自然だ。
そんな中、例えばエイトリアンカップは年間7戦程度と考えるとあと29回、4年後あたりに100回目を迎えることになる。
4年後に果たしてRX-8という車種でタイムアタックを続けている人たちはどういう人達なのだろうか。
ロータリーエンジンの例でいうと
1991年にFC3Sの販売終了
2003年にFD3Sの販売終了
2013年にSE3P RX-8の販売終了
というのが近年の状況だ。
サーキットで見かける車種で言うと、FCはほぼ壊滅的。FDもガチ組以外で楽しんでいる人は珍しいというのが個人的感覚。
※もちろんFCやFDでゆるい愛好者の方がいらっしゃるのは承知の上ですが、かなり少なくなっている、と読み替えていただけるとありがたいです
販売終了からの年数で考えると以下のようなパターンになりそう。
(1)30年経過するとサーキット愛好者はゼロに近づく
(2)20年経過するとサーキット愛好者はガチ組だけになる
実際はもっと早くに訪れていたかもしれないが、ここは敢えて多めに見積もっている。
そうなると、RX-8の場合、2033年頃にはガチ組だけになる可能性。
つまり、13年程度ガチ組の人たちはまだ楽しめる、とも言える。
しかしエイトリアンカップはガチ組の人たちのためのイベントではない。もちろんそういう人たちも楽しめる様に努めているが、むしろサーキット走行を、日常の休息、レジャーとして楽しんでいる人たちが大多数だ。
例えばFDの販売終了10年後の2013年にはまだまだFDの愛好者はたくさんいたイメージで、15年後の2018年あたりはほぼいなくなりつつあった、、そんな感じだ。
そうなると、2013年販売終了のRX-8は、10年後の2023年にはまだサーキット走行を楽しんでいる人たちがいて、2028年の頃は怪しくなっている、という状況だろうか。
自分自身、RX-8にものすごく人生を変えてもらった立場として、これからもまだまだRX-8に拘って走っていきたいと思っているが、RX-8で和気あいあいとサーキット走行を楽しむ残された日は、それほど長くないのかもしれない。
最後を迎えるその日まで、たくさんのRX-8オーナー達と楽しい日々を積み重ねていきたい、そう強く感じた。
本当にこんな奇跡的な車に出会えたことは、自分の人生に於いても幸せなことだし、こんな稀有な体験をたくさんすることができたことは、本当に素晴らしく、本当に語り尽くせない。
また同じ様な車に出会い、同じ様なことができるのか?といえばおそらく『No』だろう。すべてがタイミングだった。
俺もいずれ車で楽しむことをしなくなる日も来るだろうし、それは年齢的な面でもあるし精神的な面でもあるし、環境的な面もあるだろう。もしかしたら車で遊ぶことが世の中の流れとしてNGとなる日だって来るかもしれない。
何があるかわからない。だからこそ今、この時に全力・全身全霊を投入し、楽しんでいく。
先のことを不安視しても仕方がないが、それらがやってくることを予想し準備をし、その上で精一杯楽しむしかない。
『あの時こうしてればよかった』
そんな泣き言を言わないように、やるべきことはやっておきたい。
2020年09月12日
■ラジエーターの重さバトル 前期純正 vs DRLラジエーター
せっかく外したラジエーターがあるんならってコトで、重量を測ってみた。
果たして前期純正ラジエーターの重さは!?
3.6kg
おお。結構軽い。
軽量化をうたっているDRLのラジエーターは、4.6kgとなっており、当然こちらは後期ラジエーターに合わせて厚みも10mm近く厚くしての重さなので、より冷却を求めるならこっちの方が良いってなるのかも、だ。
ただ、もし冬場のみをターゲットとするのであれば、冷却性能は一定以上は不要であり、むしろ前期ラジエーターの方がオーバハング部の軽量化という意味では有利なのかもしれない。
誰か、後期ラジエーターの重さ教えて下さい。
比較表
純正前期 厚み25mm 重さ3.6kg
純正後期 厚み36mm 重さ??
DRL 厚み36mm 重さ4.6kg
水を入れることを考えると、その差は1kgよりもっと大きくなるので、後期に前期ラジエーターというのもあながちナシでもないって感じかもしれない。
2020年09月07日
■俺カーのエアコン撤去をしない理由(ワケ)
俺カーのほとんどの用途はサーキット走行で間違いない。見る人が見ればサーキット専用車だろう。だけど、俺の中では違う。愛車なんだ。いつでも一緒に走りたい愛車であって、レーシングカーやサーキット専用車ではない。
中途半端だって思うだろう。トップを狙うと言っておきながら、やることやってないって。
そんなコトわかってるし、言われるまでもない。
でも、俺はRX-8というクルマが大好きで、ふらっと首都高を流したり大黒PAに行ったり、箱根ターンパイクを走ったり、そんなコトをコイツをやりたいんだ。サーキットの絶対タイムだけを目指すなら、別にRX-8じゃなくたっていいし。
もちろん、最終的には専用車みたいになる時も来るかもしれない。でもまだやっぱり俺は、コイツと一緒にいたい。
エアコンを撤去しないのは、ここに大きな理由がある。
サーキットでタイムを目指す仕様になると、だんだんと快適装備が消えていくのも事実。
足回りはやはり固くならざるを得ないし、マフラーなどの音も大きくなる。そして軽量化ということで内装がなくなり遮音性や遮熱性が犠牲になっていく。車内のノイズだってかなりのものだ。カーオーディオなんてとっくの昔になくなってる。
だからといって、別にそんなの大して気にならない。
だけど、エアコンがないと暑い・寒いという、愛車で過ごすのに致命的な問題がやってくる。
特にここ最近の日本の暑さはもう、世界的にもトップクラスの酷暑だ。そんな中、エアコンレスで走行するなんて、できれば最小限でとどめたいってなるのは間違いない。
そうなると間違いなく、「夏は乗らない」という選択肢が出てくる。
もちろんその先にはヒーターも不要になるので、アタックシーズンは寒くて凍えるコトになる。
その先はもう明らかだ。自走しなくなる、だ。自走しないならもうナンバーつけてる意味がないし、改造範囲も一気に拡大できる。
それで得られるのはタイムだろうが、失うものも大きい。
怖いがなんとなくだが、俺はそうなった俺カーを、キライになってしまうのではないか?という不安があるのだ。キライと言うのは言い過ぎかもしれないが、少なくとも愛車から別のものの何かに変わる様な。
もうあの愛車で得られた楽しい日々は、他のクルマに求めることになる。
すでに、エンジンをできるだけ使わない様に、みたいな感覚で、遠乗りをしたくないと思う時も出てきているのに、エアコンがなくなったらもう一気に加速する。
俺はまだそういうことをしたくない。青臭いおセンチな話だろうが、それが俺の求めるカーライフだ。
いつか自分で書いたこの記事を見て、「青臭かったナ」と感じるのか、それとも別の感情を思い出すのかは10年後の自分に託しておきたい。
2019年12月31日
■エイトリアン2019年成果と反省
2019年の成果と反省。
2019年はの出来事の大きいのは3点
(1)筑波サーキット 2000でラジアルタイヤで1分0秒台でエイト最速
(2)岡山国際サーキット ラジアルタイヤで1分42秒3でエイト最速
そして
(3)オーストラリアWTACに参戦し、記録を残してきた
たくさんの人たちに支えられて今がある、というのを痛感できる1年だった。
それと共に、自分自身の生き方や走りに関する考え方なども確立できた様に感じる。
サポート、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございます。
●サーキットラップタイムの成果と反省
<目標ラップタイム>
◆筑波サーキットコース2000
ラジアル:1分0秒999⇒大勝利:1分0秒964(RX-8レコード)
◆筑波サーキットコース1000
ラジアル:37秒999⇒未達:38秒181(RX-8レコード更新)
◆富士スピードウェイRC
ラジアル:1分55秒9⇒チャレンジせず:1分56秒479(RX-8レコード)
◆鈴鹿サーキット
ラジアル:2分21秒999⇒未達:2分22秒540
◆岡山国際
ラジアル:1分42秒9⇒大勝利:1分42秒363(RX-8レコード)
◆オーストラリア シドニーモータースポーツパーク
Sタイヤ:1分39秒999⇒未達:1分42秒696
Sタイヤでの筑波2000 1分切りをなんとか目指していきたい。
●エイトリアンカップ/イベントの成果と反省
エイトリアンカップ、2019年は8回実施した。
筑波×2、筑波1000×1、鈴鹿×2、SUGO×1、富士×1、岡山×1。
これに、TC1000イベントを2回。トータル10回のイベント開催。
ちょっとやりすぎだ。みんながついてこれなくなる。
少し2020年は減らす方向で考えている。
とは言え、全国各地の国際コースでエイトリアンカップが開催できるのは、これまでの66回に渡るエイトリアンカップで培ってきた実績に基づくものであり、評価されていることを素直に嬉しく感じる。
長くやっていると、価値観の相違などが生まれてきて、参加者と溝が発生することもよくある。このあたりに注意を払いながら、より楽しいイベント開催をしていきたい。
イベントでいえば、今年で3回目を迎えた、箱根ターンパイクでのオフ会、HAKONE8DAYをラストを無事迎えることができた。みよ大好き。
いつまでも俺がオフ会主催ってのもおかしいよなと思っているので、若手の人たちにどんどんやってもらいたいと思っている。そういう意味ではKANSAI8DAYはとても良いイベントで、主催のサトシさん、スタッフのみなさんがとても良い感じで運営されていて、とても刺激になった。
そんな2019年。
2020年、サーキット中心にまた自分自身も盛り上がっていきたい。
皆さん、改めてエイトリアンをよろしくお願いいたします。
良いお年を!
2019年12月30日
■OS技研のスーパーロックLSDの凄さ
先日、デフあたりから「ウィーン」って異音が結構しているので、雨宮で診てもらったところ、デフのベアリングではないか?とのことで作業をしてもらった。
俺が使ってるLSDは、OS技研のスーパーロックLSDのエイトリアンスペックと勝手に命名したモノで、同じモノが必要だったらRE雨宮にそう伝えてもらえれば普通にやってもらえる仕様。1.5wayで、LSDの効きのタイミングは俺好みにしてある(もともとはRE雨宮がスーパーGTの時にサポートしてた、RSファインの河野代表にセットしてもらったヤツで、その仕様のままずっときている。
なお、このLSDを組み込んだのは2010年、92,000km走行の時。それから一回もLSDのOHしていない。
今回はベアリングの交換であったが、ベアリング組み込みだったら中古のLSDのタマ買った方がいいんじゃね?ってことで、RE雨宮が以前に購入しておいたという中古のタマに交換してもらった。
で、もちろん異音が完璧に改善されたワケだが、もともとのデフ玉の状態はかなりヤバかったらしい。
ベアリングのガタも出てたし、よくわかんないけど色々(笑 で、そのタマはもうポイっとのこと。
にしてもそんな状態なのに、LSDは一切問題なくそして今もずっと使い続けられるのってやっぱすげぇ。
OSのこのLSDはサイコーだぜ。オススメ!
※ちなみに2010年に投入した時に書いたインプレ・レポートは以下です
http://rx-8.seesaa.net/article/148983797.html
■タイヤの手組みにチャレンジしてみたエイト!
タイヤの手組みって知ってるかい?
チェンジャーを使わないで、タイヤを手で組み換えするってヤツ。
チェンジャーを使ったってすげー大変なこの作業、手だけでやるなんてアホじゃねーかって思うかもだけど、結構ドリフトやってる人たちでは普通なのがびっくり。例えばサーキットでドリフトしてると、タイヤ1セットなんですぐなくなる。で、現地で別で買っておいた新品の別のタイヤを組み替えるってことをやってるって寸法。
Youtubeなんかでもその手の映像がたくさん出ている。
でもさ、それらのほとんどが16インチとかタイヤのハイトが結構あるヤツなんだよね。
俺がチャレンジしたのは、9Jのホイールに265を装着しているホイールと、バーストしてリム外れしてるホイールの2セット。
まずバーストしてる方。これは想定よりそんなに大したことなかった。リム落ちしてるので、あとはレバーでむりやりやればだいたい外れる。問題は265のゼスティノを履いている方。これが写真のヤツなんだけど、やっぱりハイグリップタイヤはサイドウォールが硬いし、そもそも9Jに265なのでもともとムチムチで、ビード落としにすげー時間かかった。
ビード落としのグッズとかないから、とにかくタイヤレバーを駆使してシコシコとやって、なんとかクリア。
2本のタイヤ外しだけで2時間くらいかかった(笑
そしてそのホイールにKendaのKR20の225/40R18を組み込む。
これがまた苦労した・・。
やっぱり18インチの扁平40とかってかなりキツい・・。
入れるだけですげー時間と体力を食って、こちらも2本で2時間以上余裕で掛かった。死ぬ・・。
こんなんじゃ現地で交換なんて絶対ダメだよな。
ビードもたくさんミチミチさせて切ってしまったし、こんなんでエア持つんだろうか・・。
ドリフト用だからまぁいいんだけど、ちょっと不安・・。今、放置してエア漏れしないか様子見。
ホイールももちろんガリガリ。
細いタイヤレバーも折れるんじゃないかって思うくらいの力を掛けるときもあったし、あんまやりたいと思う作業ではなかった・・。ちかれた・・。
まぁでも俺でもできるってことがわかったので、まぁそれはOKだけど。
2019年06月08日
■2019/5/18に榛名セブンデイで、レーシングチームエイトリアンのブース出展してきました
先月の5/18に、群馬県渋川市の伊香保グリーン牧場駐車場で開催された、榛名セブンデイに参加して参りました。
レーシングチームエイトリアンとしてブース展示も実施しました。
こんなブースで、エイトリアンカップの紹介ムービーや、チューニング相談(という名のショップ紹介w)や、個人に協賛してくださっているTCL ADVANCE様のクーラントとブレーキフルードを展示したりしていました。
ブースの後ろでは、怪しい人たちが・・w
雨サンはシャッターのタイミングで横向くんで困りますwww
あとイチバン大きいのはこれです。
この日に、公式にオーストラリアWTAC参戦を告知して、皆さんにサポートを!ということを掲示しました。
特にこのWTAC参戦については、まなぴーがすごく盛り上がってくれて、当日のステージでも「ホントにすげぇよ、すげぇコトだよ。」とか、「エイトって言えばエイトリアン、ホントに変態なんだけどさ、でもやっぱりこのクルマでWTAC行こうってすげぇことなんだよ」とか紹介してくれたり、とても熱く盛り上げてくれました。ありがたいコトです。
やっぱりこういう先人の人たちにとっても、盛り上がる一つのイベントになるんだなって強く感じています。
こんな榛名セブンデイですが、車両は600台以上、ロータリーだけで400台位上集まったとのこと。
すごい・・スゴすぎる・・・。さすがD'zの岡田社長はすごい・・。
一緒にブース手伝ってくれたR大佐、たきこ姉さんありがと〜〜!
2019年03月17日
■[レポート] TC1000 RX-8でラジアルレコード更新38秒181だエイトッ!
TC1000ってあんまり人気ないよね。
パワー勝負なコースじゃないからかもだけど、タイムアタッカーのほとんどはTC2000がメインで、TC1000はほとんど興味ないって感じ。
そんなTC1000で、エイトリアンカップを初めて開催した。
正確には、エイト祭ではないエイトリアンカップを、だ。
そして俺自身としては、昨年AttackTC1000で出した38秒286というタイムを更新し、37秒台に入れることが目標だった。
この日のコンディションは最高で、気温も低く路面もドライ。あとは自分自身のドライブだけ、という条件であった(ホントはもっと寒ければもっと最高だったが、それは贅沢ってもの)。
アタックするタイヤはRE-05D 265/35R18。中古だが削ったタイヤ。すでに数回使用しているので、完璧な状態ではない。タイヤウォーマーで温めて、スーパーラップに賭ける。
前日のAttack筑波同様に、彗星さんにすべてのサポートを依頼。
ジャッキアップ+低床ウマでエイトは空中固定、時間が来たらウォーマーからタイヤを外し、車両に装着するというもの。その時間も彗星さんのスキルにより、タイヤ装着自体は2分、トルクレンチ・エア確認などでトータル4分あれば良い、というスケジュール管理により、ギリギリ、56分に交換を開始することに。
スーパーラップの最初の出走は俺のため、ギリギリで問題ないという判断だ。
そしてコースインし、走行する。昨年はLAP1でミスをしLAP2がベストだった。今年はLAP1にすべてをまとめ、37秒台に入れるために走行する。
コントロールラインを超え、アタック開始。
グリップ感は非常に良い。しかし少し2コーナー手前でアクセル入れ直しのミス。
そして最終コーナーをまとめ、コントロールラインを通過、タイム表示は38秒1という数字が見えた。37秒入らず。2周目も37秒9と更新できず。RE-05Dなら1周で終わり、か。
ということで、2019年のTC1000アタックの結果は、37秒台に入れられなかった。しかし、コンマ1秒でも更新できたことは非常に大きい。
もちろんRX-8のレコードタイムは保持したまま、だ。
この走行を以てラジアルタイヤの走行の一区切りとなり、来シーズンからSタイヤ走行へチェンジしていく。
2018年度冬季の走行結果は以下となる。
(更新)筑波2000:1分1秒111⇒1分0秒964(R)
(更新)筑波1000:38秒286⇒38秒181(R)
(更新)富士SW:1分56秒682⇒1分56秒479(R)
(更新)岡山国際:1分43秒845⇒1分42秒363(R)
(更新)鈴鹿:2分23秒123⇒2分22秒540
(R)はレコード。すべてRX-8 NA+ラジアルタイヤ。
あと1件、SUGOのラジアルレコード奪還を目指す。
応援していただいた皆さん、本当にありがとうございます。
引き続き、さらなるRX-8の高みを目指して邁進いたします。
写真協力:m@sum@suさん
当日の車載映像はこちらです。
2019年02月16日
■[レポート]岡山国際サーキット RX-8ラジアルタイヤレコード奪還だエイト!1分42秒363達成!
2019年の目標は、筑波サーキット2000をラジアルタイヤで0秒台。
それを達成したら、RX-8のNAのRENESISのまま1分切りを目指すため、使用タイヤをSタイヤに変更することに決めていた。
しかし、Sタイヤにスイッチするということは、ラジアルタイヤでのアタックを辞めるということとイコールでもある。もちろん併用することはできなくはないが、セッティングだって違うし、なによりタイヤを2種類用意するコストの面も非常に痛い。
最新のハイグリップタイヤは、そもそも4本で20万円近くと非常に高額のため。
そう考えると、基本はもうSタイヤに絞って進めていくのが良いだろうと。
ただそうなると、心残りが何点かある。全国サーキットで、コースレコードを自分が持っていないコースが、鈴鹿、岡山、SUGOの3コースある。タイムはいずれ更新されるものだが、このままこれらコースのレコードを自分以外が保持したままSタイヤには行けない。
ただ、鈴鹿サーキットに関しては2019年1月時点のベストタイムが2分23秒1、レコードが2分21秒9。1秒2ほどある。ただこのあたりのタイムは間違いなくリアルテックやLEGが更新するのは間違いない。コース攻略習熟度の低いこのコースで、百戦錬磨のショップ・ドライバーと勝負するのはあまりにも分が悪い。
一番気になるのはやはり、岡山国際サーキットだ。自分のコースレコードは2017年に破られていて、2018年も更新できていない。そして距離も遠いためなかなか練習などもできない。幸いにして2018年の11月は二泊三日で3日連続で走行し、身体もまだ岡山国際サーキットの走り方などを覚えている。
問題は走るイベントをどうするか?だ。ライセンスはもちろん持っていないが、そのためにライセンスを取っても良い。が、ライセンス走行ではマイポンダーも使えないため、公式リザルトが出力されない。
※GPSのLAPカウンターは誤差が激しいため、参考値程度のタイムなら良いが、レコードタイムや最速を謳う場合には、サーキットの公式リザルトを必須と考えている
となると走行会だが、どれを見ても最初のラップで結果を出すという目的に適した走行会はない。
そこでふと、
良いイベントがないなら自分で作っちゃえばいいじゃん
と、悪魔の思いつきが俺の頭の中に生まれた。
平日に30分枠を一人で貸し切ったら、好きなように走行できるじゃん!と。
で、早速以前にエイトリアンカップの貸し切りの際にお世話になっていたところに連絡し、平日30分だけ借りるとしたら?フラッグ要員とタイム計測も付けると結構な金額。
一人で貸し切るってのにしちゃーやっぱ痛いな・・。
でもこーいうのやるって言ったら、数人は集まるんじゃね?数人でも集まれば少しは金額の痛みも和らぐべ。それになにより、結果出しておきたいし。
しかも結果を出すんなら、ということで、このタイミングでRE-05Dの新品も投入することを決めた。
1/27の筑波でも新品投入、岡山でもさらに新品投入と、正直もう財布が悲鳴を上げていたがなにより結果を出したいと考え、ここは借金してでも行くべきと判断した。
そして日程は2/15(金)とし、前から30分枠だけ岡山やろうと思ってるんすよ、と相談していた名神タイヤの宗藤兄貴にやります!と伝えたら、「漢(オトコ)じゃの、じゃあそういうのできる仲間何人かに声掛けてみるわ!」と言ってくれて、ホントにS2000の仲間を4人集めてくれた。これで貸し切り料については負担が軽くなった。
俺が声掛けた人にはちょっとフラれたりしたので、俺とS2000 4台のトータル5台で、岡山国際サーキットを貸し切るコトが決定した。
ぜ、贅沢だな。
それからあっちでのサポートについては、彗星さんに相談した。当日のサポートだけでなく、積載車での運搬までお願いすることになった。木曜日の夜に出発し、そのまま金曜朝に岡国に到着し、俺が走った後またとんぼ返りで東京に戻っていくという強行プラン、引き受けてもらったのは本当にありがたい。
なお、積載車の中では俺はほぼ爆睡させてもらった。
毛布と枕を持ち込んでのやる気・寝る気マンマンで。
ちなみに夜に出る前、プラグがカブってエンジンが掛からなくなってしまい、なんだかんだで1時間くらいデチョークしてもだめで、仕方がなく、狭い俺んチの前までローダーを入れてもらって(すげぇ苦労するから、当初の予定はウチの近所まで俺カーを運転して持っていく予定だった)、手押しでローダーに乗せて事なきを得た・・という感じ。コレで時間のロスはかなり発生し、ほぼノンストップで岡山まで行くこととなった。
岡山に到着したらまずやらなきゃならないのは、ココでの記念撮影
パドック到着。エイトリアン スーパーラップ走行会、な、なんかかっこええな(笑
パドックはこんな感じで3ピットを5台で使用するってんで、もうガラガラ(笑
宗籐兄貴の名神タイヤS2000
西田さんのスーチャーS2000。100秒切り(1分39秒台)おめでとうございます!
ぶどう屋さんのS2000。ホントにぶどう屋さんらしいw
戦闘民族さんのS2000。
そして俺カー。
この5台が参加車両だ。
今回の資料は時間もないので、出張途中にgoogleスライド(PowerPointもどき)を使って作ったヤツ。
タイスケを見ればわかるが、30分を2ヒートに無理やり分けている。どちらもスーパーラップ。計測3周で一旦チェッカー。5分のインターバル後、また計測4周程度のスーパーラップでチェッカー。
俺の計画は以下。
1ヒート目で中古削りで計測1周を実施。ここでレコードタイムを更新するのと共に、コース習熟度を現地でアジャストする。
2ヒート目で新品で計測2周を実施。レコードタイムから1秒タイム更新を狙い、41秒台に入れる。
1ヒート目と2ヒート目の間のタイヤ交換、恐らく8〜9分程度と見込む。
そのため、1ヒート目のアウトラップは1分50秒で走行、計測1周目1分42秒で走行、インラップ1分50秒で走行して戻ってきて5分20秒程度。なんだかんだで9:06にピットに戻る。
そこから車両をスロープにのせ、彗星さんがそこから車体をジャッキアップ、タイヤ交換を実施、9分経過後9:15に再度コースイン、と。
こんなコトができるのは彗星さんくらいだけだろう。
ところがここで大きな誤算が。
(1)1ヒート目の4輪上げた状態でのタイヤ交換作業が、想定より速すぎたw
6分程度で作業が終わると見込み、9:52に作業開始、9:58作業完了でピットロードに余裕を持って並ぶ、という予定が、彗星さん作業速すぎwww 4分で終わらせてやんの・・56分に作業終わっちゃったよッw
(2)2ヒート目のジャッキアップ+タイヤ交換作業が、想定より速すぎたw
8〜9分かかる見込みが、6分程度で終わって余っちゃったwww
まぁそのおかげで、ガソリンを2リッターだけ給油するとか、少し余裕を持つことができたから良かったっちゃーよかったんだけど。
まず1ヒート目、中古の削りタイヤとは言え、1/27のエイトリアンカップで2周、2/8の鈴鹿で2周しただけのタイヤなので程度はかなり良い。
まずはこのヒートで出したタイムは1分43秒フラット。公式には1分43秒013。レコードタイムは超えていない。くそッ。
タイヤ交換をちょっぱやで彗星さんが終わらせて2ヒート目コースイン。
タイヤウォーマーで温めてあるのでどこからもグリップする。コレはイケる!と思ってアタック開始。1コーナーであれ?なんかアンダーが出る・・?筑波みたいな新品ドマジックがない・・?路面の問題か?まぁそんなのを気にしても仕方がない。
そのままアンダーを消しながら走る様に努める。
なお、レボルバーは3速に上げる様にしている。MFCTやエイトリアンカップ岡山では2速のままで行くのが失敗だったと反省していたため。コレはやはりアリだ。
が、アンダーはちらほら顔を出す。が、シカトだそんなの。
そしてマイクナイトはサイドポートにしてから初の全開走行でクリア。やっべぇと思ったケド、たぶんイケると思っていったらイケたwww
そしてコントロールラインを通過し、手元のタイムを見ると42秒4と出ている。目標の41秒台には至らなかったが、レコードタイムは更新している。
そしてピットに戻り、正式リザルトを見ると、1分42秒363となっている。
よっしゃ〜!LEGのレコードタイムより0.5秒速い!
なんとか実現できた!ここまでやってレコード奪還できなかったら、マジ泣ける・・。
RX-8 RENESIS(純正NAエンジン)+サイドポート拡大加工済。
タイヤ:BS RE-05D
この結果の達成にあたっては、まず緑の彗星(?)さんの尽力が不可欠だった。そして名神タイヤの宗籐さん。心の支えになってくださっていました。それからTCR JAPANの加藤さん。俺の車載を見ての駄目出しなど、ギリギリまで積載車でアドバイスを読みながらアドバイスを反芻していました。
ちょっとお金的には厳しいやり方だったが、こういうの面白いって思ってくれる人の輪は絶対に今後も広がると確信している。次のタイミングでは、赤字幅が少ないと嬉しいかな(笑
それよりも何よりも、RX-8ラジアルコースレコードを奪還できたこと、非常に嬉しい。
やったぜ〜!!
2019年02月02日
■2019/1/27筑波 ラジアル0秒台車載映像
0秒台の車載映像です。
詳しくはyoutubeの方をご覧ください。
とうとうここまできたぞ〜!!!!
2019年01月31日
■[レポート] RX-8で前人未到、筑波ラジアル0秒台突入だエイト!
すでにtwitterなどでは報告していますが、先日1/27のエイトリアンカップに於いて、RX-8で筑波サーキットコース2000で、前人未到の0秒台を達成することができました。
ラジアルタイヤでの0秒台を達成した後は、Sタイヤに移行すると宣言してきたこともあり、今回の結果を以て今後はSタイヤへスイッチしていくこととなります。
ここまで至ることができたのは、本当にサポートしてくださった人たちのおかげで、感謝の言葉も尽きません。
RE雨宮の雨サン、鍋さんは言うまでもなく、今回は仕事で来られなかったけれど、いつもサポートしてくれていた緑の彗星(?)さん、当日サポートしてくださったRGN青木さん、SHOH1さん、スポンサードしてくださったプロジェクト・ミュー様、プレミアムジャパン様、そしてスーツなどで多大なるご支援をいただいたTCR JAPAN様、それから当日応援してくださった皆さん、本当にありがとうございます。
次はさらなる前人未到の世界、RX-8レネシスNAのままでの59秒台を狙います。正直かなり厳しい壁だとは思いますが、RX-8の新しい歴史をこれまでも刻み続けてきた自分ですので、この先も更にそれらを更新していきたいと思っております。
さらなる応援、よろしくお願いいたします。
●当日に至るまで
正直、自分自身の中ではラジアル0秒台、半ば諦め掛けていた。
それは、昨年、新品のタイヤを使い、確かに少しミスはあったが、渾身のアタックで1分1秒111という結果だった。仮想ベストでは0秒台に入ってはいたが、あくまでたらればの世界だけで、ちょっと0秒台はキツそう・・そんな感覚だった。
しかしその感覚が一気に変わったのがこの日のちょうど一週間前のzummy走行会で、中古削りのRE-05Dでなんと1秒2が出せたこと。しかもカウントされなかったLAP2のセクター1は、LAP1のセクター1よりコンマ3速かった。つまり、中古タイヤであってもきちんとまとめれば0秒台にこの日ですら入れられた可能性があった、ということが判明した。
これには自分自身にも驚きを隠せなかった。
それからもう毎日、ロガーや車載とにらめっこし、何が悪かったか、どうすればよかったのかを自己分析を繰り返す。
その結果、ミスをせずきちんとクルマが行きたい方向に走らせることができれば、0秒台に入れられることは確実、という結論に至った。すなわち、タイムを出すのではなく、タイムが出ない様なコトをするな、という方向に変わった。
そうなると、精神面でのアプローチが全然変わってくる。「やったるぞー!絶対0秒台出してやるぞ!」みたいな猪突猛進系のメンタルから、「ミスをしてはいけない、ここはこういう走りでなければいけない」という様な、減点方式のメンタルに変化していった。
これは非常に良くない傾向。
そして仕事の休憩時間の車載映像とかを見ていると、突然不安や期待で動悸が激しくなるなんてこともあった。
こんな状況だと、また気合の空回りで最悪は事故の可能性もある。
そんな風にならないように、強く自分を戒めていった。
●走行当日
走行当日のテンションはヤバいくらいageageだった。
気温もすごく低く、路面状態もまさに良い状態。
コレはいかん、コレはいかんと自戒しながら努めて抑える様にしていても、自然にテンションはあがってしまう。
当日のサポートはRGNの青木さんに依頼していて、青木さんからも常に「壁花火しようぜ」とか煽ってもらいながら、自分自身のテンションを落としていく様にしていった。
今日は新品のRE-05D。
これまでのタイヤウォームアップとは温度、エアなどを少し変更し、走行は仮にLAP1で0秒台が出たとしても2周は必ず連続して走行しようと決めていた。
そしてコースイン。
新品のタイヤはややアンダー傾向になることがあるが、RE-05Dの場合はその傾向が顔を出すことはあまりなく、むしろ素直に走行できるイメージ。
そして最終コーナーをキレイに走るようにし、TCRの加藤さんがインフルエンザ明けにも関わらず俺の走行動画のダメな点を指摘してくれた部分をきちんと反映する様に走行。特に1コーナーへのアプローチ、1ヘア、最終コーナーのアクセルワークや縁石の使い方などをきちんと踏まえて走行。しかし1ヘアやダンロップで細かいミスをしてしまう。が、そこまで大きなミスではない。そしてLAP1のコントロールラインを通過する。
その瞬間、俺のラップタイマーに0秒9という数字が見えた、達成したか!?
が、0秒9という数字、実際の計測器だと誤差で1秒台である可能性があるのと、LAP2にさらに更新できる可能性もゼロではないためそのままアタック継続。
S字走行の際にチラリと掲示タワーを見ると、0秒9という数字が見えた。よし!まずはLAP1が0秒台なのは確実。
走りの感覚は悪くない、そのまま最終コーナーからコントロールラインを抜け、表示は1秒5、やはり更新できなかった。
この瞬間、一気に嬉しさがこみ上げてくる。
2014年に1秒台を達成したのと同じ、いやそれ以上に嬉しく激しい感情が生まれてきた。
ピットに戻ってきたら、みんなが祝福してくれた。
たくさんの、大勢の人たちから祝福され、自分がやってきたことは間違ってなかったんだなと痛感する。
やっとここまできた。自らを鼓舞する目的もあり、Twitterなどで「伝説を作る」などと語っていたが、やるやる詐欺にならずに済んだのはホッとしている(笑
セクタータイムは以下。
[Sec1]24.925 [Sec2]25.276 [Sec3]10.763 [TopSP]167.053 = 1'00''964
これまでのセクタータイムのベストのベストを組み合わせると以下。
[Sec1]24.925 [Sec2]25.221 [Sec3]10.678 = 1'00''874
正直、ラジアルタイヤで0秒台を59秒台というのは現時点では不可能。
なので、これの更新を目指す意味はあまりない。
0秒8でも0秒1でも同じ0秒台であり、これからコンマ数秒を刻むコストと時間を掛けるのであれば、59秒台を目指す方向にした方が良い。
ということで、RX-8でもラジアルタイヤで0秒台が出せるんだ、ということを歴史に刻むことができたこと、とても嬉しい。
次なるステージは更に高い場所にある。
なんとしても到達してみせる。
応援・サポートしてくださった皆さん、ありがとうございました。
エイトリアンカップサイコー!!
なお、この日の様子は大井さんのYouTubeにも掲載されています。
俺の車載映像編集より先にもう掲載されているので、こちらをどうぞ(笑
2019年01月24日
■新年のターンパイクで記念撮影だエイトッ!
2019年01月23日
■新年1/4〜5 鈴鹿サーキットでのチャレンジクラブGPで2位入賞だエイト!
もうずいぶん前の話になってしまうが、鈴鹿サーキットでライセンスを持っている人が中心のタイムアタックイベント、チャレンジクラブグランプリに参戦し、クラス3R(2000cc相当・ラジアルタイヤ)で準優勝してきた。
優勝はエリーゼのHKRさん。常連の方で、19秒を出していた。19秒か・・勝ち目ねえ(笑
でも届かないワケでもないので、いつかこのクラスでも優勝できる様に精進していきたい。
これらクラス3Rのリザルトは下記URLをご参照ください。
https://www.suzukacircuit.jp/result_s/2019/other/0105_class3r.html
このクラスは、NAだと一番の激戦区かなと思うS2000や86/BRZ、インテ、シビック、もちろんRX-8などが対象。
昨年は正月そうそうターンパイクで軽く事故ってしまったこともあり欠場だったが、2年前にS2000のCha.さんと初めて同じゼスティノで争い、負けたという経験があったので、今年はなんとか勝てるといいなと思い、結果もきちんと出したく、前日4日のライセンス走行枠も走行し、チャレンジクラブGP当日も走行するという、なかなか気合の入ったスケジュールで参戦した。
前日走行で試したかったのは、バンパーを外したら良い効果が出るのか?というのが一番大きかった。
正直バンパー外した姿はカッコいいとはお世辞にも言えない・・。が、パラシュート効果などは全くないので、この状態を確認し、今後のバンパー加工などの参考にしていこうと考えていただけに、このハイスピード+ハイテクニックコースでのテストは非常に重要だった。
結果的に、このバンパーレス、なんら問題ないし、やはりバンパーカットは効果が高そうだという結論に至った。
なので、あとはいかにかっこ悪くなく加工するか・・に掛かってくる(笑
今回の参戦にあたり、俺はホントにアタマの悪いコトをしている。
前日の練習走行では、練習用のRE-05Dを鈴鹿にヤマト便で発送し、当日サーキットで受け取る。
翌日の本番では、削ったRE-05Dを装着し、タイヤウォーマーも併用してアタックする、ということで、RE-05Dを2セット持ち込んでの参戦だったというワケだ。
RE-05Dで鈴鹿まで往復するわけにもいかないので、この手法しかない、というカンジで結構めんどくさい。
なお、帰りはいちひろさんとデンドロさんのご厚意で、練習用タイヤを持ち帰ってくれて、かついちひろさんが俺んちまで届けてくれるというハイパー手厚いサポートまでやってもらえた。あああああありがてえありがてえ。
なお前日練習の走行は、やはりタイミングがうまく噛み合わず、ココぞ!ってところで他車につかまってしまい、24秒9という、ちょっとコレヤバいでしょタイムだった。
ライバルS2000のCha.さんは、この日に新品のA052をおろし、なんと23秒5を出しているという・・
えー・・・俺、とてもじゃないけど23秒5を切れる自信ないんだけど・・・・。
てなカンジで若干凹みながら、走行を終えて宿に行く。
この日泊まったのは、平田町駅前ホント眼の前にあるストーリアホテル。
駅前で飲むってんならココがサイコーじゃね?ってカンジだったが、あまりにも繁華街が近く、寝る時に外からのざわざわ音とか声とか聞こえていたので、そういうのが気になる人には全然向いていない宿かも。俺は全くそういうの気にならず、一瞬で眠りに落ちるタイプなので、安けりゃ全然アリ!
その後、Cha.さんのお誘いでジャンジャン焼きをS2000の皆さんと一緒に食らう。
マジうまい。某有名な鉄板焼きの店は、ちょっと遠いし、マフラー換えてると入れないとか良い話を聞かないので行かないつもりだったが、ココでうまいジャンジャン焼き食えるなら全然アリじゃ〜ん!!
ってコトで、エイトリアンカップ鈴鹿の後は、ココ、定番にしちゃうかも。
この日一緒に走ったマロンハッピーさんと一緒にお酒とジャンジャン焼きを楽しむ。
で、終わった後、明日も早いからってコトでホテルに戻り、さあ寝るかって準備万端。
しかしココで大きな問題が。
寝る前にちょっとテレビをつけたら、金曜ロードショーで「風の谷のナウシカ」がやっていたんだよ。
あ〜、駿ちゃんね〜、結構自分を偽ってる作品ね〜、あ〜ココの作画こうやってたんだよな〜とかかるーく観ているうちに、「ああ・・やっぱりこの作品はレベルが違えわ・・ああいいわ・・久石譲の音楽もええわ・・」とか作品に引きずりこまれてしまう。
結局コレが出るまで眠ることができず、寝たのは23:30頃だった。おいおい、明日超早く起きる予定なんですけど・・。
で、まぁ4時30分に目覚ましを掛けて、置きて準備。
ゲートオープンが6時っていうが、5:30に開くこともあるってことだったのでなるはやで並んでおこうということで。
で、ホテルを出てびっくり。
結構な雨降ってる。
はぁ?今日雨なんて全然考えてなかったし・・マジかよ・・。
でもまぁ、鈴鹿だとAMで雨が上がれば午後の枠でドライで走れるのは明白。それを期待して待つコトに。
毎年このチャレンジクラブGPでは、ライーザさんが幹事になってVIPルームみたいな部屋を確保して、RX-8オーナーみんなで共有ってのをやってるので、俺も今回はそれに便乗させてもらうことに。超ありがたかったです!
チャレンジクラブGPでは、プロドライバーによる同乗走行ってのがあるのだが、2年前に引き続き、今年もじゃんけん大会を制し、見事獲得した!
ターザン山田選手の同乗を、SCのFD2に乗って体験できる!すげぇ!
なお、山田選手マジうまいし参考になりまくり。ココでこういくか?なるほど!みたいのをいっぱい感じて良い体験!
で、1本目はスルーし、2本目の走行時間近くになると、路面は完全ドライになっている。こりゃイケるな!
列に並び、周りの人たちとアタックタイミングを相談し、なんとなくな一体感を感じてからのタイムアタックに挑んだ。
※写真:青パチさん
もちろん俺は計測1周目に全力で挑む。
が、1〜2コーナーで痛恨のシフトミス。まぁこれは最小限のミスで済んだ。あとは結構いい感じで走行し、2分23秒144と、ほぼ自己ベストの23秒123と同一タイム。おや上出来じゃない?かなり?ミスってるし。
2'23.144 [Sec1]39.628 [Sec2]*24.089 [Sec3]*53.086 [Sec4]*26.341 [Top/SP]*199.6km/h
2'24.365 [Sec1]*39.382 [Sec2]24.579 [Sec3]53.786 [Sec1]26.618 [Top/SP]199.2km/h
<仮想ベスト・セクター>
2'22.898 [Sec1]*39.382 [Sec2]*24.089 [Sec3]*53.086 [Sec4]*26.341
お、22秒台は入れられてもおかしくなかったか。精進がたりねーな。
このイベントだと、こういう風にモニターへの表示と場内アナウンスなんかもあったりするので、すげぇ盛り上がるよね。
コレ、結構鈴鹿、金掛けてると思うんだよな〜。とてもありがたい。
ということで、非常に充実していた2日間であった。
こういうイベントもいいよね。また来年も参戦したいところだ。
ご一緒していただいた皆さんお疲れ様でした〜!!
2019年01月22日
■1/19 zummy racingで1秒2、そして0秒台の兆しが見えたエイトッ
1/19に、zummyさんとこのTC2000イベントで、朝一のスーパラップを走行してきた。
27日のエイトリアンカップでのスーパーラップの練習、という意図ではあったが、どうせ走るならちゃんと結果も出しておきたいと思い、中古ではあるがRE-05Dを前日に削って参戦した。
もちろんスーパーラップなのでウォーマーは使用。
一人しかいないので、作業も一人で・・。
実は今回、バンパーカットをしている。
これまでエアロについてはアンパネはGTウィングでとどめていたのだが、やはりこれから先、筑波分切りをターゲットにしていこうということであれば、エアロ関連も手を出さないワケにはいかない、と考えており、まずは手始めのバンパーカットを実施した。
このバンパーカット、かなり良かったのではないかと思っている。
後述するが、高速コーナーが一気に速くなっている。コレは良いかも!?
なお今回の走行、スーパーラップは7台とのことで、3台、3台、そして俺という3クラスに分けられていた。
通常2LAPできるのがルールなのだが、ちょっとした手違いで1LAPで終わってしまった。
中古05Dなので2LAP最後まで保つかわからなかったけど、ちょっと残念。
結果として、中古の05Dなのに1秒2という、ほぼベストに近いタイムが出た。
気温は8〜9℃と、決して良い状況ではなかったのに。
セクタータイムは以下。
[Sec1]25.319 [Sec2]25.221 [Sec3]10.678 [TopSP]167.234 = 1'01''218
セクター3がこれまでより明らかに速い。10秒6なんてすごすぎる。
1LAP目のセクター1はちょっとミスっているところがあったので、少し遅いのは仕方がない。
で、昨年脅威の24秒台を出したセクター1と組み合わせると
仮想ベスト[Sec1]24.961 [Sec2]25.221 [Sec3]10.678 = 1'00''860
おおお・・・0秒8が出ている・・。
※画像下部の矢印に「昨年のセクター1と」とあるが、間違いで「19日のLAP2のセクター1と」になる。
ちなみにチェッカーが出て計測されてなかったLAP2のGPSロガーでのセクタータイムを見ると、コンマ3くらい速い。
え?コンマ3?俺、1秒218だったよ?
え??となると、たらればで19日の時点でもう、0秒9くらい出ていたってコト?
ちょっとちょっとちょっとぉ。マジかよ。
今のところ、全てがうまく回っている気がする。コレはちょっと今週末、本気で期待できる。
伝説を作れる様に、全てをこの日に注ぎたい。
2018年12月31日
■エイトリアン2018年成果と反省
2018年の成果と反省をしたい。
2016〜7年と、少し事故やトラブルが多かったこともあり、この2018年はとにかくクルマを壊さないコトを改めて決意していた。
しかしどうしようもない、エキセントリックシャフトが折れるというトラブルが発生し、エンジンOHが必要となったが、RE雨宮のスタッフの尽力もあり、早期復活ができ、シーズンに間に合わったたことは本当に感謝したいところだ。
●サーキットラップタイムの成果と反省
<目標ラップタイム>
◆筑波サーキットコース2000
ラジアル:1分0秒999⇒未達:1分1秒111(RX-8レコード)
◆筑波サーキットコース1000
ラジアル:38秒5⇒大勝利:38秒286(RX-8レコード)
◆富士スピードウェイRC
ラジアル:1分55秒9⇒未達:1分56秒479(RX-8レコード)
◆鈴鹿サーキット
ラジアル:2分22秒500⇒未達:2分23秒123
◆岡山国際
ラジアル:1分42秒9⇒未達:1分44秒053
少々目標に対しストレッチが大きかったというのもあるが、そろそろRX-8としてのラジアルタイヤとしては限界タイムに近づいているものと思われる。
今年は最後のラジアルタイヤアタックとしたいと考えており、来年からSタイヤにスイッチし、そして筑波サーキット1分切りを目指していく予定。なかなかハードルが高いとは思うが、その世界を目指していきたい。
●エイトリアンカップ/イベントの成果と反省
エイトリアンカップ、2018年は7回も実施した。
筑波×2、鈴鹿×2、SUGO×1、富士×1、岡山×1。全国各地の国際コースでエイトリアンカップが開催できるなんて、本当に幸せなことだ。
また、TC1000の勉強会やジムカーナ場での練習会など、基礎練習をベースに於いたイベント、若手優遇走行会など、裾野を広げる活動も積極的に実施できたことも大きい。特に若手優遇走行会は普段エイトリアンカップだけでなく、サーキット走行をあまりしない層の参加者が多数参加してくれて、今まで普通と思っていた走行会の運営方式を、改めて見直す必要性などを強く感じたイベントだった。
そしてイベントといえば箱根ターンパイクで行う、HAKONE8DAYだろう。みよ大好き。エイト祭が終了したあと、エイトの日にちなんだイベントということでなぜか今更ながら自分が幹事となって始めたこのイベントだが、思っていたよりも楽しみにしてくれる参加者が多く、今年で2回目だったがキャンセル待ちがたくさんでるくらいの、ありがたい状況。
リンクサーキットオフ会も実施した。残念ながらちょっと台数が少なかったが、やっぱりこのイベントは欠かせない。温泉とサーキットとジンギスカンと宴会。大切!
1年間、とにかく楽しいイベントを、参加してくれる皆さんのおかげでできたって感じで、大満足だった。
こんな2018年だった。
2019年も、サーキットでもイベントでもとにかく楽しいと思える活動を続けていきたい。
皆さん、改めてよろしくおねがいします。
2018年12月26日
【レポート】12/25実施 第二弾 RE雨宮 RX-8 STDデモカー
8月の真夏にRE雨宮のSTDデモカーをサーキットテストを行ったが、エンジンをOHし、冬の季節に同じタイヤで同じコースであるTC1000をアタックしたので、そのレポートをしたい。
この日は、雨宮勇美列伝 映像プロジェクトの撮影のため、コース1000を貸し切っての映像撮影を実施していた。
そこにRE雨宮のRX-8デモカーのドライバーとして参加し、その中の空き時間でタイムアタックを実施。
http://rx-8.seesaa.net/article/461039426.html8月のレポートはこちら
ちなみに8月のテストの際は、43秒7が限界だった。
特に冷却系がオイルクーラーが一つしかないことから油温、それに伴い水温も非常に厳しく、今回は冬場なのでそこまでの必要性はなかったかもしれないが、きちんと追加のオイルクーラーも準備してあり対策済み。
今回実施されたエンジンOHに於いては、STDは中古ハウジングなどがRE雨宮になかったので、新品を使っているとのこと。
また、サイドポートも実験的にやや拡大してあるとのこと。
ただ、結論から言うと、OH前と比較すると明らかに高回転でのトルク追従は体感できるが、4PIであるSTDである以上、高回転域のトルクがモリモリというイメージではなく、回ってるだけ+αくらいにすぎない、というの正直な感想だ。これがサイドポート拡大の恩恵なのか、OHのためなのかは比較対照がないのでわからない。
なお当日、サスペンションも組んでトーだけを調整しただけの状態とのことで、テスト的に朝一番にアタックしたところ、アンダーがきつく43秒5。
ぜ、全然タイム伸びてない(笑
アンダー、特に出口で顕著でアクセルが踏めない。とりあえず車を目視し、とりあえず予想での車高・アライメントをこのくらいにして欲しいと依頼し、その場で対応してもらう。測定器などもないので、車高は巻数、キャンバーなどは付けられるだけマックス!(笑 というカンジで。お客様の同乗走行もしなければならないので、時間の無いなか作業してくれたバヤッシーさんに感謝。
そもそもタイヤが古いR1Rの225/40R18のため、フロントタイヤの喰いが甘いのは仕方がないので、多少の出口でのアンダーは走りでカバーしようということで、クイックに向きを変えて出口でドンッ!を心がける。また、9000RPMまで回るエンジンとは言え、上を回してもあまり意味がないことがわかったので、1コーナーはやはり3速から2速に落として走行。夏と違うのは、きちんと2速でパワーがついてくるので2コーナー途中レブるため、3速に上げる必要が出てくるのだが、この横Gめいっぱいのところでのシフトアップはちょっと難しい。こういう時、レブが9000まであるのはありがたく、結構長い時間2速ピーーーーーーで回していたので、エンジンには優しくない走りだったかも・・。
インフィールドは、LSDもないのでクイックに曲げるのは難しいので、ボトムを落とすのと、スレンダー2コーナーは、ブレーキを残してやや弱オーバーに意図的にケツを振って曲げていくイメージ。
こんな走りで出したタイムが42秒5。おお〜。
全然違う〜〜!
とりあえず、もう少しセッティングを厳密に攻めることであとコンマ1〜2秒は上がるか、という感触を得た。
また、タイヤを最近のラジアルタイヤにすれば1秒はUPし、41秒台は余裕で見えた。あとはLSDでコンマ5、デモカーなのでやらないけど軽量化でコンマ3〜5上がるので、やはり40秒台、STDでも全然見えてくる。
ということで、なかなかこのデモカー、速いぞ!って改めて理解できた。
タイムアタックをさせてくださった、RE雨宮の雨サン、皆さん、ありがとうございました。
2018年12月19日
■エイトリアン推奨オフィシャルタイヤウォーマーだエイト!
俺が使ってるタイヤウォーマーは、オートクラフト京都のタイヤウォーマー。
2014年から使っているが、全然トラブルもなくずっと使えていてとても良い。
ただ・・2014年頃は159,840円だったけど、今は192,240円まで値上げになってる。為替などの影響かも。
コレで4本セットの価格なので、それでも高級品よりは安い。
商品リンク:http://www.auto-craft.net/shop/products/detail.php?product_id=306
タイヤウォーマー、タイヤを温めるためという理解をしている人もいると思うが、もちろんそれもあるけど、一番大切なのは、自分が狙った空気圧に走行時点で持っていける、という点なのだ。筑波サーキットの様な短いコースでは特に、冬のキンキン冷えた気温・路面の中、アウトラップでタイヤを温めきるのはほぼ不可能。となると、アウトラップ2周目にベスト空気圧を持っていけない。となると3周目にアタックとかせざるを得ない。
なので、ウォーマーだ。
もちろんウォーマーから外し、ピットロードに少し並んだだけでタイヤは冷えるので空気圧などは落ちる。でも、一度温まったタイヤはまた温まり易いし、むしろブレーキ等を温めてホイール中から温度を上げようとした場合、少し落ちているほうが良い。
で、アウトラップ2周目にベストを持ってこれる、というのが一番の目的。
RE-05Dなんかは作動温度が40度弱くらいなので、ロングコースなんかだと使わなくても良い、という場合もなくはないけど、それでもウォーマーがあったほうがマネジメントしやすい。
そんな理由で自分はタイヤウォーマーを必須として使っている。
オフィシャルウォーマーと高級品との違いは、熱線かそうでないか、等だけど、俺自身は別にコレで不満がない。良いのを知れば別かもしれないけど、上記目的を実現するのにコストは低い方が良いのでおかわりが必要になってもコレを買うかな。
エイトリアンカップ参加者への少しだけお得なプライスもあるので、タイヤウォーマー、必要な方はご連絡ください。
ご紹介致します。