2021年08月12日
■【レポート】 8/11 第5回 若手優遇走行会 & リザルト
当日のリザルトは以下のリンクをご参照ください。
https://app.box.com/s/ukwao5k3l01e4znlsslepsm6y0p5npqf
真夏の8/11(水)に、第5回目を迎えた若手優遇走行会が開催され、1台の事故もなく無事終了した。
もともとこの走行会は、ふとした思いつきで始めたものであり、少しでも若い人たちにとって安い金額で参加できるようになれば、という趣旨でスタートし、「優遇」の名の通り、若手じゃない人たちも参加できるイベントで、普通の人たちは普通の金額、若い人たちだけ安くする、そんなコンセプトだった。
が、回数を重ねるごとに若手の人たちの参加が増えていき、前回の第4回目から、若手=10代20代の参加者のみで参加者が定員になるというイベントになっていった。
そして今回は、どうせならインパクト出してやれ!ってことで、走行会参加費が破格の9,800円という企画にしてみた(女子はもっと安く、なんと8,000円)。
真夏だし、平日だしちょっと集まらないかな・・と思ってたが、なんと定員で埋まるという驚きな状況。
それだけじゃなく、サーキットデビューの参加者が24名申し込みという、驚き150%くらいの事態にもなった。走行会参加者の半数がデビューということで、正直自分自身ビビった。まさかそんなにデビューの人たちが申し込んでくれるなんて。
自分もそうだが、一番最初のイベントってとても思い出に残っている。
その時の思い出が良くないものだと、将来、その人達がサーキット走行にネガティブな感情を抱いてしまう可能性もあるし、仮にこちらの不手際で事故が発生したりなんてあったらもう、せっかくサーキットに来てみよう、と思った若手の人たちにとって最悪の環境を提供してしまうことになる。そんなことには絶対させたくない、そう思い、色々な対策を打ってきた。
1.参加者に準備物や心構えなどのコンテンツを提供する
※もともとRTEサイトに、サーキットビギナー向けコンテンツというカテゴリを用意していたので、そこの抜粋版を紹介したり、YouTubeの大井さんによるTC1000解説動画を案内したり等
2.より早い段階からタイムスケジュールなどを公開し、当日のイメージをしやすくしてもらう
3.サーキットデビューの人たちだけのクラスを作る
※今回は24台と、ちょうど12台x2のクラスが作れる状況であったため、2クラスはサーキットデビューの方のみのクラスとできた
※みんなデビューなら、お互いに思いやりが生まれるはず
4.サーキット当日に、サーキット経験豊富なRTEメンバーをサポーターとしてアサイン
※ピット前エリアはすべてサーキットデビューの人たちとして一箇所に集め、とにかく積極的に小さなことでも良いのでアドバイスをしてもらうようにメンバーに依頼し、参加者には、うるさいと思うかもしれないが、ぜひサポーターの言葉に耳を傾けて欲しいとお願いした
5.ドラミでは、初心者の人に向けての内容により振って語りかけた
特に、譲る時や譲られる時、事故らないようにするためには、事故ったら絶対につまんないから、ということを強く訴えかけた
6.とにかく当日は楽しんでもらいたいというコンセプトで運営した
すべてが完璧ではなかったかもしれないが、少なくとも事故は1件も発生せず、無事皆さんが帰宅できたことは誇るべきだと思っている。ツイッター等を見ていても、参加者の皆さんから「楽しかった」と言ってもらえている様なのでホッとしている。もちろん不満を感じてる人もいると思うし、それらはSNS等では見えてこないことが多いが、よりポジティブな意見が多いというのは本当にありがたい。
またこの日はゲストとして、プロドライバーの谷川達也選手をお招きして、参加者からのQAや同乗走行なども実施してもらった。
サーキットデビューの方の一部も、デビュー時にプロダイバーに同乗してもらうなんてとても贅沢なイベントを体験できて、私自身も羨ましく感じる・・・(笑
その他あやねさん(https://twitter.com/azu38g)による写真で当日の雰囲気をお伝えしたい。
朝の入場の様子。
サーキットデビューの方中心に、先導車の後ろについてコース走行をするカルガモ走行の様子。想定より参加者が多く、結構人気コンテンツです。
みなさん暑いので、タープや日陰などで待機する対策をバッチリやっています
若手の人たち同士でのサーキットならではの交流も見られます
なかなか自分の主催するイベントでは見られない車両が参加してもらえるのも、若手優遇走行会の特徴。新鮮!
ピットではあやねさんによるたこ焼きサービスも。うまがった。
若手優遇走行会では、フラッグスタッフも自分たちで行います。暑い中お疲れ様でした!
最後のじゃんけん大会の景品です。自腹でドンキで購入してきました。
以上となります。
エイトリアンカップでもそうですが、やはり参加していただける方がいてのイベントです。また次回、よろしくお願いいたします。
2021年07月26日
■クリスタルさんで再度エッセのアライメント調整
シルクロードさんの脚を装着後、クリスタルさんで装着・アライメントをやってもらったが、そこからフロントの車高を6回転upしていることなどもあり、キャンバーが起きているのでは?との推測から再調整したかったのと、ステアを切り込ん時の踏ん張りがほしくてキャスターを少し倒したいということでの依頼だ。
なお、フロントの車高は更に3回転upさせた。まだリアが簡単に出る感じなので、もう少ししっとりさせたいため。
トータルとして、9回転upしている。2mmなら18mm上がっているイメージ。この状態だと、ド車高短ではないな、もう。
シルクロードさんのエッセ用車高調、なんとキャスターまでいじれる仕様なのがでかい!コレができるのがこの脚のめっちゃイイところ!あんまりキャスター側いじれるストラット用脚って多くないイメージ。
にしても、こうやって試行錯誤しながら脚を調整していって結果を求めていくの、とても良いね。楽しい。
なお、リアの減衰はさらに1減らして3段の設定にしてみた。これでも激しい段差だと飛び跳ねちゃうんだけど、軽だともうこの辺、どうしようもないとはいえ、なんとかしたいところ・・。
またこの仕様でアタックしてみて脚の動きなどを確認していきたい。
2021年07月24日
■シルクロード社サスペンション サーキットテスト Day2 -47秒台達成-
先週にシルクロード社サスペンションのテストを実施し、いい感じだったがさらにフロントの車高を上げて、かつロアアームバーを外した状態でどうなるかをテストするためにTC1000へ再度訪問。
かつ、首都高横羽線の段差が
朝8:30の枠で走行。気温は先週よりちょい低め、28度程度(スマホ計測は36度だがそこまでないだろう)。死ぬほどの暑さではないこと+路面もまだキレイということで、タイムアップが期待できる。
コースインし、動きを確認。いい感じでリアのスライドも収まる感じになっており、理想的。
タイムは47秒6。
いきなりのタイムアップ。
こりゃええわい!凄くスムーズに走れて、このセットは当たり!
先週より気温が低い状態とは言え、真夏のこの時期に47秒中盤まで出せるのはすごく大きい。
NS-2R、侮れない。
冬場なら単純な気温ブーストだけでも46秒台は見えてきた。
タイヤをイイのにすれば、45秒台も全然ターゲットに入ってきている。
なお、乗りやすさという面、リアの4段設定はかなり良き。やはり街乗りを考えると7段だとキツい。もっと低めでも良いが、それだとリアが動きすぎるのでサーキットユースではどうか?という不安もあるため、最後は微調整というところで攻めていきたい。
なお、11:30の糞暑い枠でも再度走行してみた。
コンマ6以上落ちている。路温も高く、すぐタイヤがタレっタレになってしまい、キツめ。
セクタータイムだけを集めれば47秒5程度までは仮想で出せているのだが、うまくまとめきれられていなかった。
とは言え、48秒前半をキープできているので、かなり良くなってきているのも事実。
なお、本日のベストセクタータイムを組み合わせた仮想ベストタイムは47秒223。コイツはヤバい!!
まだエッセで、全セクターベストを出せるようになっていないのは俺の腕の問題。
ポテンシャルは確実に上がっている。
左タイヤ
右タイヤ
ややこじってる感じになっているので、ここも要修正。
ということで、まずはセットアップの大きな方向性は見えた。
車高は前後フラットかもう少しフロントが高めでも良いかも?
減衰はF5段戻し、リア4段。
最後はプロドライバーとのディスカッションしながら決めていきたい。
2021年07月18日
■シルクロード社サスペンション サーキットテスト Day1
以前使用していたサスペンションだと、リアを動かすのにフロント下がりにしていたこともあり、今回のシルクロード社サスペンションの初期セットアップも同様に、リアに対しフロントが10mm落とした形としてもらうようにクリスタルさんに依頼してその通りになっていた。
が、これだと街乗りレベルでも少し不都合を感じるくらいの車高になっており、やりすぎたかな?と少し感じながらも、まずはこの状態で走行してみることとした。
一番気になったのが、リアをここまで落としたことによるサスペンションの底付きが起きないのか?という点だ。
シルクロード社のRMS-Kは、そもそもリアのサスペンションはショート加工されている様で、初期セットアップの段階で街乗りレベルで底づきを感じることはない。サーキットに持ち込み、横Gなどでロールした際にどうか?を含めたテストが今回の目的の一つ。
コースはいつもの筑波サーキットコース1000。
タイヤは165/55R14のナンカンNS-2R。
先月6月5日に走行した際は、48秒154を出していたが、その日と比較しても気温の差は10度近く。かなり暑い。猛暑。
サスペンションは初期セットのまま。減衰もF5戻し、R7段。
1本目は13:40の枠。20分走行。
かなりオーバーステアな感じ。ヘアピンあたりはクルリと回頭性良く曲がってくれるが、1コーナーの侵入でもオーバーステアが出るためもう加速体制に入るのに遅れるので少しNG。
22周走行し、ベストタイムは10周目の48秒066。安定して48秒台は出せず。
なおサスペンションの底付きは発生していない。バンプタッチは多少しているか?という感触。
が、おかしな挙動はしていないので特にここは問題にならない。
ただ、クルマが横に流れることが多く、成功率が下がってしまうのでもう少しリアを安定させたく、走行後にフロントの車高を3回転upさせる。1回転が何mmか不明なのだが、定規で計測したところ2mm以上あるように見え、ロワシーとが邪魔でちゃんと計測できなかったが、6〜7.5mm程度upしたと推測。
この状態で気持ちフロントがリアより低いかなという感覚。
そして次の15:20の枠で走行。
1コーナーなどの高速コーナーでのオーバーステアは概ね消え、かなり走りやすくなる。
ベストタイムは48秒050。ほとんどupしていないが、全然走りやすさが違う。路温もめちゃ上がってるし、路面もタイヤカスだらけになっているにも関わらずタイムが伸びていることからも、明らかに走りやすくなっている。48秒台も安定して出せるようになっている。全然違うなこりゃ。
ただまだリアの回し込みをした際、横に流れる力が多いイメージで、もう少し早めに抑え込みたいところ。
ここはもう少しフロントの車高で合わせたい。
サーキットのあと、よしずガレージにて車高up作業と、車高downに伴うロアアームバーが段差であたることもあったので撤去作業などを実施。
正直暑くてスポットクーラーを浴びまくっていても何もやる気が出ない(笑
こんな時に良く走っていたなと思うくらいだ・・・。
殺人的な暑さが今年もまた、やってくる・・。
めちゃくちゃ休憩し、水分を補給しながら作業を実施。
しかしやはりFRだろうがFFだろうが、リアの車高を決めてからフロントで調整というのが一番カンタンでわかりやすく、手軽に調整できるので非常にオススメ。
走行後の右タイヤ
走行後の左タイヤ
なお、ちょっとピンぼけだが走行後のフロントタイヤ。
これまでリアに履いていたタイヤをフロントに持ってきたのだが、ガンガン走ってもこんな風にキレイに走行できているので、この脚の良さが良くわかると思う。
今後、は減衰など細かくセットしていき、よりパフォーマンスを発揮できる方向を目指していきたい。
次回テストは来週7/23を予定。
なお参考までに、この日のリザルト。
走行しすぎwww
2021年07月14日
■シルクロード社サスペンションをエッセに装着してみたゾ!
昨年購入した軽のエッセ。
壊れないしラクチンだし全開で走れてとても楽しいクルマだってすげえ感じて、もっと軽のモータースポーツを楽しめる機会とか増やせないかな?と思うようになってきた。
まずはどこまで楽しめるクルマで、どこで制限などが出てくるか?などを見出すために、少しずついろいろやってきた。
もともとD-SPORT社のパーツがふんだんに投入されていたこの車なので、サスペンションももちろんD-SPORT製。大きな不満はないが、リアの車高調整機能がないのと、もう少しふんばりが効いてほしいと思い、車高調リニューアルを検討してきた。
そこで奈良県にあるシルクロードさんの軽車両用サスペンション、RMS-Kの商品テストをさせていただけることになり、サーキットを中心としたレビューをしていく予定だ。なおシルクロードさんは、カーパーツの製造も販売もやっているアフターパーツメーカーで、よりモータースポーツを発展させたいと考えている企業だというのも非常に自分としては近しい考えでうれしい。
今回取付・アライメントを実施したのは、千葉県穴川にあるカーショップクリスタルさん。
シルクロードさんのサスペンションの実績もあるのと、軽のFFのアライメントなんて俺に全く知識がないので、いろいろと相談しながらできるところということで、プレミアムジャパンの宮本さんから紹介してもらったお店だ。
以前にこの店に行ったことがあるが、商品在庫が半端じゃなく良いのでびっくりしたのだが、作業も丁寧で知識もある人が多いのが非常に良い。一般車両からグリップ、ドリフト車両まで何でもできるお店だと聞いて、懐広いな…って思う感じ。工賃も全然高くない。
仕上がった車はこんな感じ。
えっ!?ド、ド、ドシャコタン・・!?
これじゃサスペンションも底付きとかしてんじゃない?と思って聞いたところ、全然まだまだ余裕らしい。
フルストロークしてバンプしたらバンプラバーにつくかもなので、そこは状況次第で考えよう、ということになった。
なお、ちょっと前のエッセの車高はこんな感じ。
全然違うwww
なお、フロントのキャンバーは4度。なかなかいいね。
この状態で、街乗り+高速などを走行して帰宅しながらテスト走行を実施してみた。
フロントは40段で、最大締めた状態から5段戻し。
リアは14段で、半分の7段。
1.バネレートがF8 kR6.5kと明らかにレートアップしたが、不快な突き上げなどなくとても快適
2.路面のアンジュレーションを吸収する力は明らかにワンランク上。
段差の乗り越えも非常にしなやかで、KYBサス、侮れない。
軽で車高短にしてもこんなカンジで抑えていけるんだ、とびっくり。
正直、ピコピコするってのも多少覚悟していただけに、まったく違っている。
ただし軽ということもあり、車がジャンプするくらいの段差があると、それはさすがに跳ねる事になってしまう。
これは脚がどこだろうと無理だろう
3.高速コーナーは理想通り。車高も落ちてバネレートも上がっているのでロールが少なくなってるのも大きいし、キャンバーがついているのもあるのだろう。非常に安定してコーナリングできる。これはでかい!!!
非常に良いね。あと不安なのが、フルストロークした状態でのステアリング操作でフェンダー巻き込みやインナーフェンダーへの干渉等。
この辺はサーキットを走ってテストする。
最終的にはプロドライバーにこの車両を評価してもらう予定で、それまで3〜4回程度走行とセッティング変更により、仕上げていく予定。
ツイッターのハッシュタグ「#シルクロードサスペンションテスト企画」でも本件について、blog記事にする前の感想等、つぶやいています。
ぜひお楽しみに!
2021年04月14日
■エイトリアンカップinSUGOで大勝利だエイト!
なんかこういうコト書くのもひっさびさな気がするな。
ここ数年、SUGOに行くとなんらかのトラブルがあり、結果が奮わず、ということがずっと続いていた。
なので今回のエイトリアンカップでは、万全の準備をしていこうと決意して、以下の対策を採った。
1.自分のUDEの問題をできるだけ削減する
⇒レースシミュレーターの130Rに2回通い、自分自信の走りをブラッシュアップ
⇒過去のロガー、車載を見返し、その時に感じた課題・問題をピックアップし意識
2.マシントラブルの予兆チェック
マフラーの穴あきも過去に経験があるため、RE雨宮の富里でリフトアップし、下回りなどをチェックしてもらった他、以前に自分で交換したトレーディングロッド部のチェック等々。
そして自宅でエンジンオイル交換も実施し、万全の状態で参加した。
■前日練習
エイトリアンカップのSUGO開催は、パーティレース、MFCTなどのイベントを主催しているビースポーツさんが主催するイベントに組み込んでもらっての開催となるが、今回はSUGO主催のイベントの中での開催となった(実質的にはあまり変わりはないが)。
今回はマツダファン東北ミーティングとしての開催とならなかったこともあり、走行枠にある程度余裕があったということで、エイトリアンカップ前日の土曜日、イベント1日目にエイトリアンカップ参加者専用の練習走行枠を確保してもらっていた。嬉しい話だ。もちろん別途費用は発生する。
走行枠がイベントの一番最後の夕方に設定されていたが、ここでタイムを必死になって出すわけでもないのでむしろゆっくり家を出られるのでありがたい。
今回も朝9時くらいに家を出て、14時くらいに到着してゆっくり準備をすることができた。
走行は中古のボロいA050 GS(265)。空気圧やガソリン残量などのデータ取りなども行い、シミュレーターとの差異をアジャストしながら走行を実施する。
この日はREVSPEED走行会もジョイントされており、走行台数もすごく多かったコトもあり、貸し出しできる計測器があまりなかったとのことで、練習走行をしていた他の参加者はトランスポンダーによる計測は実施できていなかった模様。
俺はマイポンダーを持っており、SUGOでも計測できる。コレはホントに超超メリット!
とりあえず思い出しながら走行を実施するが、25分の走行枠を十分に使い切り、タイムは過去のラジアルタイヤ(71R)での自己ベスト1分34秒518をわずかに上回る、1分34秒49xという形までは出すことができた。ちょっと複雑だけどやったね!まずは自己ベストの更新から。
■エイトリアンカップ当日
この日はタイヤウォーマーを使って、計測2周目でまずは33秒台を出すコトを目標とし、アタックを実施。
気をつけるポイントは、3コーナー、S字、SP1、2あたりを特に。
1周目はS字でミスる。34秒2、2周目はそこを修正し33秒772。よっしゃ!まずは目標達成!
コレ以上走行してもタイムは刻めないので終了。
電光掲示板には33秒の文字が!!
LEGがラジアルで33秒3、リアルテックがラジアルで32秒6を出している以上、Sタイヤを使ってそれより遅いというのはやっぱりだいぶ下手くそ。
このあたりをもっと修正していきたいところ。
ただ、やっとSUGOでかなり前の自己ベストを更新できたということがとてもうれしく、やはり歌が降りてきてしまった。
ああ、嬉しい。
このあとももう1本走行し、33秒9を出し、33秒台が当たり前になってきたのでもうあとは32秒台、31秒台を狙っていくだけになった。
ただ、やはり29秒台は今の所とても出る気がしない。かなり厳しそうだ・・。
ということで、エイトリアンカップにご参加頂いた皆さんありがとうございます。
急遽、予防保守の作業を実施してくださったRE雨宮の皆さんもありがとうございました。
あ、あとキチguy、タイヤ交換の時、トルクレンチとかエア計測とか色々手伝ってくれてありがと〜助かった〜。
そして久々の、エイトリアンカップ最高!!!!
2021年03月21日
■まさかのリチウムバッテリー死亡!?
なんか今年の1月くらいから(もしかしたらもうちょっと前から?)、サーキットでAliantバッテリーに交換して始動すると、ブルルーンと掛かってそのままエンジンストール、ということが結構あった。
エイトリアンカップ鈴鹿の帰りなんかはマジひどい状況だった。
(1)彗星さんにエアフロを取り外してもらってチェック⇒問題なし
(2)もとに戻したらストールが起きなくなったので、再度コースイン⇒また吹けがおかしな感じで微妙なのでアタック断念
(3)帰宅するためにバッテリーをカオスに戻して街乗り⇒また起きる
(4)高速走行中、エンジンチェックランプも点灯⇒P0172(燃料がリッチすぎ)のコード
エンジン切って再始動するとチェックランプが消えることがある。どうしようもうないので回転数を抑えながら走行
(5)何回か同様の症状。しかしなんとか自宅にたどり着く。翌日RE雨宮に入庫を予約。
(6)翌日RE雨宮に向かう途中ガソリンスタンドで、また同じ様な症状、それももっとひどい感じで、信号待ちで必ずストールする状況。このまま自走でRE雨宮にたどり着ける気がしないため、レッカーを呼び陸送してもらう
(7)自分もRE雨宮に行ってみるが、そんな症状は起きていないという。え?
自走して助手席に工場長吉田さんを乗せ、近所を走行してみるが確かにもう発生しない
(8)わけわかんないけど、なにか異常はあるはずなので、ベンチを掛けながらテストしてもらうことで入庫
堀さんに、忙しい中色々テストしてもらった。
結果、エアフロの異常だろうということになった。燃調がめちゃくちゃになっていて、エアフロを別のRX-8から持ってきたものに替えると学習してから治り、元のエアフロに戻すとストール減少発生するということから、エアフロで間違いなしということで決定。
もう起きないってことがわかったのでわーい!って思って、アタック筑波やその他ちょこちょこ走っていたのだが、また前回のTC1000でストール現象が起きてしまった。走行していても謎の失火っぽい減少があり、走行してピットロードに帰ってくる途中、クラッチを切って惰性で進もうとすると、その時点でもうエンジンが停止。はあああ?って感じでマジいやになってしまった・・・。
また雨宮に入庫してテストしてもらうしかないのかよ・・と思って、カオスに戻し、はあ・・自走にするかレッカーにするか・・と思ってエンジンを掛けてみると、普通にアイドリングする。あれ?あれれ???
ここでふとアタマをよぎる
まさかッ!?ば、バッテリーか!?!?!?!?
俺がAliantバッテリーを購入したのは2013年7月。なんと約8年前。全然死なないすげぇ良いバッテリーだよなって思ってたケド、まさか・・・?でもクランキングはすげぇ元気にするし・・・。
で、もうタイヤ交換はしちゃってたが、片付けは全部終わらせていないので、よし!ってコトでもう1本TC1000の枠をこのカオスバッテリーのまま走行してみた。
そしたら・・・ナニも起きない・・・。ストールも失火もない・・・。オイ・・まさかの・・コレなの・・か?
症状の原因は何かはわからないが、発生事象の理由にバッテリーがあるのは確信できた。
じゃあってことで、ここまでの前置きが長いが、リチウムバッテリーを交換することにした。
なお、テスターで計測しても、ちゃんと13.4〜8vくらい出てるので、電圧自体は全然問題ないんだよナ。一体なんなんだろう??まぁバッテリーがおかしくなってることは間違いないんだけど・・・。
俺の使ってるAliantバッテリーのX4というシリーズはもう販売されていない。俺はめちゃお気に入りだったのにショック・・。
ということで、同じくらいのサイズ・重さのショーライバッテリーを選択。将来に向けて・・
#今エイトリアンがなんか言った
ホントは36とか選んだ方がいいんだろうけど、Aliantと同じくらいの重さにしたかった。
性能面でみると、CCA(コールド時のクラインキング能力)とか、ちょっとだけグレードダウンになるが、まぁやってみなきゃわかんねえべ?ってコトでコレにした。
こういうのをネットに書くと、コッソリと「そのサイズで大丈夫なんですか?」とか聞いてくる輩がいるが、答えは「知らねえ」だ。ショーライバッテリーはもともとバイク用なんだから、クルマで使っていいか?って聞かれたらダメだよってのが公式見解だし、俺もコレが初めてのショーライバッテリーなんだからナニも知らない。自分の信頼するショップかチューナーに確認してください。
<サイズ比較1>
<サイズ比較2>
で、TC2000をテスト走行をしてきた。
最初に心配となったクランキングは、全く問題なし。むしろ元気ビンビン。
気温15〜6度で、午後の後半の枠で、コンディションはとても良いとは言えなかったが、普通にクリアも取りながら走行し、ヘアピンなどのアクセル開度の少ない場所などでの失火現象などは消えた。やった!!!!やっぱりバッテリーだったのか!コレでもう確定だ。
ボロいGS265で2秒フラット。まぁタイムはさておき、テストも色々できたので大満足!
にしてもまさかリチウムバッテリーがこんな風に突然死(?)するとは、それもわかりづらい死亡でホントにこまる・・・・。
この記事は、同じような状況になる人がRX-8でいたら、ぜひバッテリーを疑え!ってアドバイスするために記載しました。参考になれば幸いです。